松の内も開けて、いよいよ社会が本格的に動き始めたので、紅有害獣狩猟家も活動を始めました。
年末・年始はゴミ焼却場が休みで獲れたイノシシの処理が出来ないので、箱罠檻の蓋を閉めておきました。
※そうなんです、ほとんどのイノシシが燃やされています。そこで、茂原市に出来たアルソックさんがイノシシの解体処理をしてお肉が無駄にならないよう、システムが出来上がり稼働を始めたのですが・・・まだ、ちょっと時間がかかるようです。
でも、そんなことばかりは言ってられません!!
イノシシの再生産指数は人間とは比べ物になりません。
人間のおっぱい2つに対して、10個も持っているのです。
しかも、子ども無くした場合は春と秋の年に2回の出産を行います。
増えるわけです、ちなみにコロナの再生産指数は変異種で1.4とかあるいは1.6だともいわれています。
これは大したことが無いように見えますが、1.6の5乗は10を超えるのです。(1ヵ月で10倍?)
コロナとイノシシ・・・二択だったらどっちが良いですか?
まあ、とちらもいらないので、イノシシの方は退治に努めることにします。
そんなわけで、いま管理している4つの箱罠の蓋開けをして、年明け初整備に回ってみました。
※写真の箱罠は4年ほど前にかけると、1週間でかかった場所なのですが、改めて、新しい檻を置くと今回は空振りばかりです。そこで、場所の移動を試みました。
写真の箱罠は軽い方ですが、150KG以上ははありますかね?
これを移動するのは至難の業なのですが・・・良い方法を考えました。
箱罠移動の軽トラに積み込む時に孟宗竹を使ったのですが、車庫にまだ何本か残っています。
これを軽トラに3本積み込むと現地に向かいしました。
現地の箱罠は、少し道路に近いので、2Mぐらいの方向転換移動を考えていました。
しかし、孟宗竹を箱罠の下に敷いて移動を開始すると・・・
「オッーー 動く!!しかも軽い♪」
そこで、調子に乗った紅君はイノシシがえさ場にしている山影の方に10Mくらい持って行くことにしました。
異動を開始してから10分以内で移動が完了しました。
『これは行ける!』・・・正直に思いました。
孟宗竹をコロ代わりにして運ぶのです。
写真の移動地点は山に向かった勾配があるのですが、物ともせずに竹の移動時間だけがかかるような作業になりました。
『コロ、おそるべし!』
きっと、エジプトのピラミッドもこれを使ったのかと思いました。
ネットで解説があったものは、ピラミッドの取り付け道路を作って、引っ張って運んだというものを見たことがありますが、石に縄を巻き付け、コロに乗せ、「それっ!!」で声を合わせれば動いたはずです。
コロのありがたさ?に感謝した今日の紅君でした。