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 議会報告 その1

2024年12月10日 | Weblog

  一昨日行われた議会報告会は年間の報告なので、直近の12月議会報告については簡易にお伝えしていきたいと思います。

 今回の第三回定例会(12月)は12/3~12/6の日程で行われました。

 専決処分2件・補正予算2件・その他を含む6議案が提出され、陳情1件、議会派遣(広報委員会視察)の報告が行われました。

 また期間中は、総務経済委員会・教育民生常任委員会の所管事務調査、全員協議会2回、議会特別委員会、本議会が開かれました。

 特筆事項では、議会運営委員会で提案された全員協議会では「議会制民主主義と議会運営」が議題で、具体的な項目として熱く議論が交わされ話し合われたことです。

1)公民館・複合施設の建設の経過について

2)全員協議会の意思表明の在り方について

3)今後の議会制民主議会における運営の在り方について

4)その他

 1、経過報告では、今回の反対署名の活動で起きた波紋について、それぞれの議員の思いが語られました。

 その議論で耳に残った言葉として

「街づくりは今のためではない、未来のために行う」と発言した議員がいましたが、なかなか名言だと思いました。

2、全員協議会の意思表明の在り方も議論されました。

 自論では、今回の案件(場所について)は議案ではないので、町の執行部から「場所について」の意見を求められたことに対して、全員協議会という協議の場で協議された内容を町側に伝える方法として、議会全員協議会運営規定にある。「第6条 協議会において意思決定を行う場合は、議長が定める方法で行う。」に則り、協議会で諮った多くの意見が出されたものを文書化して、さらに審議して修正されて物を表決して(賛成多数)を町側に条件付きの賛成文書にして町側に伝えた、正しい運営だと思っています。 

 全員協議会で「表決」したことを「議決した」「強硬採決した」と「効力はない」言う方もいますが、もともと意思決定の「表決」なので法的な効力はありません。

 しかし、町側もいきなりでなく、調整という場の全員協議会で説明をして、議会側でも再度協議の場を設けて、意思決定の表決をしました。

 これを受けて、町側がこの事案を含んだ「議案」をだして、議案について本会議で議決をしたという流れです。

 3、今後の議会制民主議会における運営の在り方について

 また、議員必携(教本)に書いてある「議員は議決に拘束される」ということが解説されていましたが、なるほど民主主義の根幹部分ですね。

 少数意見の尊重は当然ことですが、最後はみんな(議会)で決めたことは守っていくべです。でないと、物事は進みません。

 長くなりましたので、報告「その1」とします。 

 

※オマケの猫画像

猫は箱が大好きです(^^♪

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