犬に当たる

　今日は風はあるものの、天気は良く気温は上がりました。

　こんな日は活動報告の配布に最適です。そこで、午前中と午後後半に１２０軒ほど配布しました。お年寄りが２・３人、外で気持ちよさそうに日向ぼっこしていました。良い感じです(^^♪

　そんな活動報告配りの最後の数件は、自分を励まして頑張っていると・・・

　従兄と同級生のおばちゃんの家に来ました。

　玄関廻りにポストが無いので、「活動報告をポスティングしますよ」と玄関の格子に挟もうとすると、玄関をガリガリかじる音が聞こえます。

『ん、玄関に犬がいるなぁ』・・・ワンワン

別に犬はあまり怖くない？紅君はそのまま立ち去ろうとしたのですが・・・

　何やら、おばちゃんの声が聞こえます。

『外の俺に気が付いたのかなぁ？』

仕方がない、久しぶりだから、戸を少し開けて顔見世するか？

「こんにちは紅ですよ～」

「バウッーウッ――」

「あれ、紅さん？犬がいう事をきかないのです、ここ（犬小屋？）に入れて貰えないですか！！」

『何やら、よくわからないのですが・・・』

「ここ？」

「そう、私のいう事をきかないのですよ」「助けて！お願いです！」

　おばちゃんの必死のお願いなので、玄関の戸を開けて犬相を見ると悪い犬には見えない２0ｋｇくらいの柴犬ですかね？

『よし、やるか！』

　おばちゃんから犬の紐を預かると首輪あたりの紐で誘導して、尻を押すように小屋の中に入れました。（任務完了・・・と思いきや）

『紅さん、紐も外して貰えませんか？』

『えっ、紐を外す！！』

もう一度、犬相を見ます・・・

相手がその気なら、他人の手なんかがぶりですよね？

『もう、やるか！！』（ＴＴ）

　ビビりながらやったので１０秒くらいかかりましたが、犬はおとなしくしていました。

『お前は良い犬だ～（＾－＾）』

「紅さん、ありがとう、本当に助かりました」

おばちゃんに手を合わせて貰いました。

　いや、活動報告配りも人のお役に立つのですね(^^♪