精神病でも生きている

北海道で就労支援組織に支えられながら、鬱病の治療と経済的自立を目指す生活者のblog。
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2016年9月・お彼岸の旅18

2016-11-18 12:40:36 | 北海道の風景
11/18(金)のち夕方から

いつものことですが、金曜日ともなると疲れが溜まってくるのか、皆、言動がおかしくなってきます。
「分かりません」を「分かりますん」とか。
些細なことで爆笑が起こったり。
これを「金曜日クオリティ」とSは呼んでいるのですが、今週は明日土曜日も開所日なんですよねー。

K君「(明日は)どんなことが起きるんでしょうね。」
S「怖いねー。なにしろ皆、イロイロ壊れちゃうからねー。」
S野さん「それは楽しみですねー。」

た、楽しみって。
この子の「闇」は、けっこう深いかも…。

( ̄∇ ̄)

ecoネット浦河は、週末に近づくほど楽しい(?)職場です。


それでは旅日記の続きをどうぞ。


9/25(日)時々のち

予報通り曇りの朝。
一応、釧路・根室方面は晴れ、十勝方面は曇りの予報で、雨は降らないはず。
とりあえず晴れてるはずの根室方面、北海道最東端の納沙布(のさっぷ)岬にでも行ってみようか。

テントを乾かして撤収し、管理棟前のゴミ箱にゴミを分別して入れる。
よし、出発。
まずは国道244号に出たところで2回目の朝食で腹ごしらえ。
するとカワサキ乗りがやってきて、しばし談笑。
どうやらSと同一のルートを行くらしい。
Sの方が先に食べ終わったので
「やー、バイクのスペックが違うから、途中で抜かれちゃうんでしょうねー。」
と笑って先発。

国道244号を南下し、奥行の三叉路を直進して、そのまま国道243号に入る。
厚床(あっとこ)のT字路で左折して国道44号へ入り、根室を目指して東へ。
道の駅「スワン44ねむろ」を過ぎたあたりから路面に「シカ注意」の文字が。
ほら、よく「とまれ」とか「カーブ注意」とか書いてあるじゃないですか。
アレっぽい感じで
「シカ
 注意」
と2段に分けて書いてあるんですよ。
あー、この辺り、鹿の飛び出しが多いんだなーと思って走ってると、また「シカ注意」の文字。
ずいぶん鹿の飛び出しが多いんだなー。
少し行くと、また「シカ注意」の文字。
少し行くと「シカ注意」。
行けども行けども「シカ注意」。
どんだけ鹿多いんだ、ここ。
まあ、ガードレールも街灯も無い原野の中の道だから、夜中走ってる時に鹿が飛び出して来たら、目も当てられないだろうなあ。
クルマなら廃車で済む(?)だろうけど、バイクだったらまず死ぬよね。
夜中は走りたくない道だなあ。

「シカ注意」ゾーンを抜けると根室市。
コンビニで休憩がてらルート確認。
裁判所あたりの交差点で左折して道道35号入り、そのまま行けば根室半島をぐるっと回って来られるわけか、なるほど。
にしてもカワサキ乗りが追い付いてこないな。
どっかで寄り道でもしてるんだろうなあ。

休憩を終えて再出発。
確認した通り、裁判所前の十字路で左折して道道35号へ。
ずいぶん狭い道だな。
完全に生活道路じゃん。
ルート確認してなかったら、不安になって引き返しちゃうぞ、これ。
市街地を抜けると海岸線。
海がきれいだ。
ツイているのか、天気も晴れてきた。
右手に草原、左手に海、空には青空。
うん、やっぱり海岸線ルートは、こうじゃなくっちゃ。

トコトコ走り続けて納沙布岬に到着。(写真)
高さ96mのオーロラタワーがお出迎え。
岬からは北方領土の歯舞(はぼまい)群島が見える。
本州以南の方にはピンと来ないでしょうけど、すぐ目の前にロシアが不法占拠(と、あえて書きますが)している島が見えるというのは、北海道民にとっては(特に、毎日それ見続けているこの地域の人々には)何とも言えない重苦しさを感じさせるものです。

とりあえずトイレに行って土産物屋でヘンなモノを明後日再出発、というところでさっきのカワサキ乗りが到着。
ずいぶんと寄り道をしてきたんだなあ。
「やっぱり追い付かれちゃいましたね。」
と笑って挨拶を交わし、再出発。

(続く)
コメント
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