おらっちの炙り焼き ~膳~

世の中を 斬ろうと思って 返り討ち・・・そんな人生 笑ってちょうだい!

好きなもの その①

2004-12-19 22:52:40 | as I am
 過去に2回ほど、「ダメなもの」についての記事を書いた。
 今、それを読み返して見て、ふと思ったことがある。
 それは、

 「嫌いなものは結構あるけど、特に好きなものって少ないなあ・・・」

 今日は、それを書いてみようかと思う(ランキング形式で)。


 【食べ物部門】

 第3位 ユッケ、レバ刺など、焼き肉屋にある生もの

 これ、マジで好きなんですよ。もちろん焼いて食べるものも好きなんだけど、「生肉」系が好き。家の近くにいい焼き肉屋さんがあって、そこは、肉の刺身系が豊富にある。おらっちにとってはまさに、

 パ~ラダ~イス!

 ハツ刺、センマイ刺なども大好きです。


 第2位 とんこつラーメン

 ここ1年ほどはまってます。とんこつに限らず、ラーメンは大好き。でも、よく行くのはやっぱりとんこつラーメンのお店かな。
 こってりしている方が好きですね。
 歌舞伎町の「屯ちん」、新青梅街道沿いの「幸来」、この2店は超お薦めです!!
 番外編として、歌舞伎町の「神座(かむくら)」も好きです(とんこつではない)。


 第1位 お寿司

 うん。間違いない。僕の好物第1位はお寿司。
 ただ、こればかりは、フトコロ具合と相談しないと食べられないものなので、好物だからといって、毎日食えるシロモノではない。
 「かんぱち」「甘えび」「トロ」「エンガワ」「ウニ」などが大好き。しかし、どれもこれも高い!!
 店内を皿が回転しているような店にしか行けない。大将を目の前にして、たらふく食べてみたいものだ。


 【ミュージシャン部門(邦楽)】

 第3位 槇原敬之

 8月に発売された「EXPLORER」が最近のヘヴィローです(今頃?)。特に、一番最後に入っている曲「僕が一番欲しかったもの(ドラマの主題歌にもなってた)」は、酒飲みながら聴くと必ず泣いてます。ま、この人は、過去にいろいろあったけど、やっぱり、「作品の完成度」「言葉の柔らかさ」はピカイチですね。


 第2位 サザンオールスターズ

 この人達は年齢を感じさせないですね。曲も若いし詞も若い。かといって、若すぎるわけではなく、僕らの世代やそれ以上の世代にもちゃんと訴えている。カッコいい。
 

 第1位 シングライクトーキング

 もう、ファンになってかれこれ10年以上が経つ。佐藤竹善が書く曲、藤田千章の書く詞、そして、西村智彦の超テクギター。聞くところによると、佐藤と西村は幼稚園からの付き合いで、更に藤田とは高校時代からの付き合いということらしい。幼馴染みだが、決して「馴れ合い」にはならない、音楽に対する厳しい姿勢だとか、1枚アルバムを出すごとに、確実に「進化」していく姿とか(僕の個人的な意見だが、「停滞」だとか「後退」というのは今までに一度も無い)、曲の世界、詞の世界、アレンジにおける各パートごとのアンサンブルだとか、おらっちも参考にさせてもらっているところがたくさんある。


 【好きなアイドル・女優】

 第1位 竹内結子

 ナンバー1でオンリー1!!以上!!

 I love you, honey!


 さて、明日は「好きなもの その②」を書くのか?それとも、別のネタを仕込んであるのか?乞うご期待!!

新宿にてふと考えたこと。

2004-12-19 01:45:40 | as I am
 12月24日、クリスマスイブ。僕はボランティアイベントで歌を歌う。
 今日、その打ち合わせ(兼練習)が、京王線百草園にあるソードミュージックの事務所にて行われた。
 僕が歌う曲も、その場で決まった。

 「クリスマス・イブ/山下達郎」ギターの弾き語りで・・・

 ベタです・・・。

 コテコテです・・・。

 雨は夜更け過ぎに、雪へと変わるらしい・・・。

 Silent night, Holy night・・・。

 ギターも歌も、要練習!!
 1年に必ず1回は聴く曲なのに、いざ自分が歌うとなると、歌えないものですねぇ。歌詞もあやふや。まして、ギターを弾きながらだから、譜面を見ながら歌うにしても、歌詞にまで目をやっているヒマは無い。すなわち、

 歌詞は覚えろ!

 そうです、あと1週間も無いのに暗記です。

 明日から、

 「達郎漬け」

 頑張ります!!


 さて、打ち合わせが終わり、百草園で食事をすることとなった。
 面子は、おらっち、lyccoちゃん、泉君、沢田君の4人(各個人のプロフィール、曲などは、ソードミュージックのHP〈このブログの『ブックマーク』欄から飛べます〉をご覧あれ)。
 しかし困ったことに・・・

 百草園には食事をする場所が無い!

 事務所から駅までの道のりにあるのは、「焼き肉屋」「蕎麦屋」「パン屋(イートイン)」くらいなもの。
 「焼き肉」の香りには惹かれたが、そんな気分じゃない。「蕎麦屋」「パン屋」はもう閉店してるっぽいし、これまた、そんな気分じゃない。どちらかというと、居酒屋系がいいな、無ければファミレスがいい。
 線路を渡り駅の反対側へ。

 あった。

 ファミレスっぽいお店発見!!とりあえず何も考えずに入ってみた。土曜の夜なのに、空いている。

 水とメニューが運ばれた。メニューを見て、一同愕然・・・。

 「た、高い・・・」

 ここ、ファミレスぢゃない!!

 メニューの表紙を見ると、そこには、

 「ステーキハウス○○(店名は伏せておきます)」
 の文字が!!どうりで、土曜の夜なのに空いているわけだ。

 「BIGサイズのサーロインステーキ450g ¥4800」

 それを食うくらいなら、「焼き肉屋」に入ってます!!
 メニューを見た4人はそれぞれハニワ顔のまんま、安い方へ安い方へページをめくる。

 何とかそれなりのお値段の品物を見つけてそれぞれオーダー。アルコールもチョビッと。

  
 2時間ほど居ただろうか。値段は少々張ったが、楽しい話をいっぱいしてきましたよ。ブログ上で公表できないネタもありましたが・・・。

 
 沢田君と電車に乗り新宿方面へ。
 沢田君は明大前で下車。おらっち、一人きりになりました。ギターを抱えて・・・。

 新宿は、百草園とはうって変わり、人の波。

 そう、

 世の中、忘年会シーズン真っ盛り!!!!!!

 酔っ払いの坩堝と化していました。
 昔から、
 「こんなおやぢにはなりたくない・・・」
 と頑なに頑張ってきたおらっちも気付けば31歳。ミュージシャンをやっている日以外はフツーの会社員。しかも、明後日月曜の夜は、「忘年会(らしきもの)」。

 どんどん、コイツ等に近づいている感のある今日この頃・・・。

 「部長、『浪花恋しぐれ』最高でしたよ!!」

 カラオケ帰りなのだろう、部長に媚を売る40代。きっと、歌を誉めたところで、こいつの企画書は永遠に誉めてはもらえないんだろう。

 「キミ、歌舞伎町はどっちだ?」
 「こっちですよ、部長」
 今日はやけに「部長」が多い・・・。
 「キミも遊んでいくかね?」
 「・・・もちろんですとも、部長」
 「好きだねぇ、キミも。まるで、この言葉を待ってたみたいじゃないか。母ちゃんに怒られないか?」
 「大丈夫ですよ、こう見えても亭主関白なんですから」

 絶対に尻に敷かれているであろう30代後半男とその上司(50代くらい)。歌舞伎町で、みぐるみ剥がされてくるがいい!!エロおやぢどもが!!


 「あなたの幸せを願って、お祈りしてもいいですか?」

 こんな時間までやってるんだ、この人達・・・。

 「やかましいわ!ボケーッ!!」

 丁重にお断りする。


 「折鶴を折ってただけませんか?」

 ん、んん、何?

 その男は、僕の目の前に紙を差し出し、そんなことを言った。折鶴って・・・。
 「眠らない街」といえども、辺りは相当暗いですよ。
 しかも、「折ってください」と差し出された紙のサイズに目が点!!

 普通の折り紙の4分の1ほど。この人は極小千羽鶴でも作ろうとしているのか?全く意味不明。

 「・・・折鶴を・・・」

 「じゃかーしーわ(訳:やかましいわ)、アホンダラぁ!!」

 丁重にお断りする。

 
 色んな人がいるもんだなあ・・・。
 この人達には、この人達の生活があって、それは、僕が思っているよりももっと複雑なのかもしれないし、そうでもないかもしれない。でも、確実にこの人達は、僕と同じ時期を生きていて、そして、僕の知らない場所へと移動している。
 今日、新宿を歩いたほんの20分ほどの間に、何人の人間とすれ違ったかも分からない。明日幸せになる人もいるだろうし、変な話、明日死んでしまう人もいるかもしれない。いや、きっといると思う。でも、そんなことをいちいち考えていたら切りが無いし、考える必要も無いと思う。
 これだけの人に、それぞれの生活があり、それぞれに悩みがあり、それぞれに喜びがあり、それぞれに怒りがある。
 ひとくくりには出来ない人達の群れ・・・。
 そう考えた瞬間、ちょっとビビッた・・・。

 僕は果たして、この人達に認められる人間になれるのであろうか?

 僕は、この人達のようになってしまうのか?

 それとも、

 この人達のようにさえなれないのか?

 そんなことを雑踏の中で一人考えていた。



 お、今日も、カッコいい終わり方・・・。
 一応言い訳ですけど、「やかましいわ、ボケーッ!」とか本当は言ってませんからね!念のため・・・。