おらっちの炙り焼き ~膳~

世の中を 斬ろうと思って 返り討ち・・・そんな人生 笑ってちょうだい!

メリークリスマス!!

2004-12-25 18:20:26 | as a musician
 12月25日、クリスマスがやってきました!!
 東京は・・・というと、

 一気にトーンダウン・・・

 待て待てぃ!ケーキを半額で売るな!!電飾を外すな!!!門松なんか立てるな!!!!
 今日が本来の「お祝いすべき日」でしょうが!!

 ったく、クリスマスイブは、

 何かの「開花日」なのか!?(18禁)

 日本全国、

 「走れエロス」

 太宰も怒りますよ、そりゃあ・・・って怒らせてんのは、僕だけど。
 

 まあ、でも、この「履き違いっぷり」は見事ですねえ。「無神論者」を宣言している僕なんかが言えた義理じゃないけど・・・。


 さて、昨日はソードミュージックのアーティストとして、ボランティアイベントに行ってきましたよ。

 昼の12時にJR中央線日野駅に集合だったので、朝飯を食う時間などなどを含めて、自宅を10時に出発。ギター1本抱えて・・・。

 昨日の朝の「血液型選手権」、B型は見事にビリ。「ミルクティーを飲むと元気が出るよ!」という、眉唾物のコメントを真に受け、途中駅にあるドトールで「ロイヤルミルクティー」を飲んでみる。
 しかし、どの辺が「ロイヤル」なのかは不明。だって、サーバーから紅茶をカップに注ぎつつ、冷蔵庫からおもむろに出した市販の牛乳を、思いっきり注ぎ足してるだけなんだもん。
 おらっち、はっきりこの目で見ましたよ!

 「農協牛乳」

 ってロゴを・・・。
 
 しかも、クリスマスイブということで、女性のスタッフはみんな「サンタの帽子」をかぶり、男性スタッフは「トナカイの角」を着けていた。

 軽い「コスプレショー」

 苦笑いで「農協牛乳」入りのロイヤルミルクティーを飲んでいると、隣の席に40代と思しきサラリーマン男が座ろうとした・・・が、テーブルの上にタバコの灰が散らかっている。その男は「トナカイ」を呼びつけ

 「ごめん、ちょっとここ、拭いてくれる」

 とお願いした(おらっちは結構小心者なので、こういう上からの物言いができない。そのまま座るか「すみません、ここ、拭いていただけます?」と丁寧口調になってしまう。良いのか悪いのかわからないけど)。
 トナカイが「申し訳ございません」と詫びた次の瞬間、

 角がおやぢをヒ~ット!

 おらっち、「農協牛乳」入りのロイヤルミルクティーを、危うく鼻から噴き出しそうになりました!
 ホント、久しぶりに爆笑しましたよ。
 その「トナカイ」も自分が「トナカイ」だってことをすっかり忘れて、普段通りに振舞ったんでしょうね・・・。
 結局、位が上の「トナカイ」が呼ばれて、二人して謝ってましたけど・・・。

 
 とにかくドトールを後にして、目的地である日野駅へ。
 しかし、まだ40分ほどある。食事を取る予定だったので、ちょうどいい時間だ。
 駅前のマクドナルドに入る。

 店員一同:「いらっしゃいませ~」
 
 マクドナルドのお姉さんはいつもにこやかだ。昔はもっと「ワザトラシイSmile¥0」だったような気がするんだが、最近は、ごく普通に「いい笑顔」に変わってきたような気がする。
 
 カウンターの店員一同を見た瞬間!

 素敵なおねえさん、発見!!

 おらっちの視線は彼女に「ロックオン」!!
 
 隣の列の方が空いていたが、「加納典明が『つぶやきシロー』カットにしたような男」だったので、「お待ちのお客様、こちらへどうぞ・・・」の声を、軽くスルーさせて、「素敵なお姉さん」の列に並ぶ。男として当然の行動だ(キッパリ)。
 
 おらっちの順番が来た!!


 素敵なお姉さん(以下 ハニー):「いらっしゃいませ、店内でお召し上がりですか?」

 おらっち:「は、はい」

 やべぇ、こんなことで緊張してる・・・。でも、いい笑顔だ・・・。ハァハァハァ・・・。

 ハニー:「ご注文はお決まりですか?」

 おらっち:「・・・(しまった!お姉さんにばかり気を取られて、何をオーダーするか決めてなかった!)・・・ちょ、ちょっと待ってくださいね(ハァハァハァ)」

 しばしの沈黙・・・ここから、会話が崩れだす。
 「仕事終わったら、おらっちの歌、聴きにおいでよ!べいべぇ!」と最後にこっそり言うつもりだったのに・・・。

 おらっち:「ベーコンレタスバーガーをセットで」

 ハニー:「ハイ。サイドメニューはポテトでよろしいですか?」

 おらっち:「い、いいえ、チキンマックナゲットで・・・」

 ハニー:「ソースはバーベキューソースでよろしいですか?」

 おらっち:「い、いいえ、マスタードで・・・」

 ハニー(以下 店員):「お飲み物はいかがなさいますか?」

 おらっち:「ホットコーヒーで・・・」

 店員:「お砂糖・ミルクはおひとつずつでよろしいですか?」

 おらっち:「・・・け、結構です。ブラックで・・・」

 「マックのマニュアル」に、撃沈!!

 店員:「お待たせいたしました。ベーコンレタスバーガーセットになります。ごゆっくりどうぞ・・・次の方・・・」

 おらっちの恋物語は、今回も「妄想」で終了・・・。

 一人寂しくテーブルに座り、もそもそとハンバーガーをほおばる・・・。ほんのり涙の味がした・・・。


 そして、ほどなく12時近くになり再び、改札口へ。泉君とlyccoちゃんが先に着いていた(先に来てたのはおらっちだけどね)。
 多少遅れた人もいたけど、おらっち、泉君、lyccoちゃん、沢田君、関井君、KENさん、金谷さんの7人(アーティストの詳細は「ブックマーク」欄にある「ソードミュージックHP」からGO!)が集合。会場へ向かう。

 今回のボランティアは、障害者の方たちのクリスマスパーティーでの歌唱。
 会場に到着して、ホール(レクリエーション室のような場所)に案内される。まだ、セッティングも終わってないのに、僕らが入った瞬間に大拍手!!パチパチパチ・・・。

 ♪感激ですぅ!!

 悪戦苦闘しながらセッティングが終了。しかし、まだ、本番ではない。
 おらっち、朝からのどが痛くて、鼻水もずるずる・・・。
 最近、イベントごとに風邪をひいている気がする。
 点鼻薬をシュッと両鼻に噴きつけてから声だし。つまり「発声練習」。

 いかん。声が出ません。どうしようどうしよう?オロオロ、オロオロ・・・。

 「それでは、そろそろスタンバイお願いしまーす!」
 うわっ、やべぇ。このままいくのか?内心ヒヤヒヤものですよ・・・。

 再びホールに入場。再び拍手の渦・・・

 ♪おじさん感無量ですぅ!!

 燃えてきた・・・声の調子は悪いが、まさに

 「Show must go on!!」

 「稽古不足も、幕は待たない・・・」

 富美男モードをONにする!!
 

 そして結果は・・・

 
 (*´∀`)ノ アンコールまでいただく大盛況!!
 
 声のほうは何とかなりました。歌い終わった後ガラガラのしゃがれ声になりましたが・・・。
 本当に歌を歌って気持ちよかったです。僕らの歌を聴いて、盛り上がってもらって、そしてなにより、僕らの曲が伝わったことが、本当に嬉しかった!
 
 クリスマスイブ、まだまだ駆け出しだが、彼らのための「サンタクロース」になれたことを少しだけ誇りに思う・・・そんな日でした(「血液型選手権」なんてクソ食らえ!!)