以前の記事で、6月3日(金)に行われる、「巨人VSソフトバンク」の試合のタダ券を、新聞屋のおばちゃんにもらったことを書いた。
とても楽しみだ。
あと2週間弱。
いまだ…
一緒に見に行く相手が決まっていません!
友達はだいたいが普通のサラリーマンだったりする。つまり、休みは土日祝。金曜日の夕方6時ごろといえば、大概の連中が働いている時間だ。
指定席のチケットならば多少遅れても、シートに座って待ち合わせていれば問題ないのだが、このチケット、
立見席
早い時間から並ばないと、いい場所で観戦できないどころか、人の頭しか見えない場所になってしまう可能性もあるのだ。
「立見席」と書いたが、「2階席券」と引き換えることも可能らしい。
ただし、規定枚数終了後は立見席への入場のみになるらしいのだが…。
おらっちだけ、早い時間から並んで、指定席券をゲットして、友人と落ち合うことも考えたのだが、そこは天下の読売新聞社。簡単には行かない。
チケットにはこう書いてある。
「24ゲートより入場後のご本人1名様の引き換えとなりますので、お連れ様がいらっしゃる場合は必ずご一緒にご入場ください。入場時いらっしゃらない方の分をまとめて引き換えることはできません。」
_| ̄|○ 八方ふさがり…
一緒にいこ!
そんな心優しくて、巨人ファンの未婚の女性の方、ご連絡お待ちしております。
さて、今朝6時ごろに仕事を終え帰宅。7時ごろに就寝。12時ごろ起床。
多少雲は多いものの、いい天気だったので、散歩に出かけた。
「お花見」の記事を書いた時の、あの「大きな池がある公園」へ。
池のほとりをとぼとぼと歩きながら、人間ウォッチング開始。
日曜の昼間だけあって、散歩中の老夫婦や親子連れ、特に、普段遊べないお父さんと子供のペアが多い。ベンチシートも人で埋まり、ブランコなどの遊具は子供たちで溢れ、自動販売機のジュースは半分以上が売り切れていた。
特にパンチの効いた人にはめぐり合わなかった。
しかし、
我が目を疑う物体と遭遇した。
この池では、一部区域で、釣りをすることが許されている。釣り糸をたれているのは、小学生のガキどもか、赤ら顔のオッサンばかりだ。
その「釣りキチ」軍団にまぎれて、ラジコンボートを操縦している集団がいた。意外なことに、年齢層は相当高い。釣り糸をたれているオッサンどもよりも5~10歳は年上と見える。60代後半がおおよその平均年齢であろう。
定年退職後の趣味なのか、数名が自分のボートをセッティングしながら、雑談を交わしている。
ラジコンボートとはいえ、大小さまざま。
大きなものになれば、全長1メートルほどの軍艦や帆船なんかもある。
なんだか、「金持ちの道楽」のにおいがプンプンしてくる…。
(*´゜ё゜) へ?
大小さまざまなラジコンボートにまぎれて、
ゴジラ出現!
「こ、これもラジコンボートなのか…?」
いてもたってもいられなくなったおらっちは、その持ち主らしきオジサンに問い掛けた。そのオジサンはにこやかな笑顔でこう答えた。
「そうですよ。まあ、ボートというよりも『水に浮いて前進する人形』程度のものですがね…。実は、今日がコイツの『進水式』なんですよ。よかったら見ていってください。」
非常に紳士的なオジサンだ。「金持ちの道楽」のにおいはいっそう強くなる。
この「進水式」という記念すべき一瞬を、岸辺で見届けるのもどうかと思い、おらっちはオジサンにこう告げた。
「じゃあ僕、ボートに乗って水面から見てますよ。それまで『進水式』始めたらダメですよ!」
言い残して、ボート乗り場へ向かった。
ボート乗り場も、人がわんさかいた。恋人たちが、いちゃつきながら順番を待っている。家族連れもいる。
そんな中におらっちは一人で並んだ。
係員のアナウンス。
「え~、本日、大変混み合っておりまして、手漕ぎ式のボートは30分ほどお待ちいただいております…」
_| ̄|○ ガクッ
そんな長い時間、あのオジサンを待たせるわけには行かない。引き返そうかと思ったその時、
「え~、ただし、スワンボートでしたらすぐに乗船いただけますので、そちらをご利用くださいませ…」
おらっちは迷った。「ボートがいっぱいで、あははは…」と苦笑いを浮かべて、オジサンのいる岸辺に逆戻りするか、恋人たちの白けた目線をかいくぐりつつ、「スワンボート」に独りで乗ってしまうか…。
おらっちは後者を選んだ!(勇気ある行動に拍手!!)
見よ、この優雅なフォルム!
恋人たちの失笑をかいくぐり、「スワンボート 30分700円」のチケットを購入。
ふっ、いいのさ…おらっちはあの「ゴジラボートの進水式」を、この目で見届けてやるんだから…。
いざ、乗船!(左に傾いてますが)
おらっちは一目散にオジサンの待つ岸辺に向けてペダルを漕いだ。
頭の中には、ゴジラのテーマ曲が流れている。
まさに東京湾から上陸を始めるゴジラの勇姿を想像しつつ、ポイントに到着。オジサンにスワンボートから手を振る。
「じゃあ、いきますよ~」
おらっちの鼓動が高鳴る。
岸辺にも数十人のギャラリーがいる。
おらっちを含め、スワンボートや手漕ぎボートが、その一角に輪になって停泊している。
みんなの視線が、ラジコンゴジラに集中している。
おじさんが、ゴジラの背中にある電源をONにした。
軽いモーター音。
そして、進水…!
(*´゜ё゜) は?
うぃ~ん うぃ~ん
・・・・・・・・!
しょっぼ~っ!
どうやらおらっち、この池のボートとは相性がよくないようです。
てか、
「こんなしょぼい『進水式』を見届けるために、700円払って、失笑をかいくぐって独りでスワンボートを漕いできたおらっちって一体…?」
まあ、ブログのネタができたということで、よかった…のか?
それじゃあまたね!バイバ~イ!!
おらっちの曲の試聴はこちらから(クリック)!!
とても楽しみだ。
あと2週間弱。
いまだ…
一緒に見に行く相手が決まっていません!
友達はだいたいが普通のサラリーマンだったりする。つまり、休みは土日祝。金曜日の夕方6時ごろといえば、大概の連中が働いている時間だ。
指定席のチケットならば多少遅れても、シートに座って待ち合わせていれば問題ないのだが、このチケット、
立見席
早い時間から並ばないと、いい場所で観戦できないどころか、人の頭しか見えない場所になってしまう可能性もあるのだ。
「立見席」と書いたが、「2階席券」と引き換えることも可能らしい。
ただし、規定枚数終了後は立見席への入場のみになるらしいのだが…。
おらっちだけ、早い時間から並んで、指定席券をゲットして、友人と落ち合うことも考えたのだが、そこは天下の読売新聞社。簡単には行かない。
チケットにはこう書いてある。
「24ゲートより入場後のご本人1名様の引き換えとなりますので、お連れ様がいらっしゃる場合は必ずご一緒にご入場ください。入場時いらっしゃらない方の分をまとめて引き換えることはできません。」
_| ̄|○ 八方ふさがり…
一緒にいこ!
そんな心優しくて、巨人ファンの未婚の女性の方、ご連絡お待ちしております。
さて、今朝6時ごろに仕事を終え帰宅。7時ごろに就寝。12時ごろ起床。
多少雲は多いものの、いい天気だったので、散歩に出かけた。
「お花見」の記事を書いた時の、あの「大きな池がある公園」へ。
池のほとりをとぼとぼと歩きながら、人間ウォッチング開始。
日曜の昼間だけあって、散歩中の老夫婦や親子連れ、特に、普段遊べないお父さんと子供のペアが多い。ベンチシートも人で埋まり、ブランコなどの遊具は子供たちで溢れ、自動販売機のジュースは半分以上が売り切れていた。
特にパンチの効いた人にはめぐり合わなかった。
しかし、
我が目を疑う物体と遭遇した。
この池では、一部区域で、釣りをすることが許されている。釣り糸をたれているのは、小学生のガキどもか、赤ら顔のオッサンばかりだ。
その「釣りキチ」軍団にまぎれて、ラジコンボートを操縦している集団がいた。意外なことに、年齢層は相当高い。釣り糸をたれているオッサンどもよりも5~10歳は年上と見える。60代後半がおおよその平均年齢であろう。
定年退職後の趣味なのか、数名が自分のボートをセッティングしながら、雑談を交わしている。
ラジコンボートとはいえ、大小さまざま。
大きなものになれば、全長1メートルほどの軍艦や帆船なんかもある。
なんだか、「金持ちの道楽」のにおいがプンプンしてくる…。
(*´゜ё゜) へ?
大小さまざまなラジコンボートにまぎれて、
ゴジラ出現!
「こ、これもラジコンボートなのか…?」
いてもたってもいられなくなったおらっちは、その持ち主らしきオジサンに問い掛けた。そのオジサンはにこやかな笑顔でこう答えた。
「そうですよ。まあ、ボートというよりも『水に浮いて前進する人形』程度のものですがね…。実は、今日がコイツの『進水式』なんですよ。よかったら見ていってください。」
非常に紳士的なオジサンだ。「金持ちの道楽」のにおいはいっそう強くなる。
この「進水式」という記念すべき一瞬を、岸辺で見届けるのもどうかと思い、おらっちはオジサンにこう告げた。
「じゃあ僕、ボートに乗って水面から見てますよ。それまで『進水式』始めたらダメですよ!」
言い残して、ボート乗り場へ向かった。
ボート乗り場も、人がわんさかいた。恋人たちが、いちゃつきながら順番を待っている。家族連れもいる。
そんな中におらっちは一人で並んだ。
係員のアナウンス。
「え~、本日、大変混み合っておりまして、手漕ぎ式のボートは30分ほどお待ちいただいております…」
_| ̄|○ ガクッ
そんな長い時間、あのオジサンを待たせるわけには行かない。引き返そうかと思ったその時、
「え~、ただし、スワンボートでしたらすぐに乗船いただけますので、そちらをご利用くださいませ…」
おらっちは迷った。「ボートがいっぱいで、あははは…」と苦笑いを浮かべて、オジサンのいる岸辺に逆戻りするか、恋人たちの白けた目線をかいくぐりつつ、「スワンボート」に独りで乗ってしまうか…。
おらっちは後者を選んだ!(勇気ある行動に拍手!!)
見よ、この優雅なフォルム!
恋人たちの失笑をかいくぐり、「スワンボート 30分700円」のチケットを購入。
ふっ、いいのさ…おらっちはあの「ゴジラボートの進水式」を、この目で見届けてやるんだから…。
いざ、乗船!(左に傾いてますが)
おらっちは一目散にオジサンの待つ岸辺に向けてペダルを漕いだ。
頭の中には、ゴジラのテーマ曲が流れている。
まさに東京湾から上陸を始めるゴジラの勇姿を想像しつつ、ポイントに到着。オジサンにスワンボートから手を振る。
「じゃあ、いきますよ~」
おらっちの鼓動が高鳴る。
岸辺にも数十人のギャラリーがいる。
おらっちを含め、スワンボートや手漕ぎボートが、その一角に輪になって停泊している。
みんなの視線が、ラジコンゴジラに集中している。
おじさんが、ゴジラの背中にある電源をONにした。
軽いモーター音。
そして、進水…!
(*´゜ё゜) は?
うぃ~ん うぃ~ん
・・・・・・・・!
しょっぼ~っ!
どうやらおらっち、この池のボートとは相性がよくないようです。
てか、
「こんなしょぼい『進水式』を見届けるために、700円払って、失笑をかいくぐって独りでスワンボートを漕いできたおらっちって一体…?」
まあ、ブログのネタができたということで、よかった…のか?
それじゃあまたね!バイバ~イ!!
おらっちの曲の試聴はこちらから(クリック)!!