『天災は、忘れた頃にやって来る』
いや、確かに故・寺田寅彦の警句通りではあるのだが・・・。
今回、この未曾有の、近代明治以降最大規模、貞観以来1000年ぶり、3震源
連動型の、想像を絶する東北地方太平洋沖地震が起きるとはなあ・・・(慄)。
札幌も震度2~3くらいだったが、長い時間、揺れ続けた。
後はTV画面に続々と映し出される巨大大津波の被害報道に衝撃を受け。
終日止まぬ日本列島全海岸線に出された大津波・津波警報に慄然し。
頻発する余震速報に恐れ戦き・・・。
あのテレ東さえも、通常番組を中止して、報道特別番組を流し続けたもんなあ。
北辺の内陸に潜む己といえども、被災地の被害報道を見聞きした衝撃で。
日々の生活をしても不安感で何か落ち着かず、地に足が付かないような気がして。
・・・このままではいかん。
非力な己には、方々での義援金の募金に協力するしか手立ては無いが。
他にはまずは普通の生活をすること。流言に踊らされた買占めをせぬこと。
米が無くなると不安がる長姉を一喝。
道内マスコミのTV・ラジオで、米の道内在庫は充分にある、と報道されている。
我々が舞い上がってどうするのだ。不安はあるが、冷静に過ごさないとね。
あの“物騒な蒸気発生湯沸し発電機”の危機的状況もあるが・・・。
少なくとも無事な此処でじたばたしても始まらん。
更に、まず普通に消費活動をし、経済を回して維持しないと。
で、14日の今日。
前々からの予定通りに、公開されたばかりの「SP革命篇」を観に行くことに。
札幌ファクトリーのユナイテッド・シネマで観たのだが。
震災後3日目にもかかわらず。館内はそこそこの人出あり。
そう、災害復旧のためにも、経済活動して金を回さなくては。
「SP革命篇」のこの日の観客数も、席数に対して7~8分の入りか。
映画が始まり、上映中はとにかくスクリーンに目が釘付け。夢中で観入る。
いやあ、なかなか面白かったけれども。これ、ほんとに“完結”なの?。
あのエンディングはなあ。意味ありげ過ぎて・・・まだ、続く、とかw?。
・・・観終わった後。
アトリウムの大型モニターで流されていたTVニュースを目にして、まあねえ。
また一気に現実に引き戻されたけれども。
何としても、この国難を乗り切らなくては!。
(でも今現在の国のトップが、あの体たらくでは・・・溜息)