北辺廃徊零細網日常雑記(goo引越版)

⇒超零細閑散廃墟と産業遺産鉄道乗り物ワンダー物件探訪系HP「北辺廃徊図会」管理人:オクハテの日常戯言雑記

言わばアコモ改造

2007年05月29日 | 日記・PC ネット

連休明け後、突如、異音を発し始めた使用PC。
中古で譲ってもらい、通算7年落ちだもの、こりゃ、ガタが来たかと思いつつ。
それでも、ちゃんと立ち上がるので、様子見を決め込んでいたが・・・。

20日の夜、ついに動かなくなり、目の前真っ暗。
うっ、買い替え必至か。

いや、でも旧OSじゃないと、あれやこれやの“理由ありソフト”が使えんし。

以前、修理でお世話になった某PCサポート会社に、救援を要請。
直ちに入院となる。

診断の結果は、HDDやマザーボードに異常無いとの事で。
いやあ~、最悪の事態は回避。
故障の原因は、電源ボックスとマザーボードの接続周りの不具合。
延命策は、心臓部を、別の筐体に乗せ換えることだが・・・。

うちのPCってば、合併吸収されちゃった旧外資系のスリム筐体モデル。
果たして規格に合うスリム筐体があるのかどうか、心配であったが。

流石は某PCサポート会社さん。
うちのモデルの後に出た、同寸法モデルのジャンク筐体を調達してくれて。
心臓部の乗せ換えに成功。
ついでにCPUも、ジャンク筐体の性能のいい物にアップ。
パフォーマンスが僅かに向上で、これは怪我の功名。

入院から一週間後、PCは、外観を変えて無事、退院。
『これならまだまだ旧OSを使い倒せますよ』と、PCサポート会社担当氏から
お墨付きを賜り(?)、延命修理は完了となった。
いやあ、助かった・・・。

・・・内部を別筐体に乗せ換えるって、鉄道車輌で言う、「車体更新」「アコモ改造」
みたいなもんだねw。
yellow11


旬は過ぎたが袖ビーム

2007年05月13日 | 日記・街角ワンダー

残念ながら、日曜は曇天→雨天。
腹引っ込ますためのうぉーきんぐも、ままならず。

・・・でも、前日は比較的天気も良く、歩けたのまあ良しとすべしか。




で、前日歩いた際に、つい写したのが「袖ビーム」!。
“旬”は過ぎているがw。
yellow5

・・・最近、活字に御無沙汰状態。
これは如何!と、雨の日曜、近所の大型郊外書店へ赴き。
新書コーナーに平積みされていた、「夕張問題」を購入。
夜、F1観ながら読み進める。
うーん、さすが鷲田先生。読み易いわあ。
本に夢中となり、TV画面に目が向かず・・・。
yellow20


石山東釈迦涅槃像徒歩拝観行

2007年05月05日 | 日記・街角ワンダー

1日置いて、再び石山周辺を徒歩で探索。

例によって、旧定鉄線跡に設置された駐車場に車を停め、今回は、わざわざ石山東方面へ向けて、(腹を
引っ込ます意味も兼ねて)てくてく歩く。
平岸通りと国道453号線の間を平行して通っている、ややマニアックな市道を、汗だくで歩くこと暫し。

やがて453号線に合流。これを支笏湖方面に向けて、も少し歩くと辿り着くは。
この辺を車で通りかかると、境内の涅槃像の御姿がちら見えして、前々からとても気になっていた、
「舎利山 佛願寺札幌別院」の「佛願寺 大涅槃堂」。
車では、何となく行き難かったのだが、徒歩だとすんなり。
拝観自由&撮影自由の旨を看板で確認して、境内に入った。




境内真正面に、目的の「釈迦涅槃像」が安置されている。そこそこ大きい。
御姿を拝んでいたら、右手の寺務所から、お寺の関係者と思しき方(女性だから、多分、住職婦人であろうと、
勝手に推測)が出てきて、笑顔で応対して下さる。
浄財(お賽銭)を投げ入れて拝む際に、簡単な読教をして下さった。

「釈迦涅槃像」の事は詳しく聞けなかったが、境内後方の敷地では、“廃墟系筋”では有名な、旧恵山町(現在は函館市と合併)にあった観光施設「モンテローザ」に建立されていた(身の丈45mの)「涅槃大佛像」を復元建立する、「大涅槃堂」の工事が始まった、とのことらしい。工事完成の暁には、「釈迦涅槃像」も、その中に収められる、とのこと。

話を聞いた後、「釈迦涅槃像」の御姿をデジカメで撮影して、お寺を出る。

因みに、境内は午前8時~午後5時まで開門。拝観と撮影は自由、とのこと。
尚、境内の左手には、番犬さんが3頭飼われている。
犬好きの小生は平気だったが、犬が苦手な御仁は、注意されたし。

その後は、453号線を、真駒内方面に向かって歩く。

途中、「自販機の背後に潜む大釜」という“ワンダーな物件”を発見したり、営業所で憩う「宗谷バス」の車輌を
撮影したり。歩くと、車の運転時には見落としがちな風景も見えたりして、割りと楽しいものである。

再び石山の旧定鉄線跡駐車場に戻り、ついでに線路跡を再撮影して帰宅。

またしても近場で連休を満喫、の1日であった。

…後で、「釈迦涅槃像」について、いろいろ検索してみたら。
どうやら恵庭市にあった「本間コレクション」の収蔵物の一つだったらしい、と推測される。
「釈迦涅槃像」にしろ、「涅槃大佛像」にしろ、“数奇な運命”を辿った果てに、この石山東の地に“安住の地”を得た、てなことだろうなあ。
yellow11


旧定鉄線石切山駅界隈単独徒歩廃虚行

2007年05月03日 | 日記・廃墟と産業遺産

連休後半初日。天気も良いので、運動を兼ねて、近場の散歩に興じる。
旧定鉄線石切山界隈まで行き、旧定鉄線跡の公園に車を停めて、散策開始。

普段は何気に通り過ぎる所だが、歩くと、また違った風景が見えてくる。

古くから石切場のあった地区だけあって、道幅が狭く、入り組んだ路地に家々が建ち並んでいる辺りは、
「既存の札幌」の町並みとは、微妙に違う雰囲気を醸し出している。
比較的新しい家屋が多いが、札幌軟石を使った古い家も、まだ残っている。
狭い路地に面した銭湯だった家だとか、札幌軟石の“骨組み”だけが残った民家の廃墟など、家屋系廃墟
趣味者とか路上観察系趣味者が喜びそうな物件も、怪しく潜んでいる。

住宅街の奥で、切羽の史蹟なる場所を発見。
ちょっと小高い場所にある、札幌軟石を切り出していた跡地の一つらしい。
左右に垂直の崖がそそり立ち、真ん中に空地が広がっている。
うむ、これも道都札幌に潜む、立派な廃墟と産業遺産。デジカメで抜け目無く撮影。
ただ、切羽跡周辺は、公園として整備途上のようで。
将来的に、“廃墟と産業遺産”テイストは、失われていくのだろうなあ…。

切羽の史蹟探訪後、更に奥の住宅地を抜け、豊羽鉱山石山選鉱所跡に“チャレンジ”^^;。
2004年探訪時とは逆方向から行ってみた。いや、“こんな所”(何処だ^^;)から行けるとは…。

前回来た時にはあった、“橋梁状”の構造物は、残念ながら撤去されていた。
今回は、階段状の丘の上部を探索。斜面の壁にしっかり、コンクリート製の遺構が残っていた。
更に上には、円形上の…炭鉱系で言えば、「シックナー」のような…構造物の姿も認められるのだが。
そこまで登るには、“いろいろリスク”がありそうなので^^;、断念。

日頃は何かと空知の廃墟と産業遺産に目が行きがちだが。
足元である札幌にも、けっこう廃墟と産業遺産が潜んでいるもんです。

せっかくだから、石切場の一つを立派に公園化した「石山緑地」にも行ってみた。
素晴らしい公園なんだけど、“綺麗に整備”してるので、切羽跡も、もはや公園のオブジェと化してしまい、
廃墟テイストが失われているのは、誠に残念ではあった。




・・・残して欲しいのに、“綺麗に保存”されるとガッカリしてしまうのは。
廃墟と産業遺産探訪趣味者の、我儘な性(さが)なのかねえ^^;。
yellow3