・・・国難は続くが、それでも日常も続く。

・・・それもあるし、いろいろあって、なかなか空知の産業遺産群に足が向かず。
ならば、近すぎて足が向かなかった近場の物件を探訪しようと思い。
旧帝国陸軍第7師団歩兵第25連隊の演習場であった月寒公園へ赴く。
公園の駐車場に車を停めようと思ったら、ありゃ、どこも満車!。なんで!?。
どうやら公園のグラウンドでは野球大会で試合の真っ最中の様子。それでか。
止む無く、少し離れた36号線沿いのコイン・パークに車を停め。
月寒公園目指しててくてく歩く。
この界隈は、かつて帝国陸軍第7師団歩兵第25連隊が置かれていたこともあり。
街路の造りが、そこはかとなく普通の街路とは違った感じがするねえ。
公園に近づくと、隣接する月寒神社が見えたので、参拝。

いよいよ公園に入ってみると、けっこうな人出。
散策する人やら散歩する人やら野球観戦する人やらボート池でボートに乗る人やらと。
典型的な初夏の休日の公園風景。
うーむ、どこを眺めても、すっかり平和(?)な公園風景。
目に見える痕跡は見当たらず・・・と、あっ、資料に読んだ本に確か・・・。

この野球場の奥正面の丘の斜面が、かつての射撃場の的の跡、だとかで。ふーむ・・・。
射撃場は、ここから現国道36号線を越えて、美薗4条7丁目辺りまで展開していたらしい。
今となっては、全く想像付かんなあ・・・。
暫し丘の斜面を感慨深く眺めた後、公園を後にした。
道都札幌。先の大戦の敗戦までは、旭川と並ぶ北の軍都、でもあったのだなあ。
