三年ほど前まではuniのHARDLOCKという三色の多色ボールペンを気に入って使っていた。
これはポケットやファイルにクリップをかけた状態でクリップ部を動かなくしてしまうことで外れて落としてしまうことを回避しようという発想の商品だった。
当時はボールペンを使うことが多く、特に黒は一ヶ月も使えばインクがなくなってしまい、リフィルを差し替えて使っていた。
しかし、このHARDLOCK機構には欠点があって、多用しているとクリップのプラスチック部に負荷がかかって細かくヒビが入ってしまう。
リフィルを2~3本も使うとHARDLOCKどころか普通のクリップよりも固定力が弱くなってしまうという、なんともお粗末な商品だった。
それでもダメになったらまた本体を買い換えて使っていた。
HARDLOCKを何本か使い続けていて、黒・赤・青以外にもう一色必要なシチュエーションがあり、この頃にZEBRAのクリップオンマルチというペンを使い始めた。
これは今でも使っている。
それも複数本持っているw
職場のデスクに一本。システム手帳に一本。そしてバッグの中に一本。
この多色ボールペン。
便利なので使ってはいるが、実は昔は嫌いだった。
多色ボールペンは一本のペンの中に軸が複数本入っている。
当たり前のことだが、複数本の軸を入れると言うことは軸を中心に設定できないのである。
これがどういうことか?
気にしなければ気にならないだろうが、気にし始めると、とても気になってしまう(笑)
そう、軸がまっすぐに出てこないのだ。
ペン本体の軸に対して、インクの軸が斜めに出てしまう。
ペンの持ち方でペンの軸が一定でもインクの先が紙に触れる場所が変わってしまう微妙に変わってしまうのだ。
しかも、多色ボールペンで字を書いていると「カチカチ」という音がする。
これはペンの軸に対してインク軸がブレているからだ。(先にも書いたとおり気が付かなければ、別に気になることでもないのかもしれないが・・・(^^;)
今まで気にならなかった人も試してみてほしい。
多色ボールペンのスライド部を下にして持つとインク軸は上向きになって出てくる。
こうやって書くと「カチカチ」とインク軸のブレ幅は最大になる。
ついでに、単色ボールペンで書いてみて欲しい。
差は歴然のはず!
今まで気にならなかった人でも、結構気になるのではないだろうか?
実は多色ボールペンでこれを回避する方法がある。
スライド部を上にして持つとインク軸は下向きになって出てくる。
こうやって書いてみると・・・
インク軸は斜め下に出ることになり、ブレはなくなる。
「カチカチ」音もしなくなる。
使う色に応じてペンを回す。これを考えるから面倒だと思う人は多いかもしれないが、実は色を選ぶときに、普通は親指でスライドさせている。
と、いうことはこの時点でペンを回しているのである。
どの色を使うにしても一様にスライド部は親指のほうを向けているわけだ。
だから、ちょっと慣れさえすればスライド部を上にして持つことは一定の動作であって何も考える必要がなくなるのである。
これで解決・・・ではない。
実はまだ問題が残っている。
わかるだろうか?
ペンを回して持つとクリップ部が手にかかる場合とかからない場合がでてくる。
こうなるとペンの保持角が一定ではなくなるのである。
そう、だから僕はクリップのついていないペンのほうが好きなんだけど、なぜか世の中の多くのペンにはクリップがついている。
これはどうしようもなく、ペンの保持角を一定にするにはインク軸のブレは我慢するしかないのである。
もう一つ問題がある。
クリップオンマルチをはじめとする最近の多機能ペンはシャープペンシルを内蔵するものが多い。
当然シャープペンシルもブレないようにスライド部を上に持てば良いのだが・・・・
シャープペンシルは少し書いていると芯が偏減りし、線が太くなって字が滲んだようになる。
それを回避するにはペンを少しずつ回して書かなくてはいけない。
そして、多くの人は無意識に回している場合も多い。
そうすると、クリップ部が手にかかってペンの保持角が変わったり、ペン先がペン自体に対して斜めにあちこち向いてしまって、単にブレがあるだけではなく、ブレが一定ではなくなる。
そう、ここからがやっと「今」の話w
今まで多機能ペンでもシャープペンシルはあまり使う機会が少なかった。
それが今年に入ってから部署が変わって、メモ書き、下書きなどにシャープペンシルを使うことが多くなった。
多機能ペンはそれなりに使い勝手があるから使い続けているが、上記の理由からシャープペンシルだけは別にしたほうが良さそうだ。
と、いいながらも実は最初から気になっていたものがあったりするw
uniのクルトガってやつ。
「クルトガ」 近年の文具界の大ヒット商品となっている。
はじめはあまり気にせずに使っていたのだが、他のシャープペンシルを使ってみるとビックリ!使い比べて改めて書き味の違いが分かる。
偏減りしないから字が太らない。
↓
太さが一定で保てるからペンを回さなくてもいい。
↓
芯先端が円錐型を保つから角ができずに紙に引っかからない。
↓
先端がかけたり、細かなクズがでない。
そんなクルトガだが、シャープペンシルという品自体、わりと細身のものが多く、最近のボールペンに慣れてしまうと少し軸が細すぎる気がする。(多機能ペンは太すぎますがw)
ボールペンはその多くがグリップ部にラバーが当たり前になっている。
クルトガももう少しグリップ部が太くて、滑りづらければ もっと使いやすいだろうに・・・
そう!思ったら何とかしなきゃ!となってしまう。
webで探したらDr.GRIPのラバーを取り付けている方がいるが、個人的にはちょっと太すぎな感じがするし、やはりDr.GRIPを改造してクルトガを内蔵したりする人もいるが、そこまで面倒する気もない(^^;
そこで、使わなくなったHARDROCKのラバーを取り付けてみるとピッタリ!
でも、これだとクルトガが動いているのが見えない!
これじゃ寂しいってことでハイグレードモデルのように窓を開けてみた。
これでかなり書きやすくなり、クルトガらしさも残すことができた♪
昔から日本の筆記用具は素晴らしいと思っていたけど、改めて凄いと思う。
ラミーやペリカン、クロス、モンブラン・・・etc
昔は色々使ったが、こんなのが300~400円くらいで買えるんだから。。日本は筆記用具天国である。
これはポケットやファイルにクリップをかけた状態でクリップ部を動かなくしてしまうことで外れて落としてしまうことを回避しようという発想の商品だった。
当時はボールペンを使うことが多く、特に黒は一ヶ月も使えばインクがなくなってしまい、リフィルを差し替えて使っていた。
しかし、このHARDLOCK機構には欠点があって、多用しているとクリップのプラスチック部に負荷がかかって細かくヒビが入ってしまう。
リフィルを2~3本も使うとHARDLOCKどころか普通のクリップよりも固定力が弱くなってしまうという、なんともお粗末な商品だった。
それでもダメになったらまた本体を買い換えて使っていた。
HARDLOCKを何本か使い続けていて、黒・赤・青以外にもう一色必要なシチュエーションがあり、この頃にZEBRAのクリップオンマルチというペンを使い始めた。
これは今でも使っている。
それも複数本持っているw
職場のデスクに一本。システム手帳に一本。そしてバッグの中に一本。
この多色ボールペン。
便利なので使ってはいるが、実は昔は嫌いだった。
多色ボールペンは一本のペンの中に軸が複数本入っている。
当たり前のことだが、複数本の軸を入れると言うことは軸を中心に設定できないのである。
これがどういうことか?
気にしなければ気にならないだろうが、気にし始めると、とても気になってしまう(笑)
そう、軸がまっすぐに出てこないのだ。
ペン本体の軸に対して、インクの軸が斜めに出てしまう。
ペンの持ち方でペンの軸が一定でもインクの先が紙に触れる場所が変わってしまう微妙に変わってしまうのだ。
しかも、多色ボールペンで字を書いていると「カチカチ」という音がする。
これはペンの軸に対してインク軸がブレているからだ。(先にも書いたとおり気が付かなければ、別に気になることでもないのかもしれないが・・・(^^;)
今まで気にならなかった人も試してみてほしい。
多色ボールペンのスライド部を下にして持つとインク軸は上向きになって出てくる。
こうやって書くと「カチカチ」とインク軸のブレ幅は最大になる。
ついでに、単色ボールペンで書いてみて欲しい。
差は歴然のはず!
今まで気にならなかった人でも、結構気になるのではないだろうか?
実は多色ボールペンでこれを回避する方法がある。
スライド部を上にして持つとインク軸は下向きになって出てくる。
こうやって書いてみると・・・
インク軸は斜め下に出ることになり、ブレはなくなる。
「カチカチ」音もしなくなる。
使う色に応じてペンを回す。これを考えるから面倒だと思う人は多いかもしれないが、実は色を選ぶときに、普通は親指でスライドさせている。
と、いうことはこの時点でペンを回しているのである。
どの色を使うにしても一様にスライド部は親指のほうを向けているわけだ。
だから、ちょっと慣れさえすればスライド部を上にして持つことは一定の動作であって何も考える必要がなくなるのである。
これで解決・・・ではない。
実はまだ問題が残っている。
わかるだろうか?
ペンを回して持つとクリップ部が手にかかる場合とかからない場合がでてくる。
こうなるとペンの保持角が一定ではなくなるのである。
そう、だから僕はクリップのついていないペンのほうが好きなんだけど、なぜか世の中の多くのペンにはクリップがついている。
これはどうしようもなく、ペンの保持角を一定にするにはインク軸のブレは我慢するしかないのである。
もう一つ問題がある。
クリップオンマルチをはじめとする最近の多機能ペンはシャープペンシルを内蔵するものが多い。
当然シャープペンシルもブレないようにスライド部を上に持てば良いのだが・・・・
シャープペンシルは少し書いていると芯が偏減りし、線が太くなって字が滲んだようになる。
それを回避するにはペンを少しずつ回して書かなくてはいけない。
そして、多くの人は無意識に回している場合も多い。
そうすると、クリップ部が手にかかってペンの保持角が変わったり、ペン先がペン自体に対して斜めにあちこち向いてしまって、単にブレがあるだけではなく、ブレが一定ではなくなる。
そう、ここからがやっと「今」の話w
今まで多機能ペンでもシャープペンシルはあまり使う機会が少なかった。
それが今年に入ってから部署が変わって、メモ書き、下書きなどにシャープペンシルを使うことが多くなった。
多機能ペンはそれなりに使い勝手があるから使い続けているが、上記の理由からシャープペンシルだけは別にしたほうが良さそうだ。
と、いいながらも実は最初から気になっていたものがあったりするw
uniのクルトガってやつ。
「クルトガ」 近年の文具界の大ヒット商品となっている。
はじめはあまり気にせずに使っていたのだが、他のシャープペンシルを使ってみるとビックリ!使い比べて改めて書き味の違いが分かる。
偏減りしないから字が太らない。
↓
太さが一定で保てるからペンを回さなくてもいい。
↓
芯先端が円錐型を保つから角ができずに紙に引っかからない。
↓
先端がかけたり、細かなクズがでない。
そんなクルトガだが、シャープペンシルという品自体、わりと細身のものが多く、最近のボールペンに慣れてしまうと少し軸が細すぎる気がする。(多機能ペンは太すぎますがw)
ボールペンはその多くがグリップ部にラバーが当たり前になっている。
クルトガももう少しグリップ部が太くて、滑りづらければ もっと使いやすいだろうに・・・
そう!思ったら何とかしなきゃ!となってしまう。
webで探したらDr.GRIPのラバーを取り付けている方がいるが、個人的にはちょっと太すぎな感じがするし、やはりDr.GRIPを改造してクルトガを内蔵したりする人もいるが、そこまで面倒する気もない(^^;
そこで、使わなくなったHARDROCKのラバーを取り付けてみるとピッタリ!
でも、これだとクルトガが動いているのが見えない!
これじゃ寂しいってことでハイグレードモデルのように窓を開けてみた。
これでかなり書きやすくなり、クルトガらしさも残すことができた♪
昔から日本の筆記用具は素晴らしいと思っていたけど、改めて凄いと思う。
ラミーやペリカン、クロス、モンブラン・・・etc
昔は色々使ったが、こんなのが300~400円くらいで買えるんだから。。日本は筆記用具天国である。