某銀行で住宅ローンの契約が終わった。今日は日中暑くてホントに疲れた。
予定した時間より少し早く着いたので通帳を先に作ろうと思って窓口へ行くとなぜか通帳を作ってくれない。そうこうしていると融資担当者が来て別室へ行き、そこで説明を聞きながら膨大な書類に住所、氏名を書いた。これでもか、というくらい書いた。
最初、通帳を作る書類に住所、氏名を書いて引き落とし口座を新規に開設したワケだが、住宅ローンの契約が終わったあとで、「なぜ窓口で通帳を作らなかったのか」と担当者に聞いたところ口を濁した答えしか返ってこなかった。益々疑問になった。
追及の手を緩めず、さらに若ハゲ担当者を問いただすと、「お客様は手違いでして、最近、オレオレ詐欺やフィッシング詐欺で当行の口座管理が厳しくなりまして」と、言い訳けをした。「なんだ、窓口の女性はオレが口座を作ってはイケナイ人間に見えたのか」、そう詰め寄ると若ハゲくんは黙ってしまった。どうやら図星のようだった。
よく考えてみたら、それもそのはず、格好はいつもの半ズボン、Tシャツ、ゴム草履のオーソドックスなフィリピンスタイルだ。しかも金髪の中年男だからどこからどう見てもまともな人間に見えるハズがない。「いやあ、別に気にしてないから、ハハハ」、若ハゲくんにそう言ってピン中オヤジは某銀行をあとにした。暑いなまったく。