鳥が大好き!

秋田出身仙台在住の鳥見人が主に東北の野鳥をアップしています。

沼地の子,陸地の子

2025年01月02日 | 宮城県_蕪栗沼

 顔を並べてみる。

 上が沼地にいた子で,下が田んぼにいた子。

 全身はこう。

 別の個体。

 種としては,同じヒシクイだが,亜種オオヒシクイは沼地で採餌,亜種ヒシクイは陸地で採餌することが多い。

 形態的には,亜種オオヒシクイは,沼地で水中の餌を取りやすいように,くちばしも,首も,亜種ヒシクイより長い。



 顔に着目すると,亜種オオヒシクイは,おでこからくちばしにかけて,スーっと真っ直ぐなラインであるのに対し,亜種ヒシクイは,くちばしの付け根部分に段差があるように感じる。

 というのが理屈だが,個体差もあるし,条件によって見え方も違うし,違いが微妙で,正直,よくわからないことが多い。

 今回も自信なし。

(2024/12/07  ヒシクイ)