顔を並べてみる。
上が沼地にいた子で,下が田んぼにいた子。
全身はこう。
別の個体。
種としては,同じヒシクイだが,亜種オオヒシクイは沼地で採餌,亜種ヒシクイは陸地で採餌することが多い。
形態的には,亜種オオヒシクイは,沼地で水中の餌を取りやすいように,くちばしも,首も,亜種ヒシクイより長い。
顔に着目すると,亜種オオヒシクイは,おでこからくちばしにかけて,スーっと真っ直ぐなラインであるのに対し,亜種ヒシクイは,くちばしの付け根部分に段差があるように感じる。
というのが理屈だが,個体差もあるし,条件によって見え方も違うし,違いが微妙で,正直,よくわからないことが多い。
今回も自信なし。
(2024/12/07 ヒシクイ)