伊豆沼のハクガンも,今季は100羽を越えているらしい。
そこで,蕪栗沼からの帰り道,築館インター近くの『おかってマルシェ』で買い物をするついでに,伊豆沼に寄ってみることにした。
ハクガンの群れは,すぐに見つけることができたが,39羽だった。
いくつかの群れに分散していたのだろう。
アオハクガンも来ているのだが,この群れには含まれていなかった。
日が当って,ハクガンの「白」が,角度によっては,青っぽく,きれいに見えていた。
感覚が麻痺しているが,ハクガンが珍鳥だった時代のことを考えると,夢のような光景ではある。
この群れにも幼鳥が含まれていたので,これから先も,楽しみ。
こちらは成鳥。
NHKのEテレでやっていたアニメ『ざんねんな生き物事典』によると,ホッキョクグマの毛は透明で,その毛の集まりが,見かけ上,白く見えているらしい。そして,その下は,保温に役立つよう,黒くなっているらしい。
冬小鳥の中にも,下の羽毛が黒いのがいたような気がするが,このハクガンの白い羽毛の下はどうなっているんだろう?
ところで,ハクガンを探して車を流していたとき,駐車場の脇の土手に,駐車場に止めず,道を塞いで車を停め,たむろしているグループがあった。
コミミズクが,カラスに追いかけられていたのが見えたので,コミミズク狙いのカメラマン集団だったようだ。
カメラマン集団は,関わりたくない存在であることを改めて認識。
ちなみに,このとき,コミミズクは,人がいなかったこちら側を向いて飛んできた。
ちょっとだけ,小鼻が膨らんだ。
(2025/01/19 ハクガン)