前日の記事に,「晨」(シン)という漢字に絡めて,シノリガモの体の色を,夜明けの空の色になぞらえて書いた。
しかし,正直,シノリガモの体の色は,海と波飛沫と磯でできている,と思っている。

存在そのものが海を体現しているカモ。
それがシノリガモ。
そういう認識。



だから,シノリガモは,海の風景に無茶苦茶合う。



冬の海では,飛沫立ち上がる波の間でも、氷が混ざる荒れた北の海でも,普通に見られる。



基本,多少の波は苦にしていないように見える。



何でも飲み込んでしまいそうな海で生きる小さなカモの姿。


今回の主人公は,ちっぽけなシノリガモ。
(2024/02/10 シノリガモ)
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