蕪栗沼に行った帰り道。
家に帰るのがちょっと早かったので,伊豆沼にちょこっと寄ってみたら,二工区のマガンの群れのなかに,こんなガンがいた。

今季も,11/7時点で,11万羽を超えるガンがいるようだが,毎年,バフ変や白変,交雑などが混ざっており,楽しませてくれている。
今季のこの子は何なんだろう?

たぶん,見た人たちの中では,一定の結論が出ているのだろうが,私は『?』の状態。
首から上が白く,全体的には,アオハクガンのような色だが,首から上にも黒斑が散らばっており,アオハクガンではない。

この写真を見ると,くちばしがマガンより小さく,シジュウカラガンよりにも見える。
足の色は,ハクガンはピンク,シジュウカラガンは黒だが,この個体の足は,マガンと同じような色だ。

可能性があると思われるのは,マガンの一部白変,又は,マガンと他種との交雑。
交雑となると,きょうだいは? 首が白くなる相手って? など,さらに『?』が広がる。
正解は不明。
世の中,わからないことが多い方が,楽しいかもしれない。
この後,日没時間と重なってしまったので,少しだけ,伊豆沼の落雁を見てから帰ることとした。

空には月が出ていたが,残念ながら,すぐに雲に隠れてしまった。

伊豆沼では,湖岸の土手に立っていると,沼にねぐら入りする数多くのガンたちが,頭上を被さっていく。

ねぐら入りする何万羽ものガンが,鳴いて飛んでいるので,音の迫力も満点。
日が沈んでから,落雁のピークがくる。
茜色に染まった湖面に,きりもみしながら,落ちていく。


伊豆沼の北側の土手から落雁を見る場合,駐車スペースがあるのは,西端と中央付近だが,この日は,中央付近に人が少なく,西端に人が溢れていた。
(2024/11/10 ガンsp)
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