タイトルの『コブちゃん』は,楽天ゴールデンイーグルスの小深田選手ではなく,コブハクチョウのこと。
早く戻って来ないか,と何度か,チェックしに,松川浦に行っていたが,この日,ようやく,群れと出会うことができた。
大須海岸脇の駐車スペースに車を止めて,松川浦内を双眼鏡で確認すると,海苔養殖棚の杭が並ぶ中に,20羽ほど,
また,遠くの対岸に,20羽ほどが見えた。
広がっていたので,写真では,一部しか写っていない。
バードリサーチの調査によると,ここのコブハクチョウは,青森県の小川原湖近辺で繁殖し,ここで越冬するようだが,今季もここに戻ってきてくれた。
小川原湖-松川浦個体群は,100羽はいるようなので,この日見えたコブハクチョウが,たぶん,全部ではない。
残りはどこにいるのだろう。
私が見えていないところにいたのか,それとも,まだ小川原湖方面にいるのか,はたまた,先日奥松島で見たように,松川浦以外で越冬する個体群もあるのか。
幼鳥が見えないのも,何か理由があるのか?
茨城や千葉,山梨などの個体群と違って,この個体群は,人間による給餌への依存度は低いとされており,実際,この日もアマモを食べていた。
しかし,私に寄ってきたところを見ると,餌付けされている感じもある。鳥友人のブログ情報では,地元の方が餌付けしていたらしい。
少し心配なのは,コブハクチョウが,ここで養殖している海苔を食べていないか,ってこと。
ここは,漁業の中心が海苔養殖のようなので,海苔に被害を出したら,大変。
海苔養殖棚のエリアにも,普通に入り込んで,何やら食べていたが,これは何だろう?
まぁ,海苔も口に入るかもしれないが,やっぱ,アマモが中心かなぁ。
と,思いたい。
駆除だけは,ご勘弁を!
(2025/01/12 コブハクチョウ)
もっと寒い所から、暖かい日本に来ていたんですね。
日本にすんでいる子供にとっては、「寒くなったら来る鳥」だったんです。
そうですよね~。
寒くなると来るんですから,そう思って当たり前ですよね。
なお,記事に上げたコブハクチョウは,ヨーロッパ原産種で,飼育していたものが逃げ出すなどして,日本で繁殖したものなので,人の給餌に頼って,年中同じ所にいる個体群もあるようです。
松川浦の個体群も,元々は飼育下にあったのに,自然界で繁殖するようになって,さらに,渡りもするようになった,というのが,驚きですよね。
たくさん見れると壮観ですね ^^
コメントいただき,ありがとうございます。
ブログを拝見しましたが,オオハクチョウがたくさん入っていたようですね。
カモもたくさん入っていて,良さそうなところですね。
ハクチョウが入る池は,結構ありますが,田尻池は,立山連峰を背景に見ることができる,とのこと。
機会があれば,今度,行ってみたいです。