相馬港にアカエリカイツブリがいた。
山形や気仙沼では出会っていたが,ここで出会うのは今季初。
潜水時,ホオジロガモやシノリガモのような尾羽は見えないが,両足のひれの名残が見えるときがある。潜水時のこうした名残で,水中をどのように活動しているのか想像するのも楽しい。
この子は,魚取りの名人だった。
1匹目。
2匹目。
3匹目は,でかかった。
4匹目。
見ていた短い時間に,どんどん捕っては,食べていた。
昨季は,アカエリカイツブリの当たり年で,今回出会ったこの子のように,港や河口など,人に近い場所にも普通に入ってくれていた。
中には,『エリ』が赤くなる時期までいてくれた個体もあったが,今季は,これからどうなるのか。
昨季は,くちばしが折れたり,また,潮だまりに取り残されて,落鳥した個体にも出会ってしまったが,この子には,しっかり栄養を取ってもらって,ここにいる間,元気で過ごしてほしい。
この後に立ち寄った鳥の海にも1羽入っていた。
傾いてきた陽に照らされ,目にキャッチライトが入っていた。
(2025/01/12 アカエリカイツブリ)
きっと、餌が豊富にいる港なんですね。3匹目は本当に大きいのに、あれを飲みこむとは!
野生の生物だから、大小にかかわらず食べられることが一番大事ですよね。
エリは、だんだん赤くなってくるんですね。若いうちは色づいていないということでしょうか?
そう,そう,3匹目は,飲み込むのに,すご~く苦労していました。吐き出しては,くわえ,ってのを何度も繰り返していました。
『エリ』が赤くなるのは,結婚に向けての衣装替えです。おとなでも,冬は,こんな風に地味になります。
カモはすでに衣装替えしている種類がほとんどですが,カイツブリの仲間は,春以降に衣装替えします。
動画も良いですが,私は写真が好きです。
自分の子どもでも,写真ばっかりで,ビデオを撮ったことはありません。
その瞬間を切り取って,残して,何度でも反芻して見ることができる,って,何となく良いです。
>そう,そう,3匹目は,飲み込むのに,すご~く苦労していました。吐き出しては,くわ... への返信
そういえば、子供の姿をビデオで撮りながら「こうする間に生で見たい!」と思っていました。
今はデジタルで、画像選択や消去が簡単にできますが、昔は「フィルムがもったいない」というのがありました。
子供が出生直後の頃には毎日撮っていた写真さえ、成長するにつれほとんど撮らなくなりました。
「写真に撮らなくても脳裏に焼き付ける」とか言って・・・
でも、yamameさんの鳥の写真は、脳裏だけではわからない魅力を伝えてくれます。
そうそう,私も「生で見たい」と思っていたので,生で見ていました。