シメ。
(上 メス,下 オス)
異常に大きな頭と太くてがっしりしたくちばし。
普通の鳥にはありえないプロポーション。
普通の鳥にはありえないプロポーション。
(メス)
頭の不自然な大きさは,くちばしを機能させる筋肉が詰まっているせい。
その筋肉に支えられたがっしりしたくちばしで,固い木の実も砕くという。
その筋肉に支えられたがっしりしたくちばしで,固い木の実も砕くという。
他の鳥が及ばない能力を持っている。
(オス)
しかも,このくちばし,夏羽になると,メタリック化する。
下は季節が進んだ状態の過去画像。
(2008/05/11 飛島 オス)
加えて,初列風切の内側から次列風切にかけての羽が,先端をハサミで切ったような不思議な形になっている。
下の画像を見ると,外側から5番目の羽根 (P5) から,内側にかけて独特の形になっているのがわかる。
下の画像を見ると,外側から5番目の羽根 (P5) から,内側にかけて独特の形になっているのがわかる。
(オス 正面)
こうなっている理由は,今もって,誰もきちんと説明できない。
自然界では不自然であり,風切がこうなっているのはシメ唯一。
自然界では不自然であり,風切がこうなっているのはシメ唯一。
(オス 背中)
そのせいで,翼を閉じたときの風切の佇まいが,いかにも人工物っぽく見える。
一見,プラスチックか折り紙を折りたたんで作ったかのよう。
一見,プラスチックか折り紙を折りたたんで作ったかのよう。
(上 メス,下 オス)
普通にいる冬鳥とみせかけ,秘めたポテンシャルは,非常に高い。
公園などで普通に見かけるが,小鳥と思って,侮ってはいけない。
なお,今季,仙台周辺では,三神峯公園(2),みちのく杜の湖畔公園(30+),加瀬沼公園(10±),青葉山公園(30±),西公園(50~60+)の各公園で群れを観察していた。
広めの公園に行けば,これからも,しばらくは出会える鳥。
公園などで普通に見かけるが,小鳥と思って,侮ってはいけない。
なお,今季,仙台周辺では,三神峯公園(2),みちのく杜の湖畔公園(30+),加瀬沼公園(10±),青葉山公園(30±),西公園(50~60+)の各公園で群れを観察していた。
広めの公園に行けば,これからも,しばらくは出会える鳥。
(2024/02/23 シメ)
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