桜の樹の下には屍体が埋まっている!
これは信じていいことなんだよ。何故って,桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。
これは,梶井基次郎の短編小説「桜の樹の下には」の冒頭部分。
夜に浮き上がる満開の桜を見るとき,あの妖しさは,まさにそのとおり,と感じるが,私は,曼珠沙華も,そうではないかと思っている。
花の下には,何か,埋まっている。
そう感じている人は,多いと思うのだが,私の知る範囲では,誰も記事に書いていない。
このこと,禁忌なのか?
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と,書いてしまったが,今,ネットで調べたら,土葬の時代は,動物などから遺体を守るため,毒草である曼珠沙華を,墓の周囲に植えていたことも,実際,あったらしい。
そのつながりで,曼珠沙華自体が,禁忌になっていた時代・地方もあったようだ。
きっと,私も,どこかで,そんな話しを聞いたことがあって,意識下で記憶していたかもしれない。
やはり,普通の花ではなかった。
改めて,合掌。
(2024/09/29 曼珠沙華)
小さい頃は好きでなかった記憶があります
今は年を取り綺麗だなと好きです
同じ花でも他の花とは色あいが違って見えるのが不思議です。
先入観なくがそうさせているのでしょうか。
やはり,そういう逸話は存在していたのですね。
多くの皆さんが,こだわりなく,きれいだ,と投稿されていますが,私は,何となく,まだ,心にひっかかりがあります。
好きか,と聞かれて,好きです,とは,まだ,言いがたいです。
頭が固くて,だめですね。
そうなんです。
私も,独特の赤だと感じています。
背景に物語があるせいだと思います。
この赤が,下に何かが埋まっている,と感じさせます。