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秋田出身仙台在住の鳥見人が主に東北の野鳥をアップしています。

周年いるんだけど...

2025年02月01日 | 宮城県_蕪栗沼

 暖かな晴れた日は,いつも姿を見せてくれないヒトたちも,姿を現す。

 このアオジも,周年ここにいるが,薮の中でゴソゴソしていることが多く,いつもは,なかなか姿を見せてくれない。
 
 
 姿を見せてくれないときは,地鳴きで,その存在を判断することになる。
 
 ホオジロは「チチッ」と2〜3声ずつ鳴くが,アオジは「チッ」と一声ずつ。
 
 カシラダカが来る季節には,カシラダカの地鳴きとの区別に気を使うが,それ以外の季節には,いることがわかっているので,「チッ」と一声聞けば,機械的に「アオジ」と,フィールドノートに書いてしまう。
 
 
 いい加減ちゃ,いい加減かも。
 
 カシラダカの地鳴きも,「チッ」と一声ずつだが,アオジの声より,か細く,高い感じ。
 
 
 ちなみに,クロジの地鳴きは,アオジの地鳴きとそっくり。
 識別できる人もいるようだが,私には無理。
 
 ところで,このアオジ,夏よりも,冬の方が数が多いように思う。
 
 
 北から移動してきて増えるのか,それとも,ここで生まれ育った子どもたちが増えているのか?
 
 いずれ,春までには,数が減って,ほぼ元通りの数になる。
 冬は,まだ続く。
 
(2025/01/19  アオジ)


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2 コメント

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同類? (kerokero56)
2025-02-01 05:57:45
なかなか姿を見せてくれないアオジなんですね。
むか~し、北海道に行ったときに「ウトナイ バードサンクチュアリ」を訪ねました。
シマアオジといったか、北海道でしか見られないと説明を受けました。
全国から愛鳥家たちが見に来ても、なかなか姿を現さないのだそうです。
幸運にも、それを見ることができました。
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幸運でしたね (yamame)
2025-02-01 06:25:32
>kerokero56 さんへ

アオジはどこでもいる,ごくごく普通の鳥で,都心部の植え込みの中にもいたりします。

でも,シマアオジは,とっても希少な鳥になってしまい,日本では,今,サロベツ原野でわずかに見られる程度になってしまいました。
はるか昔は,北海道に行くと,結構どこでも見ることができ,ウトナイ湖の遊歩道先でも観察できましたが,今はいません。

以前は,渡り中継地の中国南部の三水市では,大量に捕獲し,シマアオジを「空の朝鮮人参」として食べるお祭りがあったようです。
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