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クリッカートレーニング コツの科学 

2004年09月20日 | クリッカートレーニング
1.いいことをした瞬間にクリッカーを鳴らす

ほめる(クリッカーを鳴らすのは)のは、行動をした瞬間。「遅くても」一秒以内にします。
ごほうびを上げることを急ぐよりもクリッカーを鳴らすタイミングが大切です。

2.クリッカーは「カチッ」と1回だけ鳴らす。

「カチッ」とはっきり鳴らせるようトイレなどに隠れて練習しましょう。
「カッチン・・」という音は×。
また、カチカチ鳴らしてもたくさんほめていることにはなりません。
特別に良くできたときには、たくさんごほうびをあげてほめてあげましょう。

3.シェイピングの時には鳥に考えさせない

鳥さんに何が正解かを考えさせるのではなく、鳥さんの行動の中から目標とする行動に一番近いものを選んで「カチッ」の音でほめていきます。
シェイピングの時には、クリッカーとクリッカーの間が10秒以上あいたら長すぎです。

飽きてしまう、やめてしまうという子は2秒に1回鳴らすくらいのステップアップ計画を立てて進めるようにしてみます。

4.ごほうび

喜んで食べるものを探して色々試してみましょう。また、ごほうびはうんと小さくします。一粒、二粒という量で十分です。大きい子は、砕いたりカットして2~3mmにして使ってみましょう。
また、お腹がすいている時間を作ってあげてその時間にトレーニングしてみましょう。

一番難しいのが1です。これは、うまくできるようになるまで随分時間がかかるかもしれません。たくさんトレーニングで遊んであげながら鳥さんと練習を重ねましょう。うまくいかないときにはビデオにとって見直してみるととても勉強になります。


クリッカートレーニングの順序は、こちら

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バードトレーニング, クリッカートレーニング コツの科学.
http://love.ap.teacup.com/bird/85.html

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