円ジョイ師匠とセタッシーの時事ネタ

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ブタになったソクラテス(ギリシャ)

2010-05-10 21:17:38 | マスター独り言
最近のギリシャの財政危機を見ると、知性と伝統は負債の前では対応無策だ。 欧州メディアはギリシャをポルトガル・イタリア・スペインと一つにまとめて‘豚(PIGS)’という屈辱的な表現を使っている。 年金など福祉の概念なくお金を注ぎ込む道徳的弛緩と、救済金融を受けても返済する能力がほとんどないという現実は‘豚’を窮地に追い込んでいる。 彼らの先祖ソクラテスは毒杯を飲む前、弟子のクリトンに「アスクレピオスに雄鶏1羽を借りたことがあるので忘れずに返してほしい」と頼んだ。 最初からギリシャが借金の返済を要請しながら世を去った先祖の例を記憶していれば、今日‘豚’と呼ばれるような屈辱は経験していなかったかもしれない。

ギリシャ人は日本語の「きもの」がギリシャ語「ヒモノ」(冬)に由来すると主張する。 「寒くなれば何かを羽織らなければならないため」という話にもならない説明を加えながら。 「すべての言語の根源はギリシャ語」という彼の奇弁にもかかわらず、ギリシャに対する自尊心に根拠があるように感じる理由は、ギリシャがそれだけ西欧文明の根源として認識されてきたからだろう。
奇宣ミン(キ・ソンミン)文化スポーツ部門記者

今日はギリシャショックや共通通貨ユーロの話をしようと「ギリシャ」で検索したら、こんなニュースにぶつかった。面白いゾ!

先日の高尾山での生物学の野外授業は哲学的な、内容でしたネ
内容を書くと10000字以内じゃ収まらないので(ソレでなくとも携帯で見る人の悲鳴が聞こえてるのに)やめるが、円ジョイが質問したため、宗教や経済の話になっちゃったネ(笑)フランスからのお客様も2名来てました。通訳のhiroさんの同級生(本日マイミクなり)も訳すの大変だったのではないでしょうか

でギリシャの話
皆さんは行ったことありますか?
円ジョイは25年前アテネに1ヶ月ステイしたことあります。
当時はユーロ通貨でなく「ドラクマ」食堂のことはギリシャ語で「タベルナ」(ホント、笑)ギリシャの名詞は、変なわりには日本人でも発音しやすくハマったネ(フランス語は難しい)

でもこのニュースの中の、日本語の「きもの」がギリシャ語「ヒモノ」(冬)に由来すると主張する。 「寒くなれば何かを羽織らなければならないため」という話はゼッタイ嘘だね(笑)

キモノがヒモノのわけないだろ~(友人に着物好きや着付け先生やデザイナーがいるけど聞いた事ありますか?)

「すべての言語の根源はギリシャ語」というけど

ギリシャ語にはたしかに日本語に似た発音が多いけど食堂がタベルナとかのように意味は真逆じゃんか。

キモノの語源がヒモノだったら日本のヒモノの語源はなんなのじゃ
ギリシャ人は冬はヒモノを羽織り、夏な裸で日に焼けて、ヒモノ(干物)になっとるじゃないの!(爆笑)真逆なのヨ。 

でも円ジョイはギリシャが大スキだよ!
コノ歴史ある偉大な国!
しかしギリシャ人に有名な芸能人やスポーツ選手(オリンピック発祥なのに)、芸術家、有名企業、経済学者などは、ひとりもいないネ(不思議)

でも
哲学者だけはそろってるネ~ざっと挙げても…
アナクサゴラス
アナクシマンドロス
プラトン
アリストテレス
エピクロス
ソクラテス
タレス
ディオゲネス・ラエルティオス
デモクリトス
ピュタゴラス
ヘラクレイトス
ゼノン…(何人知ってる?)

そうこの国は、そういう国なのヨ!
アテネ市民も昼から公園で民衆が議論するのが娯楽だし(まさにアゴラ)飲み屋でも論戦を吹っかけてくるヨ(円ジョイは結構スキ)

経済センスや芸術的センスはないけど知性的な国民なのヨ
ユーロ圏になって、世界経済のお荷物国家扱いだけど、ドイツなんかも自業自得なんでいわないで、カバーしてあげようヨ
オリンピックも哲学があるのもコノ国のおかげヨ!
円ジョイは叫ぶヨ「がんばれ!ギリシャ!」

最後に日本で有名なことば
1964年3月28日、東京大学の卒業式が行われ、大河内一男総長が卒業生に贈ることばの中で「太った豚より痩せたソクラテスになれ」と訓辞しました。
は全部、誤訳でうそです。 

本来は

「満足した豚よりは、満足しない人間である方がよい。満足した馬鹿より、満足しないソクラテスである方がよい」です。

語源や語訳は、注意しないと誤解を招くネ!
ギリシャも日本も…経済でも…

円ジョイは「太ったソクラテス」を目指してます。(笑)

高尾山のツリーハウス 歌う生物学者本川達雄

2010-05-10 01:21:39 | マスター独り言

高尾山のツリーハウス 歌う生物学者本川達雄

YT動画、円ジョイは初アップロード(すごく時間かかった)!うまく撮れてるかな?(曲名は、いきものは円柱形♪)

昨日は高尾山ツリーハウスで森の大学の授業、歌う生物学者本川達雄先生の講義を受けてまいりました。

晴天で新緑がキレイで、ツリーハウスも素晴しかったヨ!
木を傷めないよう環境にも配慮して作られたハウス(定員5人まで)がよく出来てるので見学してたら、ひょうきんそうなオヤジが入ってきたゾ。そう、彼こそが、円ジョイが好きな番組「爆笑問題の学問のすすめ」や「題名のない音楽会」に主演した。本川達雄博士なのだ!

早速、握手して写真を一緒に撮ったヨ
自己紹介代わりに円ジョイ替え歌集を渡したんだ。作詩 円ジョイとネ

アウトドアの講義は慣れてないのか、マイクの声が不調だ。すると先生が「まるじょい」「まるじょい」と叫んでいるのじゃ。

なにか学者特有の言葉なのか???

座席の一番後ろにいる円ジョイに向かって叫んでいるので、やっとわかったネ

先生は「まるジョイさ~ん!聞こえますか~」て叫んでたのネ
そう、先生は、円ジョイの「円」を「えん」じゃなく「まる」と思ってたのネ(エンチュウケーと叫んでるくせにネ 笑)

そんな始まりだったけど講義の内容は、ナマコの研究他とても深いものでした。
円ジョイの知的好奇心をバッチリ刺激してくれました。

20分ぐらい真面目な話が続くと3分間歌いだす不思議な授業。
円ジョイとは逆だ。
20分バカらしいオフザケ漫談の途中で3分ぐらい、真面目な平和や政治の話をするのが円ジョイスタイル。

円ジョイと大きく違うのは、歌も学術的に作られてることと知性的ということ、あと美声なとこが、円ジョイのダミ声と違うネ(笑)

持ち歌は50以上あるようで、今もNHKの依頼で「ナマコの演歌」を作詩、作曲してるそうだ、出演条件はギャラでなくNHKがステージ衣裳として三波春夫のような派手な着物にナマコの刺繍したものを制作してもらうらしい(笑)小林幸子もびっくりだネ。

最後の質問コーナーでは円ジョイは質問しまくりちよこ(笑)
音楽ライブでは、持参したソロバンで♪ビリーバンバン(笑え)盛り上げたヨ

あ~楽しかった
久々にhiroさんや永友くんやスタッフに会えたのもうれしかった。
あの伝説の国交省との平和的バリケード闘争(笑)の話も盛り上がった
懐かしい思い出だネ

ホントこの高尾の自然は守りたいネ
我が国境なきお笑い団も協力するゾ!



今年は、国際生物多様性年。
高尾山は、日本一と言ってもよいほどの生物多様性の山。
でも…そもそも「生物多様性」って何?という人も多いはず。
日本では、ちょっと聞きなれない言葉です。
というわけで、本川先生の授業です。
本川先生は、ウニやヒトデ、ナマコの研究をする生物学者。
たくさんのいきものがいろんな関係を結んでいるのは、海も山も同じ。
とてもわかりやすく、多様性ってどんな意味なのか、
なぜ大事なのかお話してくれます。
しかも、それを歌にしちゃって、
大学の授業では生演奏までしてしまうおもしろい先生。
いのちにぎわう春の高尾山で、不思議なお勉強会。
「あーこんな先生に教えてもらってたら理科が好きになってたかも~」
って思うことまちがいなし!

【日時】5月8日(土)12:30開場 13:00~16:00

【場所】高尾山 ツリーハウス
 ※JR中央線・京王線「高尾駅」北口より小仏行きのバス。
  「日影」バス停下車 徒歩3分くらい
 ※バスの時刻表をご確認ください。http://bit.ly/9aWZKU

【タイムスケジュール】
13:00~14:30 本川達雄先生の授業
14:30~15:00 質問タイム
15:00~16:00 Teaタイム&本川先生LIVE

本川達雄さんプロフィール】
1948年生まれ。東京大学、琉球大学を経て、東京工業大学教授。
専門分野の著『ウニ学』『ヒトデ学』(ともに東海大学出版)、
『ナマコガイドブック』(阪急コミュニケーションズ)の他に、
動物の時間(『ゾウの時間ネズミの時間』中公新書)や、
サンゴ礁に関する本(『サンゴとサンゴ礁のはなし』中公新書)もある。
歌う生物学者としても知られており、CDもリリース。