『君たちはどう生きるか』は、児童文学者であり雑誌「世界」の編集長も務めた吉野源三郎の小説
トニー志茂は、この1930年の原作を昭和初期の世田ヶ谷駆の旧制高等学校(中学3年)のコペル君とニクスさんの物語にリメークした。
コレは児童文学ではなくコペルニクスの地球物理学(地動説)であり経済学(悪貨は良貨を駆逐する金本位制)である。
悪とは良とは何?
コペルニクスが考えた経済理論
貴金属含有量としての実質価値は違うため、二重の価値差が生じる。仮に、金を多く含む方を良貨、金を少なく含む方を悪貨と呼ぶ。すると、人々は良貨を手元に置いておき、日々の支払いには悪貨を用いる傾向が生じる。なぜならば国が保証している点で両者の価値は同等であるが、そうなれば実質価値が高く、有事の際には物々交換においても有利な良貨は手放したくなくなり、日々の支払いには実質価値が低く、その差を国が補償している悪貨で間に合わせておこうと考えるからである。(現代の仮想通貨と国家通貨の関係にも似ている)
コレは人間の関係においても起るのである。
え!宮崎駿もリメークするんだ(笑)