2018年、北朝鮮朝鮮人民軍は38度線を越え、突如南進を開始した。これを受け、アメリカはただちに日本海へ艦隊を派遣し、日本も集団的自衛権や戦争法案を成立させていたことからアメリカ軍との共同作戦を行うべく、護衛艦隊および陸上自衛隊の部隊・装備を満載した「おおすみ」を舞鶴沖へと派遣する。
6月20日早朝、北朝鮮は突如として弾道ミサイルを発射する。これはNORADのレーダーによってすぐさま感知され、Jアラート発令!
日米艦隊は日本本土へ発射されたと見られる弾道ミサイルを迎撃するが、迎撃成功と見られた矢先、強烈な光と共に時震が発生しタイムスリップが起こり。 沖縄米軍海兵隊のオスプレイや攻撃機。と日本自衛隊が米国から250億円の高額で買わされた憲法違反の専守防衛でない攻撃型ヘリコプターAH64アパッチ自衛隊兵器と共に
1600年(慶長5年)タイムスリップした日は関ヶ原の戦いの前夜だった初遭遇時には多少の交戦はあったものの、自衛隊は敦賀を治める大名大谷吉継の庇護を受け、前回現れた「とき衆」のその後を踏まえて「御伽衆」と呼ばれることになる。彼らは島二尉を中心として歴史に介入し、関ヶ原の戦いにおいて西軍を勝利に導こうと奮戦する。吉継の盟友石田三成に気に入られた島は、三成の口添えで朝廷から「左近」の官職を贈られる。歴史好きの有利海士長は「島左近」の名に関ヶ原で戦死した実在の人物を連想し、不安を口にする。島も当然「島左近」の事も、その末路も知っており、歴史がそういう役割を負わせる為に自分たちをこの世界に送り込んだという推測を口にするが、同時に「それは人選の誤りで、俺たちは決して誰かの思惑通りに死んだりしない」と隊員たちを鼓舞する。果たして自衛隊は、その圧倒的な火力で東軍を蹂躙し、ついにはUH-60JAが上空から家康本陣を捉えるところまできた。ここで家康を爆殺して戦いは終結するはずだったが、突如どこからか発射されたスティンガーミサイルにより、ヘリは撃墜される。唖然とする自衛官らの前に現れたのは、この時代には自分たち以外に存在しないはずの近代兵器、それも最強の沖縄海兵隊であった。 日米集団的自衛権や安保法制なんかインチキで米国は日本人なんか守ってくれない!どころか自衛隊の敵になって差別的に軍事訓練のように無差別攻撃を繰り返すのである…
累計179万部を売り上げているSF小説。この「戦国自衛隊」自衛隊が豊臣方、沖縄アメリカ海兵隊が徳川方に参加しているという形態を取っている。
作中では現代も過去も二十数年が経過している上、前作の三田村三曹本人や、島田三曹の遺児も登場し、タイムスリップした武器および兵器の性能がかつてより上がっている分、さらに過酷な戦いが展開される。
しかし集団的自衛権も戦争近代兵器も戦国時代の武将の知恵や忍者達にはかなわない。
戦争や日米軍備増強はいかに虚しいものかわからせてくれた。
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