
この花は大好きな花です
白い花は、まるで白鷲が大きく羽ばたいているかのような形をしています
湿地で育つ草花、夏の花です、最近また見かけるようになりました
この鷺草には逸話が・・・
戦国時代の世田谷城で、
助けを求める姫君が手紙をサギに託すが、
サギは途中で射落とされ、
その落ちた跡にこの花が咲いたという話や
その昔、猟師がつがいの鷺の一羽を打ち落としました
落ちたところへ向かうと、その場には、落ちた鷺の上にもう一羽が
羽を大きく広げて、落ちた鷺を守るように覆いかぶさっていたんだと・・・
それと見た猟師は、可哀相でそのまま、その場を去りました
次の日も、その次の日も、もう一羽の鷺はどこへも行かず
落ちた鷺を守っていました、そして・・・ついに
その鷺も、守り抜いた鷺に覆いかぶさり動かずにいました
不憫に思った猟師は、その場に墓を作り、弔いました、
その後、その墓から、この鷺草が、写真のように2羽が羽を広げて
飛んでいくような、花が咲きました。
虞美人草にも同じような、悲しい逸話がありますね