まずは「プリマダム」の最終回。
これは何と言っても、最終回の「バレエ発表会」生放送ですよね。
このドラマの中盤で、その発表会の生放送情報を知ってから
気になって、見続けてたクチです(笑)
ただ正直言って、その発表会生放送部分終了後、
ドラマの内容を離れて、「黒木瞳」としての挨拶で、
全てがぶっとんだ気がしましたわ。
今まで、盛り上げてきた内容は、どうなっちゃったの?と、
ほとんどの人が感じたのでは?
生放送部分終了後に、それぞれの生活の変化のシーンを
少しでも入れて、ドラマとしてちゃんと完結させるべきだったのでは?
「黒木瞳」としての挨拶が入れたかったのであれば、
その後に入れて欲しかった。
最終回の内容は、発表会は果たして無事に行われるのか?
ということを、いたずらに盛り上げたに過ぎず、
色々と省けば、発表会後に、時間的な余裕も作れたはず。
もっと丁寧に作って欲しかった。そこが残念。
そして本日最終回を迎えた「ギャルサー」。
これも、かなりぶっとんだ内容でしたね(笑)
ただ、渋谷のギャルと、カウボーイという組み合わせ、
そのカウボーイに、現代では当り前となってる「不思議な事」を、
ちくちく皮肉らせるというのは、なかなか面白いアイデアじゃ
なかったでしょうか。
最終回の、しんのすけのセリフ・・
「この街、食べ物をゴミのように捨てる。
それに慣れた人間、やがて、食べ物に感謝しなくなる 。
この街、家に帰らなくても生きていける。
それに慣れた人間、やがて、親に感謝しなくなる。
この街、夜でも灯りがついている。
それに慣れた人間、やがて、太陽に感謝しなくなる。
この街はお前達の街だ。お前たちがなんとかしろ。」
普通に名セリフじゃなかったでしょうか。
かなり強引なストーリー展開はあったものの、
日本テレビ系土曜9時でしか、成立し得ない、
オリジナリティのあるドラマだったように思います。