このドラマで描かれてる、チアダンスっていうのは、
チアリーディングの中の、ダンス部分を独立させた競技で、
組体操のようなものは含まれないものだそう。
てっきりあのアクロバティックなものだと、
勘違いしてました(笑)
約2分半の時間内で、ダンスの技術やチームワーク、
チアスピリットなどが、採点の対象になるんだそうです。
原作は「ダンス・ラブ★グランプリ~県立厚木高校
ダンスドリル部全米制覇の記録」、それをヒントにした
オリジナルストーリーということですが、
展開自体は、「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」の
焼き直しといった感じでしたね。
ただ個人的に、そういう世界大好きなので、
ほぼ何の抵抗もなく、楽しめました(笑)
憧れの先輩・神宮寺のため、チアガール姿で応援しようとする
相川要(榮倉奈々)、末吉双葉(加藤ローサ)ら5人ですが、
相手チームの本格的なチアダンスを目の当たりにして
怖気付きます。
でも学生時代に、怖気付くくらい凄いものを目にするのって
貴重だと思うんです。
自分の事で恐縮ですが、僕も学生時代、月刊明星の
似顔絵投稿コーナー、週刊朝日の似顔絵塾で、
化け物のような似顔絵の猛者たちの作品を、見ていました。
勝てるなんてとてもじゃないけど、考えてませんでしたが、
近付きたいと思って、描き始めたものです。
あの時の刺激がなかったら、こうして似顔絵や
キャラクターを描くことなんてなかったろうし、
それらを通して、たくさんの人に出会える事も
なかっただろうなぁ・・なんて思ってみたり(笑)
初の主演、相川要を演じる、榮倉奈々さんは、NHKの「ジィジ」の
頃から見てますが、そんなに演技は上手な方ではないでしょう。
でも初主演作が、こういう実技を伴うもので幸せだと思います。
まさに体当たりで、主人公の成長とともに、榮倉奈々さん自身も
ドラマの中で、俳優として成長していくことでしょう。
もうひとり、渡辺かしこ役の木南晴夏さんは、「不幸の法則」の
再現ドラマに出てた人ですね。あの時の経験が
ちゃんと活きてる感じでした。
面白いキャラクターになりそう。