●「役者魂」第6話
桜子(川島海荷)や忠太(吉川史樹)にかかる養育費のために、
瞳美(松たか子)が、皆に黙ってバイトして、気持ちがすれ違い、
孤立するという、ベタベタな展開でしたが、もうボロ泣きでした(笑)
気付いてみれば、瞳美(松たか子)の妄想シーンも、回想(説明)シーンに
様変わりしてますし、エンドロールの本編とは別個の映像も、
社長(香川照之)とアントーニオ(富岡晃一郎)の料理対決という、
わかりやすいものになってて、新しい試みも、淘汰されてしまいましたね。
ただその分、テンポは出てきてるし、展開が単純明快になった分、
コメディとしての面白さも出てきたように思います。
個人的に大好きなドラマなだけに、前半で逃がした視聴者が残念です。
今後は、本能寺海造(藤田まこと)最後の舞台「リア王」に、
社長(香川照之)が、深く関わるって事らしいので、
役者として舞台に復活する? いや、そうなって欲しい(笑)
桜子(川島海荷)と忠太(吉川史樹)の母親(声からすれば、戸田菜穂さん?)
も登場して、やっぱり子どもを返して!って展開もあるんでしょうね。
東京ヤクルトスワローズの古田プレーイングマネージャーは、
無難にこなしましたね。「アストロ球団」よりは違和感なかった(笑)
●「僕の歩く道」第7話
輝明の踏み出せなかった新しい道と、幸太郎(須賀健太)の母親(森口瑤子)に
言い出せなかった気持ちがシンクロしてて、内容の濃い1時間でしたね。
「僕の生きる道」の「読まなかった本の話」、「僕と彼女と彼女の生きる道」の
「ペンキ塗り立て」のエピソードとともに、僕にとって忘れられない回となりそう。
ただ、不安な要素も出てきてます。
◎都古(香里奈)と河原(葛山信吾)の新婚生活。
河原が離婚に至った経緯が、はっきりとは説明されてないので、
そこに何かあるのかなと思って見ています。
次回で問題は表面化するんでしょうが、離婚はなさそう?
結婚っていうのは、「ずっと一緒に仲良くしようって約束する事」と
説明されてる事だし、何かをきっかけに、この二人が、
その約束を果たそうとする展開を予想しています。
◎輝明の母親・里江(長山藍子)の検査入院。
「僕の歩く道」の副題「生んでくれて、ありがとう」というのが
輝明の言葉だとすると、イヤな予感を感じざるを得ないです。
以前のりな(本仮屋ユイカ)と里江(長山藍子)の会話や、
真樹(森口瑤子)と秀治(佐々木蔵之介)の会話も伏線に思えてくるし。
この予感は外れて、輝明がロードレースに出場し、
その後に言ったセリフであって欲しい。
●「リンカーン」~世界ウルリン滞在記~
ついでに感想書きますが、昨夜は9時から11時半まで泣きっぱなしでした(笑)
「世界ウルリン滞在記」という「世界ウルルン滞在記」のパロディで、
バナナマン・日村勇紀が、渋谷のギャルサーと、1週間生活を共にするという企画。
そのグループは、1週間後にパラパラ全国大会に出場するんですが、
日村が、一番「下っ端」として扱われてて、呼び捨てにされるわ、
まったく芸能人扱いされていない。
それが可笑しくてたまらなかったんですが、練習の厳しさ、先輩の厳しい指摘、
仲間の挫折、団結、全国大会で見せた踊り、そして仲間との別れは、
もう「本家」に引けをとらない感動の物語でした。
この企画は、フジ(関西テレビ)火10を、おびやかすものではあるまいか(笑)