「ボブ吉」デビューへの道。

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小林薫さんの似顔絵。「Dr.コトー診療所 2006」第4話「14才の母」第4話

2006-11-03 04:36:45 | 有名人似顔絵【か行】


●「Dr.コトー診療所 2006」第4話
原親子(時任三郎・富岡涼)の負の連鎖、覚悟はしてましたが、
辛いもんですね。
2話の剛洋(富岡涼)の私立中学の入学式、剛利(時任三郎)さんが
駆け付けてたじゃないですか。
あのネクタイのヨレ具合だけで、かなり泣けたんですが、
あの親子に、まあ、ここまで苦難が襲い掛かるなんて(汗)
5話では夏休みを利用して、原親子が志木那島で再会するようですが、
結局二人とも、島に戻ってくるような予感がするなぁ。

今回のタイトルは「父のあやまち」。
剛洋の父・剛利(時任三郎)は借金を背負い、未公開株の詐欺に。
星野正一(小林薫)は、2年前のあやまちを、今でも悔いている。
重さん(泉谷しげる)は、その件で、いつまでも豊漁祭に
参加しようとしない、正一とケンカ。
そのケンカは、重さんの「元気だせ!バカヤロウ!」で氷解(笑)
正一(小林薫)のあやまちも、昌代さん(朝加真由美)の頑張りが
半分にしてくれた。
剛利(時任三郎)のあやまちは、次回あたりで、解決のメドが
立ってくれるといいなぁ。

●「14才の母」第4話
ここまで「静」の奇数話、「動」の偶数話って感じしません?
今回4話、未希(志田未来)の妊娠は学校の知るところとなり、
週刊誌は当事者を嗅ぎ付け、智志(三浦春馬)は海外へ行く寸前と、
事態はかなり動いていきましたね。

今回、未希(志田未来)は、クラスメイトの前で、
「あたしね、あたし、会いたいの。命の大切さとか、
そんな難しいことは正直わかんない。
ただ、このお腹の赤ちゃんに会いたいの。」と
産みたい理由を明かしました。
ただ、それは母親(田中美佐子)の言葉、
「それでも産みたいというなら、それだけの理由を言いなさい。
赤ちゃんと引き換えに、未希の命を失ってもいいと、
お母さんとお父さんが納得できる、理由を言いなさい。」の
答としては、まだまだ弱いものだと思うんです。
教室を出た後、未希(志田未来)と母親の見つめあうシーンが
ありましたが、母親も納得まではしてないでしょう。

「14才で母親のなることは、周りを全て敵にまわすことなのよ。」
未希(志田未来)の周りに、その敵が姿を現わすことで、
両親は未希を守り、その決意の堅さに心が動いていくんでしょうか。

それと、どうしても志田未来、生瀬勝久さん、田中美佐子さんの
演技に注目しがちになりますが、あの弟クンも、凄い演技してますよね。
あのくらいの年齢で、あそこまで個性が出せるものなのか。

(追記)
未希(志田未来)の産みたい理由を、理由として弱いと書きましたが
よく考えてみれば、14才で子どもを産む、正当な理由なんて
存在しないんですよね。
あるとすれば、気持ち・決意というものしかない。
出産という流れになるのなら、どう周囲を動かしていくのか
そこに注目ですね。