●「3年B組金八先生」第8シリーズ 第2話「赤い私服の転校生」
第1話の、孝志(坂本優太)の描いた(他人の絵を利用した)絵の問題は
今回も続いてます。
孝志の母親は、その絵を評価してくれない美術教師(藤澤恵麻)の
あることないことを、電話で言いふらします。
それは、母親を通じてやがて他の生徒の耳にも入ることに。
ツールは違えど「学校裏サイト」と、やってる事の本質は同じ。
うまく盛り込んでますよね。
対する金八(武田鉄矢)は、ホームページという、交換ノートを用意。
生徒がノートに書いてくれる事を「書き込み」と呼ぶ。
生徒ひとりひとりが、このノートに「匿名でない書き込み」を
していく展開になるんでしょうか。
そうなれば、自然に「裏サイト」は消えますもんね。
今回は赤いセーターを着た転校生・森月美香(草刈麻有)登場。
制服に関するエピソードは、昔のシリーズでもあったような?
その時は、どうやって収拾つけたんだっけ。
●「医龍 Team Medical Dragon2」 第2話「捨てられる患者」
「医龍」って、いくら人気ドラマといえど、苦手な人はいると思います。
命を扱う仕事を、派手に演出し、あまり聞きたくないセリフも飛び交う。
前クールの「ライフ」も人気ドラマでしたが、これも受け入れられないと
思ってた人は多いのでは?僕がそうでしたもん(笑)
だから、僕は「医龍」を、こう楽しむ事にしています。
「医龍は逆を読め。」
お笑いは「フリが大きいほど、その後の笑いは大きい。」と言います。
医龍における、次々に現れる苦境は「フリ」。
そのフリが大きければ大きいほど、その後の感動は増します。
そのフリを見分けるのは、ちょっと面白い。推理といってもいいと思います。
片岡(内田有紀)は、北洋に、朝田(坂口憲二)を追いやったように思えますが、
本心としては、朝田を欲しかったのでは?
「潰れてもらいます。医者として2度と立ち上がれないくらいにね。」
という片岡の言葉と、朝田の言う「俺は、バチスタの次を考えてる。」は
やがて結びつくような気がします。
もちろん「北洋を潰す」というのも嘘でしょう。
目的は、メディカルシティー構想が現実に近付いた時、明真大学附属病院を
乗っ取ることかな?
片岡の筋書きは、順調に進んでるんでしょう。
対する朝田。
「黄疸はないようだ。」
あくまでも医者というスタンスに、しびれました。
●「ジョシデカ!ー女子刑事ー」第1話
「激突!女のバトル!最低最悪コンビ誕生!」
脚本は、「アンフェア」原作者の秦建日子さん。
手に数字の書かれた、連続殺人事件が縦糸としてあるようですし、
桜華子(泉ピン子)は「検挙率No.1」、畑山来実(仲間由紀恵)は、
警察学校でぶっちぎりの劣等生ながら、射撃だけは天才。
ね?アンフェアっぽい匂い、感じるでしょう(笑)
違うのは、コメディベースって事でしょうか。
初回のお話は、前科者(いしだ壱成)が、再び犯人として
疑われた事でヤケになり、同棲していた佐藤有希(入山法子)と、
心中しようとするというもの。
来実(仲間由紀恵)の射撃で事件は解決するものの、
前科者の容疑が一瞬で晴れるなど、ツッコミどころは多い(笑)
ただその1話の事件で、無事救出した佐藤有希(入山法子)が
2話では、手に数字の書かれた、連続殺人事件の被害者になる模様。
ここらへんは、「ドラマ・アンフェア」に、秦建日子さんが
影響を受けてるのかも?(笑)でも面白い構造ですね。
●「モップガール」第1話「葬儀会社の美少女は死体を救う」
広島では、1週遅れで、ようやく始まりました。
北川景子、やっぱ可愛い(笑)唇に、こんなに特徴あるなんて
気付かなかった。しかも、ちゃんとそこがわかってて、
唇を可愛く見せる表情をする・・確信犯ですね(笑)
それにしても、職業こそ違えど、「トゥルー・コーリング」と
本当にどこが違うのか。
時間を遡った時、話の本筋以外のエピソードに触れるところなんかも
そっくりではないですか。
「トゥルー・コーリング」よりも秀でた部分を、
ちゃんと見せてくれなくちゃ。