日本から友人や家族の関係する知り合いが来るとき、
台北にいるかぎり、できるだけ対応している。
遠くから訪ねてきて、せっかくの旅行気分を
盛り上げてあげたいと思うからだ。良し悪しは別として。
思えば、祖母の家は田舎の古い造りの家で、
訪ねてくる人が多かった。昔は近くに店もないから、
お昼どきには、みんなに昼ご飯をふるまう。昔だから。
そういうところが、祖母に似たのかもしれない。
ただ、話は戻るが、本当に不思議なことに、
台北にくるうちのお客さんは、なぜか101で
夕食を食べたがる。ガイドブックに書いてあるのかな?
そして、大体、小籠包のあの店に行きたがる。
101以外に、近くのデパートにもいくつも支店が
ある、あの店に…。赤い看板の。
101の店は、その店は、夕食時には80分待ちは普通だ。
近くのデパートなら35分待ちで済むかもしれない。
でも、101の支店がいい、とほとんどのお客さんが
言う。
101支店で一緒に80分待つか、あるいは、デパートの
支店で35分待つか…おもてなしの心を働かせるなら
どっちなのかなといつもいつも思う。
ちなみにその有名な小籠包の店でのイチオシは、
排骨炒飯だと思う。