あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
昨日は総統府の一般開放に行ってきました。
ちなみに今年の日程はこちらです。
(平日はFAXかHPから要予約です)
お天気が良かったのでかなり多くの人が並んでいて、
入口まで30分くらいかかりました。
入口に着いても、すぐに入れるわけではなくて、
パスポートの提示、持ち物検査、金属探知機とチェックを受けます。
※必ずパスポートが必要です!!!
持っていたペットボトルについては、一口飲むように
係員から指示されます(安全性確認のためでしょうか)。
爪切りやライターなど、危ないものは番号札を付けられて
係員が預かるようです。(出口で返してもらえるそう)
外観です。お正月なので国旗が掲揚されていました。
(正面では立ち止まれなかったので、横から見上げて撮りました。)
入口から入ると、お正月ということで春聯と紅包をもらいました。
春聯には、「自自冉冉 歡喜新春」と書かれていました。
ニュースによると二つの解釈があるそうで、自の後の字について
ものすごく大雑把にはしょると、
1)自在に と 2)ゆっくり
の意味にとれるそうです。
(「冉」の字は、煙が上にあがっていくようすを表現するときに使われるのだそうです)
そもそもそんな字があったことさえ知りませんでした。
私は一瞬、再の字がてっぺんから一を落っことしてしまったんじゃないかと勘違いしましたよ。
まだまだ知らない字があるものですね・・・。
見学の話に戻ります。
さらに奥には孫文の像があったのですが、記念写真を撮る人が
多くてそのまま通り過ぎてしまいました。
それから、階段を上がって奥の広間に行ったのですが、
お正月だからか、音楽が演奏されていました(曲名は不明)。
あとは一階に戻って、展示スペースを見学します。
総統府の建築の歴史や台湾の歴史が紹介されています。
中庭も見学でき、出口近くには郵便局(総統の記念切手販売など)
やお土産屋さんもありました。
とにかく人が多くて、まるで団体ツアーに参加したような
雰囲気でした。歩くのも一歩一歩・・・という感じです。
この日は中国語のガイドさんのみでしたが、普段、平日に参観を
申し込むと日本語のガイドさんも頼めます。
そのあと、ひと息つきたくて、西門駅のほうへ歩いて、
中山堂へ行きました。以前も行ったことがあります。
前回は、4階のコーヒー店に寄ったのですが、
今回は、3階の台湾茶の店に行きました(台北書院)。
(↑台北書院HPより)
写真のようにお花が飾られていて、落ち着いた雰囲気です。
西門駅付近の喧騒がうそのような静けさです。
せっかくの機会なので、あれこれ迷って注文して、
お茶とお菓子でのんびりしてきました。
お茶は、最初、お店の人が説明しながら淹れてくれます。
そのあとは、自分で淹れて、楽しみます。
気になるお値段ですが、最低消費額が決まっていて、
こちらの畳の席だと、一人につき一種のお茶と、
350元のお茶菓子の注文が必要です。
他に、廊下のテーブル席があります。
今回はお茶を二種類、お茶菓子を三種類、注文しました。
総額で1000元くらいです。ゆったりと贅沢な時間でした。
お茶菓子ですが、右は棗にクルミが入ったお菓子で
ポンカン飴のような食感です。兵六餅のような・・・。
左上はわさびクッキーでしょっぱい味です。
わさびといっても日本では食べたことのない味です。
下にあるのは、緑豆の生菓子です。かなり甘かったです。
そんなこんなで、お正月が過ぎていきました。
今年一年、皆様にたくさん良いことがありますように・・・