幹糸とサルカンや天秤との結合部分を堅牢にするには、熱収縮パイプを使うことが多い。
この写真は、よちさんからのオーダーに応じて一寸した実験をしてみました。上の部分は、左から右に内径が2.4mmの高強度型、真中の赤いのがごく普通に市販されているチューブの内径2.5mmのもの、右は高強度型の3.0mmのものの外観です。写真の下の直線に並んでいるのが、それぞれヘアードライヤーで熱を与える前後を比較したものです。
高強度型は、120度前後の熱で、内径が50%収縮し、長さが10%前後収縮している。赤いのは、50%内径が収縮しているが、長さは収縮していない。触ってみれば、違いがはっきり分かる。ネットで探すと見つかりますが、SHURINK TUBE やSHRINK TUBEと私の持っているものとはチョット違うようです。
千歳や札幌の2-3の釣具店でよく探してみれば見つかるかもしれません。左端のものだけが、商品名が付いていました。「高強度型収縮パイプ」SHRINK PIPE, Fishing TOHO(東邦)製です。これが、オリジナルのものでしょうか、前述と英文が違います。内径が2.4のほかに3.2、4.8、6.4、9.5mmのものがあります。丈夫なものが手に入ると、応用は広がります。