ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

ダンゴ造りのすぐれもの「握るだけ」

2011-08-22 10:06:21 | 釣り
20数名が並んだ真薫別の止めの堰堤で3度も鯉が着いた。やりとりで鯉専用のリール、古いREGAL-X、のドラグの尾の部分が割れてしまった。短時間で3尾もついたのは、場所が良かったのもあったかもしれないが、鯉のダンゴの処方が効いたのかもしれない。今回の処方を公開する。

吸い込み仕掛けを使ったダンゴの硬さは、水と袋物の組み合わせによって大きく異なる。フナ用のバラケやマッシュ主体ではどうも、ダンゴ造りがしっくりこない。今日は、近くに師匠のSK上さんが入って呉れたので、ダンゴの柔らかさ加減を手のひらで覚える為に一掴み頂いて、見本として傍に置いた。

見よう見まねでダンゴを造り25号の磯竿で投げの練習のつもりで人のいない方角に向けて投げていた。1投目は、途中で空中分解。2投目は丁寧に硬く握ったのだろう、小さくなったがダンゴのままで戻ってきた。私のような年に数日しかダンゴ造りをしないものにとって失敗しないとっておきのすぐれものは、「にぎるだけ」である。砂糖を振りかけてダンゴの仕上がりをよくした。裏にダンゴの作り方と吸いこみ仕掛けにつける方法が図示されているので参考にしてください。

「にぎるだけ」に水を適当に振りかけて湿らせ、ペタペタ叩いて液状化現象を確認して、これに定番の「三色スイミー」と好きな集魚効果のある袋物、今回はSK上さん推薦の「武蔵」を振りかけ、かき混ぜてダンゴにしてゆく。フェロモン「神通力」は、1-2割位に留めるのがダンゴの出来が良かった。にんにくやバニラエッセンスを振りかけるのもいいが、フェロモンとの拮抗作用があるという説もある。今回はフェロモンの「神通力」が効いたと思っている。付けエサは食べ残した道産トーキビと小型いそめや中型ミミズの相掛けにした。コーンは針の上まで通しておくとダンゴも握り易いし、他のエサもつけやすい。