ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

風の盆詣で

2011-08-31 12:14:07 | 釣り
母方の祖父は新湊出身で私を釣りに連れて行って呉れた記憶が残っている。家業を弟に譲って旅に出て陸別で結婚し母が生まれ高岡に引き上げた。父方の祖父母は七尾と八尾の出で父は七尾で産まれている。

両親が金沢で知り合って結婚し石動(今の砺波市)に移って魚屋を開いた。私はここで産まれているので、富山の血と十勝の血が混ざっている。家督を継げなかった親戚縁者は北海道に第二次大戦前と中に移住し、札沼線から留萌に散った。北海道に移り住んだ人々には並々ならぬ覚悟があった。北海道への全国からの移住者では青森が一番多いが、富山県も5位である、札幌は富山県からの移住者がトップ争いをしているという。

10数年前に、真駒内の奥に墓を建て、留萌のお寺に預けていた父方の祖父母、母方の祖父、父、身寄りが途絶えた叔父や叔母達のお骨も含めて7人分を札幌の地に納骨した。石動の山の墓地には兄の骨は既に土になっている。山形に住んでいる息子もお経をあげに訪れてくれた。

8月末から9月初めに街中が先祖の供養に舞い踊る「風の盆」で有名な八尾にも父方の祖母の先祖の墓地がある。遠い先祖の総家がある能登には、母や二人の妹と訪れたことがある。石動には、何度か訪問しお経を上げて貰っていた。訪れていない唯一の心残りの地は「風の盆」の八尾で、職場から夏休みを頂き訪れるが、台風が外れて呉れることを祈っている。