春の嵐

春の嵐の中に繰り出したM人会の釣りバスに乗って、熊石海岸に下見に出かけた釣童さんに電話を入れました。大時化で平磯狙いの方は全滅のようだ、漁港によってはホッケが釣れた、などの情報を聴かせて頂きました。おいおいと、情報が知れ渡ると思います。天候不順ボの字の多い釣り場、立ち込み用の重い竿立てが必需品のようですので、使い慣れた扱い易い用具に戻そうか、釣りの支度は中々進みません。

BSのMLBを見ながらコーヒーを飲んでいると、あーすれこーすれと注文が・・息子がやって来るとハッスルするカミさんには、触らぬ神にはたたりなしで、近所の床屋さんに避難しました。左耳の方からはレッドソックスの上原の好投を伝えるアナウンサーの声が聞こえてきます。

右の耳からは若いサラリーマン新人の決意のような声が聞こえてきました。髪の毛は黒いのが良い、ワイシャツのボタンはちゃんとかけておけ、ネクタイをきちんと結んでおけと、訓示を受けたとのことでした。いまどき、身だしなみのことまで注意してくれる会社は少ないから、良いところに入ったね～、と床屋のマスターは返事をしております。

毛の薄い頭を刈って、外に出ると寒い北混じりの風が吹いていました。今年の大漁祈願でも無いのですが、近くの老夫婦の焼いているタイ焼きをおやつ代わりに、機嫌の良くなったカミさんと食べています。これから、孫たちを迎えに出かけます。