情けない風景

北海道各地に有ったドライブインは、ほとんどが消滅。釣りバスの帰りの昼食をゆっくり食べる場所がなくなってきた。わざわざ、ドライブインに寄ることもないだろうという意見も多くなってきたが、運転者も一服する場所があってもいいのでは、と思っている。

大抵のバスは、ドライブインに寄らず、札幌に帰る道すがらのコンビニで、昼食となる弁当などを選ぶことになる。時間を節約すると言っても熱湯を注いで５分ほど待って頂くインスタント麺などの汁ものは動くバスでは危険なので、コンビ二前で留まることになる。

天気の良い日など、コンビニ前に座り込んで昼食を摂っている姿は、家族には見せられない情けない風景だ。初めは違和感も有って、食欲もわかなかったが、今では慣らされて生きる為に食べるようになってきた。カミさんの留守の時には、近くのコンビニに昼食を選びに探検することにしている。

どうせ食べるなら、おいしいものが食べたいので、どのコンビニではどんなメニューがあるのかを知っておくようにしている。町内会の旅行でカミさんが留守なので、洗濯機を回してから、朝食と昼食は近くのメニュの多いコンビニに行きサンドイッチとチンするライスにザル蕎麦を買ってきた。これに自宅の食材を合わせて自宅では食べれている。この探検によって、そのコンビニでは何などと釣行の為に記憶しておく。何が自分にはダメなのかを知っておくことも、大事である。