ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

山越のエピソード

2016-11-08 21:12:46 | 釣り
先週の釣りでは、吹雪が貼り付いた竿を眺めたり、かじかんだ手をマッサージしたりしながら、雨風のやむのを今か今かと待っていました。不死身の96翁も、寒いと震えながら、釣り座から離れて、小高い丘上の漁師小屋の屋根の下で雨宿り、雪宿りしながら、私と一緒に竿を眺めていました。

遠くの翁の1本の竿が横にすっ飛ぶのが見えました。エサが何も付いてないのに、アカハラの大物が釣れたと大喜びししていました。一緒に入漁したオノちゃんや、Nさんが確かめてみると、スレでした。道理で暴れまわっていたのでした。これが、43.6のアカハラ。次に私の竿も海に刺さって行くのが見えました。44.6のアカハラ。深くイカゴロを吸い込んでいました。

このイベントの前後に、オノちゃんが40オーバーのアカハラを2尾釣ったのが効いて、サッパリだ~、ここでボナさん、去年優勝したんだって、カジカがごろごろ来るなんて・・とぼやいていたのに、審査してみると、ボヤキのオノちゃんが総合優勝でした。

この後、急に雨風が納まり、朝凪が訪れて暖かくなりました。審査用の魚の交換もできずに締切時間になりました。何故こんなに釣れないのかと、よく見ると、定置網のボンデンとローピが右手から沖まで真っ直ぐ伸びていました。左側の川口は網が建っていません。入って来るのがアカハラの多いのがうなずけました。鷲の木から森の間にも良く建ちますから、網が建っているのかどうか知っているのが、この範囲での釣りに重要です。