今日のひとネタ

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夢のあとさき

2003年08月12日 | 日記・雑記・ただの戯言
 昨年、実家の倉庫から持ち帰った古本とレコードが、ネットオークションで総額5万円程度になったという話をしたら、うちの両親は大変ノリの良い人たちで、家中の切手、古銭、テレフォンカード、古書などが食卓に並ぶ事になりました。

 その中で注目は、少年航空兵の絵柄の切手。しかも未使用。「さぁ~、これで億万長者だ~!」と思い、ヤフオクで検索したところ既に出品されてました。果たして価格はというと、10枚セット800円。しかも、入札者なしですって。

 その他、天宝の通貨、寛永の通貨など、いろいろ珍しいものは出ましたが、ヤフオクでは、それぞれ数枚セットで200円程度のものばかり。父曰く「世の中甘くないな。」ですと。ただし、その中で一番値打ちのあると思われたのは、父の所有してた岡本太郎デザインのテレフォンカードで、ヤフオクでは現在3300円の価格がつき、入札件数も30件超というもの。それ以外は、「500円のテレフォンカードは500円の価値しかなく、100円の通過は100円の価値しかない。」ということを思い知らされました。

 前にも書きましたが、お金に関してはラジオで永ちゃんがいい事を言ってました。リクルート事件の汚職が問題になってた時期ですが、曰く「貰った金か、稼いだ金かをハッキリさせろ。ただし、大人だったら金は貰うな。自分で稼げ!」ということ。さすがにいい事を言います。「金は貰ったがやましい金ではない。」などという言い訳は、大の大人はすべきではないという事ですね。金を貰うこと自体がおかしいと。なお、何年か前に事件になった大蔵省のキャリア官僚が、「たしかに金は貰ったが、それによって便宜を図ろうと思ったことは一切無い!」と裁判でキッパリ言ってましたが、これはこれで最低の人間です。

 あ、ちなみに上記の「永ちゃん」とは、永六輔氏の事であって、矢沢永吉の事ではありません。あしからず。(毎度おなじみのオチでした。)



※この記事は、当時@niftyのホームページサービス「@homepage」上で開設した「太陽別館・午前零時の旋律/今日のひとネタ」に掲載した記事をgooブログに転載したものです。記事を書いた当時はまだgooブログサービスが存在していませんでしたが、「@homepage」が廃止となったため、過去の記事の保存の目的で行ったものです。その辺の事情はご了承いただいた上でご覧いただければ幸いです。