今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

停電の話

2003年08月18日 | 日記・雑記・ただの戯言
 ニューヨークの停電は、ほぼ治まった様子。自分がこれまで経験した停電としては、あの1991年9月の台風の時が最大かな? 丁度青森に住んでましたが、あのリンゴがバカバカ落ちたときのやつです。。

 あの日は土曜日で、妻はたまたま実家に帰っており、私は前日の仕事がハードだったので、昼まで寝ようと思い、目覚ましはかけず電話のボリュームは最小にして寝てました。が、朝の5時半くらいに、やたらとうるさい電話の音。というのも、そのとき既に台風で停電になっており、電話は通常のコントロールではなくなっていたと。

 昔の黒い電話は電源コードがなかったですが、最近の電話は電源コードがありますからコンセントに繋いで使います。しかし、停電の時にも電話は使える。これいかに? その秘密は、停電の時には非常用で電話線から電源かなんかが供給されて、電話が使えるらしいです。ただし、呼び出しメロディとか、音量調整とか、その辺は一切利かず、ようするにパッシブタイプになって、非常に原始的な大きい音で鳴ります。そういう音で目覚めると、かなり不快です。

 電話の主は妻で、「どうせ物凄い台風だから、うるさくて起きてるだろうと思った。」との事。仕方なくそのまま起き、水道の蛇口をひねってみたらこれが水が出ない。「そうか、集合住宅はポンプでタンクに水を汲み上げたりなんだりしてるから、停電になると水が出ないのだ。」と一つ学習。で、そのまま何も考えずトイレに入り用を足し、ジャ~っと流して「なんだ、水出るじゃん。」と思ってから、「あ…」と気づきました。一回流してしまうと、二度とたまらないと。ということで、これは電気が回復するまで流せないわけです。

 そんなこんなで、結局車で2時間ほどの妻の実家に避難しましたが、弘前市に住んでいた会社の後輩のアパートでは、土曜の朝から火曜の朝まで停電だったとか。これはこれで大変だったことでしょう。信号は消えちゃうし、トイレは流せないし。冷蔵庫の物は全部ダメになるし。ということで、この経験を活かし、我が家では「台風」と聞くと、まず風呂に水をためとくようにしとります。





※この記事は、当時@niftyのホームページサービス「@homepage」上で開設した「太陽別館・午前零時の旋律/今日のひとネタ」に掲載した記事をgooブログに転載したものです。記事を書いた当時はまだgooブログサービスが存在していませんでしたが、「@homepage」が廃止となったため、過去の記事の保存の目的で行ったものです。その辺の事情はご了承いただいた上でご覧いただければ幸いです。