文化の日ということで特別に無料開放となっていた美術館に行きました。とはいえ、私は絵画とか彫刻がさっぱりわからず喜ぶこともあまりなく、美術館へ行っても「ふむ、いい仕事してますね」という程度のもんです。(偉そうな感想)
今日行った所は、作品から50cmくらいのところの床にテープが貼ってあって、要するにそれ以上近づいてはいけないことになってます。が、たまに作品に見入ってしまいかなり近寄る人がいて、足が線より前に出るとすかさず係員が飛んでくるという仕組み。作品よりその攻防(?)を見るのが楽しみでした。
ある人などは「すいません、線より前に出ないで下さい」と言われ「え? 出てないですよ」「いえ、出てました」「では、チャレンジを要求します!」ということになって、場内のモニターにラインと足のコンピューター解析グラフィックが映し出され…というのはウソです。すいません。
考えてみれば、私が楽器屋でレスポールとかSGとかセミアコを見てうっとりするように、美術館で絵を見てるだけで楽しいという人がいるのでしょうね。それを考えると、電車を見てるだけでワクワクする鉄系の人は鉄道沿線では毎日幸せでしょうし、ワンコならなんでも好きな人は犬の散歩を見てれば楽しいでしょう。
ということで、文化の日に限らず毎日楽しく文化的に過ごしたいものです。(と、無理矢理な締め)