今日のひとネタ

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CDはいつまでもあるものだと思ってたら

2018年11月15日 | 日記・雑記

 尾崎亜美研究室を始めたのが2000年でした。その当時の一番の目標は、尾崎亜美さんのアルバムをすべてCDで揃えること。その当時亜美さんはオリジナルアルバムを25枚発売してましたが、私の場合14枚目の「POINTS-2」からCDで買い始めたのでそれ以前の作品はレコードでの所有でした。

 ということで、それ以前のアルバムを遡ってCDで集めてたわけですが、初期の4枚目、5枚目などは90年代半ばに東芝EMIの音蔵シリーズで出てて、その時買いそびれた「PRISMY」が最後に残った1枚でした。当時既に廃盤になってて、それはどう入手したかというと、各地のブックオフや中古CD店を見つけるたびに探して、結局地元の店で発見したと。元々人気のアルバムだったのでCDでの発売もそこそこ売れたはずですが、中古で見つからないということは手放す人が少ないのでしょう。ファンとしては嬉しいことではありますが。

 しかし中古で買ってもアーティストには一円も還元されないので、やはりアルバムは新品で買いたいと思うのが人情。亜美さんには「HOT BABY」というアルバムがあって、これはデイビッドフォスターがアレンジ、TOTOのメンバーやジェイ・グレイドンが参加しているということで、ファン以外の人にも人気があります。尾崎亜美研究室をやってると、そういう人から「CDが手に入らない」と相談されたりしました。

 2000年位だとまだ日本ではamazonがなかったか一般的ではなかったので、「CDは店頭で買う」という主義の人がほとんど。しかし見つからないCDを注文して買うという人も案外少なかったりします。なので、試しに注文してみることをちょくちょくやったのですが、お店でレコード番号(CD番号か?)を調べて貰って発注し、入荷したという連絡が来るのは結構嬉しかったです。そのおかげで、一時は「HOT BABY」ばっか3枚くらい未開封の新品を持ってました。

 そうやって頼んだCDには「SHOT」というのもあったのですが、お店に置いてないからといって廃盤というわけではありません。が、そのうち「廃盤では無いがメーカー在庫無し」という返答をされることも出てきて、あれには困りました。廃盤では無いって事はどっかの店を探せば見つかるかもということなのでしょうか。

 今はamazonで探して新品が買えない物は大体手に入りません。そういうものは廃盤ということなのでしょう。何回も言いますが、中古で買ってもアーティストには一円も行かないので、安易に中古で…というのも気が進まず。

 CDなんて一旦発売されたらずっと売ってるものだと思いきや、案外早いうちになくなってしまうのもあるんですね。あれだけ苦労してた尾崎亜美さんのCDは、2009年に初期の東芝EMIの作品が全部紙ジャケ仕様で再発され、2013年にはその後のポニーキャニオン時代にレコードで発売されてた作品も紙ジャケで発売されました。どちらもボーナストラック付きで、シングルヴァージョンとかシングルのB面でアルバム未収録の曲とかも聞けるようになったと。あれは嬉しかったなぁ。それだけファンが多いという事なんでしょうが。

 最近の悔しい経験では、石川ひとみさんの「夢模様」というアルバムが欲しくて楽天で新品を注文したものの、一旦受け付けられた注文がしばらくして「在庫無し」としてキャンセルされてしまいました。今もその状況は変わってないようで、新品では買えませんね。百歩譲ってオンデマンドでもいいので彼女のオリジナルアルバムは全部CDで欲しいと思うものであります。ブログとかツイッターで訴えるだけじゃ弱いんでしょうけど。う~む。