今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

月刊明星 歌本リベンジ第一弾

2012年05月31日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 ギター始めた頃には全く弾けなかった月刊明星1973年5月号の歌本の曲を弾いてみようという、他人にとってはどうでもいい企画の第一弾です。知ってる曲でなおかつ楽譜あるいはコード譜のある曲を順番に弾いてみることにします。別に完コピしようというわけではなく、一応弾き語りができる程度で弾けるとみなすと。某動画サイトの「弾いてみた」とかに投稿するレベルではありません。まず今日はその第一弾。

 1ページ目から順番に行きますと

1. 学生街の喫茶店(ガロ):これは弾いたことあったので楽勝。
2. 若草の髪飾り(チェリッシュ):Key=Cmだったので3カポでスリーフィンガーでやってみました。コードは簡単なのでこれは楽勝。ただし歌は下手(笑)
3. 若葉のささやき(天地真理):コード簡単なので楽勝。
4. ふたりの日曜日(天地真理):原曲の正しいリズムを知らないのですが弾ける。
5. オレンジの雨(野口五郎):Key=Fmですがそのまま弾けました。が、弾き語りの持ち歌にするには歌が難しくてボツ…。
6. 妖精の詩(アグネスチャン):Key=Cでコードは5つだけなので楽勝。スリーフィンガーでやってみました。ただ1小節にコードが2つずつあるので37年前だったらまず無理だったでしょう。
7. 中学三年生(森昌子):これも簡単。もちろん持ち歌にはしません…。
8. 女の子なんだもん(麻丘めぐみ):Key=Aですが出だしのコードがA→A△7→A6という流れ。クリシェとはちょっと違う? コードネームだけみるとややこしいような気がしますがちょっとずつ指をずらせば行けるのでこれも楽勝。今回はハイコードで弾きました。甲斐バンドの「ラブマイナスゼロ」の技で行けます。
9. 早春の港(南沙織):これが一番苦労しました。Key=Bなので4カポでGで弾いたのですが、Aメロが|G B7|Em Cm|Bm Em|Am D7|なのでCmがポイントですね。これも1小節にコードが2つずつ出てくるので当時は無理だったでしょう。そもそもカポ持ってなかったし。
10. 春のおとずれ(小柳ルミ子):Key=Cだしコード簡単だしつまんない(笑)
11. おきざりにした悲しみは(吉田拓郎):コードは5つだけ。さらっと弾くのは簡単っす。
12. 狙いうち(山本リンダ):一応イントロも付けて弾いてみました(笑) 楽勝。
13. さそり座の女(美川憲一):あんまりコードが変わらないので今日弾いた中では一番簡単かも。ただし持ち歌にはしません。さすがに。
14. 荒野の果てに(山下雄三):この曲はCD持ってます。オリジナルのKeyはB♭mですがこの本にはAmで書いてあったのでカポ1で合わせて弾いてみました。昔宅録でもやったことがある曲なので楽勝。ちなみにインストヴァージョンはKeyがGmです。

 と、ここまで1コーラスずつ弾いて約25分。タイムマシンで37年前に行って、この本を開いて挫折してる当時の自分の前で弾いてみせたら「すげー」というか「へ、37年続けててそんだけ?」といわれるか? ちなみに次に出てる曲は栗田ひろみ「太陽のくちづけ」ですが、これは知らないのでその次の「怨み節」からになります。が、この企画は不定期です。あしからず。


月刊明星「今月の新曲・新人」

2012年05月30日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 今月というのは1973年5月の話。我が家にはその時の月刊明星の歌本がありますので参照してみました。どういう新曲や新人があったかというと

 

<新曲>
心からさよならを=藤原誠
恋人時代=堺正章
バラの柩=美川憲一
明日から私は=藤圭子
白い小雨の物語=ジュン&シュク
若草の雨=シモンズ
雨=五輪真弓
夢の中へ=井上陽水
期待=西玲子
さよならなんて言わないで=岡崎友紀
盗賊アリババ=牧葉ユミ
ルームライト=由紀さおり
女心のタンゴ=研ナオコ
家をつくるなら=加藤和彦
特別な望みなどないけれど=トワ・エ・モア
みちくさ=赤い鳥
久しぶりだね=清水道夫
おもいで=松崎しげる
嫁入り舟=野路由紀子

 

<新人>
赤い風船=浅田美代子
花散る頃に=西崎緑
かくれんぼ=石川さゆり
昨日ついた手紙=小川由美子
こころの花=バンバン
懐かしのメロディー=ノラ
昇れ愛の太陽=奥野秀樹
君が欲しい=林和也
北の恋唄=殿さまキングス
懺悔=かんのますみ
いとしのローラ=夏樹良
恋算数=小椋ひろ子
三つの花=ノン・ノン

 


などなど。昭和歌謡というか70年代歌謡には割と詳しいつもりでしたが、いかに知らないままだった曲が多いかと思い知らされます…。新人も知らない人が多いですが、それでも浅田美代子さん、西崎緑さん、バンバン(デビュー時は4人組でした)、殿さまキングス(グループとしては解散してますが)などは残ってますので、結構当たり月だったのかもしれません。

 新曲についてはヒット予想をする「スコアラー」という方々がいて、この月のメンバーはスポニチの小西良太郎氏、フジテレビの千秋興四夫氏、日刊スポーツの藤中治氏、DJ落合恵子氏の4名。それぞれが★★★=大ヒット、★★=ヒット、★=まあまあ、という予想をつけてます。その予想はというと、大ヒットがついてるのが2曲だけ。落合さんが「夢の中へ」、千秋氏が「女心のタンゴ」にそれぞれつけてます。「夢の中へ」はもう一人ヒットをつけてる人がいますがあとは★一つ。「女心のタンゴ」は二人が★二つ付けてますが、そんなにヒットしたかなぁ…。私はこの曲知ってますけど。「ルームライト」は3人がヒット、落合さんがまあまあ。ま、どうせ自分が責任取るわけじゃないから皆さん勝手なこと言ってますね。

 この号は冒頭の特集が「カラー!天地真理ヒット曲のすべて」で、その次が「カラー!ヒット・ライバル4」。ライバルというのは、「野口五郎/オレンジの雨 VS 郷ひろみ/愛への出発」「アグネスチャン/妖精の詩 VS 森昌子/中学三年生」「麻丘めぐみ/女の子なんだもん VS 南沙織/早春の港」「西城秀樹/青春に賭けよう VS 三善英史/少年記」など。私は勉強不足なので西城秀樹さんと三善英史さんがライバルだったなんて全然知りませんでした…。

 私は初めてギターを弾いたのが1974年の12月。その時に見たのがこの本だったのでなぜか1年半前の歌本を参考にしてたわけですね。もっとも当時はこの本で弾ける曲が皆無でした。大好きだった南沙織さんの「早春の港」もKey=Bですので#が5つだし(笑) 今は多分どれも弾けるはずなのでリベンジしてみようかなぁ。

 今になって読み返すといろいろ楽しい本ですが、もっともそそられるのが「催眠術通信講座」という広告。すっごい強気な宣伝文句が並べてあるのですが、こんな通信教育があったとわ!


ギターがかっこいい70年代歌謡といえば

2012年05月29日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 ギターを始めたのが70年代の半ばだったので、当時のヒット曲でもギターのかっこいい曲にまず耳が行ってました。かっこいいと言ってもいろいろありますが、歪んだリードギターがかっこいいというのはキャンディーズの「春一番」を筆頭に、林寛子「素敵なラブリーボーイ」、アンルイス「女はそれを我慢できない」、高田みづえ「ビードロ恋細工」、山口百恵「プレイバックパートⅡ」、榊原郁恵「夏のお嬢さん」、優雅「処女航海」、沢田研二「危険なふたり」など。かっこよさで次点に来るのが荒木由美子「渚でクロス」、池田ひろこ「恋のABC」、安西マリア「涙の太陽」あたり。

 全般ではなくイントロだけかっこいいというと中原理恵「東京ララバイ」、木之内みどり「ヨコハマイレブン」、山口百恵「乙女座宮」、石野真子「私の首領」、西村まゆ子「天使の爪」、平尾昌晃&畑中葉子「カナダからの手紙」など。逆にカッティングがかっこいいのがマイナーチューニングバンド「ソウルこれっきりですか」、郷ひろみ&樹木希林「林檎殺人事件」、桜田淳子「リップスティック」など。歪んだ音でなくて全般に妙にかっこいいのが太田裕美「木綿のハンカチーフ」で、これは別格ですね。

 最初に挙げた曲では穂口雄右先生の関連の曲が多いです。「春一番」のギターは水谷公生さんだそうですが、今になってよく聞くと林寛子の「素敵なラブリーボーイ」のギターの歪み方とかチョーキングの感じがよく似てます。こちらも作編曲は穂口先生ですからこれももしや水谷さんでしょうか?

 以上、完全に主観で挙げてみました。なおかつ私の好みはかなり偏ってるので「もっとかっこいいのを知ってる」という方はお知らせいただければ幸いです。ちなみに今回は70年代限定です。


アコギ修行中ですが

2012年05月28日 | ギターと楽器のこと

 土曜はスペクトラム楽器オフでエレキギターだったのですが、昨日はアコギでお呼ばれしたのでたっぷり弾いてきました。(ま、昨日はリハですから休み休みですが) 先月に人前で演奏する機会があったのですが、あんまり楽しめなかったのでアコギを真剣に弾くのはやめたと言ったものの、お声が掛かればいきましょうと。ま、結局好きなんですね。

 ただ、今になってかぐや姫の曲を適当に弾いても自分としてはつまらんというのを悟ったので、そこは多少拘ります。昨日の演奏は多少は選曲に口が出せたので結構楽しかったです。カーペンターズとかそういうポップなのもやりたいですし。ただ昨日はほとんどフィンガーピッキングだったので、そちらは練習の必要ありと。「やさしさに包まれたなら」をスリーフィンガーでやるかストロークでやるかを検討中。スリーフィンガーも同じフレーズをフラットピックでできるので(結構速いっすよ フフフ)、それもどっちでやろうかと。ま、指で弾くのがあんまり上手くないってことですが。

 で、土曜は4時間エレキ、昨日は3時間アコギ、だったので夕べは左の肘が痛くて何回か目が覚めました。う~ん、これはギターのせいか機材を持って歩いたせいか。今のところ来月の予定は、9日(土):アコギでリハ、23日(土):エレキでリハ、24日(日):アコギで本番、なので今日も湿布貼って寝ます。パソコンのキーボードもよくないんだろうなぁ…。


今年も無事(?)終了

2012年05月27日 | スペクトラム(ブラスロックバンド)

 毎年恒例SPECTRUM&新田一郎ファンサイトの楽器持ち寄りオフは無事終了しました。私は2001年から参加して、途中1回欠席しましたので11回目かな? そもそもがスペクトラムの曲を「せーの」でやってみようという無謀な企画なので、演奏のできというのはあんまり気にしないというのがお約束というか、グダグダぶりを楽しむのが通だと言われてます。

 今年はというと楽器隊が少なくてReSPECTマイナス2プラス1でした。なので、ほぼリスペの公開リハの予感。予感はほぼ実感になり(?)、演奏した曲は画像の通り。あとは給食タイムもやったはずですけど。一旦やらないとダダこねたNight Night Knightもやったのですが…ワハハハハ、すいません…。始まりも合わなきゃ終わりも合わなかったのは何割かは私の責任でしょう。ま、いいけど。

 今回のスタジオはやたらとアンプがたくさんあるので、ちょっと気分を変えようとPeaveyにプラグを突っ込んでみたけどうまくセットアップできなかったので結局マーシャルに。JCは2台もあったんですけど、床に直置きだったので立って演奏するとちょっと聞こえにくいかなぁとか思った次第。が、マーシャルはどうも合わないような気もしました。ソロはいいんだけどウンチャカがアタックばっかり強くてキレが出なかった感じ。ま、いいけど。

 で、今年は楽器オフでは初めてやる曲もあったり、女性ドラマーがデビュー(?)したりでスタジオは4時間ほど、その後アジアン横丁だかどっかで飲み会(ビルの屋上だったような)。その後カラオケに行った人もいてまさに一日スペクトラム三昧。幹事さんにはお世話になりありがとうございました。目標として来年までにもんぎりを完璧にしあげます!(って、そこかい!)


ソリーナとかクラビネットとか

2012年05月24日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 シンセサイザーが単音しか出なかった時代には妙なキーボードがありました。私がシンセサイザーというものを意識したのは昭和50年か51年頃ではなかったかと思うのですが、その時代の妙なキーボードで代表的なのがソリーナ。正式にはソリーナ・ストリングスアンサンブルとかいうのでしょうか。当時のレコードの使用楽器にクレジットとして見かけたりしたのですが、なにぶんにも現物を見る機会はなくさっぱりわかりませんでした。

 当時見てた雑誌にヤングセンスというのがあって、あるとき小林克己氏のバンド講座がありました。本当に単純な記事で、ベースはこんなのでギターはこんなのでキーボードはこんなのって感じだったのですが、その中で「シンセサイザーは単音しか出せないので、バンドのキーボードをシンセサイザーだけでやるのは危険だ」というような話もあって「へぇ~」と思った記憶があります。その時にキーボードの例でソリーナが出てて「あ、これが」と思ったのが最初の遭遇。それ以降結局実物には遭遇する機会がなく(笑)、今になってネットで調べてみるとあれはストリングスシンセではなくエレクトーンに近いようなものだそうですね。それが優秀なコーラスシステムを搭載しているのでそれっぽく聞こえたと。ということで、「シンセが単音しか出せない時代だったのにあれはなんだったのだ?」という30年来の疑問が解けました。私の聞いてた曲でこれを使用した代表は甲斐バンドの「氷のくちびる」です。あれの間奏がまさにこれだと思うのですが。

 もう一つ妙なのがクラビネット。なんかのレコードのクレジットで「クラビネット」とあるのを見たときは、てっきりクラリネットの誤植だと思ったものです。これについては上記のヤングセンスの記事で「エレクトリック・チェンバロという感じ」と書いてあったのであっさり解決。なにしろガキョンガキョンと特徴的な音なので、キャンディーズの「春一番」をはじめ、岡本正さんの「北鎌倉」のイントロとか新必殺仕置人のテーマ曲だった川田とも子さんの「あかね雲」のイントロ、アニメ版野球狂の詩のテーマ曲(堀江美都子さんのスキャットの)、などあげればキリがないくらい思い浮かびます。もしかすると、スペクトラムの奥慶一さんもライブの「アクトショー」で使ってるでしょうか。あとは、原田真二さんがテレビで「キャンディ」を歌うときにもクラビネットの弾き語りということがありました。当然尾崎亜美師匠もレコードで使ってますし。

 そのヤングセンスでは毎年冬の号で楽器フェアの記事がちょこっとあって、昭和52年だと思いますがオーバーハイムの4ボイスだか8ボイスだかが出てました。それを見て「へぇ~」と思ったものですが、その隣にはローランドのMC-8の写真があって「なんじゃこりゃ?」と。写真の解説でも「中央の電卓のようなものがそれ?」なんて話があったくらいで、さすがにシーケンサーはまだまだという時代でした。

 当時KORGが出してた「サウンドシンセサイズ入門」という冊子があったのですが、それによると「ハモンドオルガンもシンセサイザーも元はというとパイプオルガンの音を再現しようとした」とありました。シンセサイザーなんて、出たころは「どんな音でも出せる」なんて言われてましたけど、始まりはそういうものだったんですね。それが発達してピッチベンドとかいろいろ出来るようにもなったわけで、なんかえなりかずきの声色で「先にシャワー浴びてきなよ~」とかいう物真似のネタをやるようなものだと感じてしまいます。(なのか?)

 実際に当時のそういう楽器の音をいろいろ聞こうと思うと、今はYou Tubeでデモ演奏を公開してる映像が多いですからその辺便利ですね。尾崎亜美さんの「あなたはショッキングシャイン」の間奏のシンセの音はオーバーハイムだと思うのですが、それを検証するためにちょっと調べてみようかと。ということで、明日はオーバーハイムの記事を…ってことまではやりませんけど。


70年代アイドル歌謡におけるシンセを無理矢理語る企画

2012年05月23日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 今日はあちこちでgoogleのモーグシンセの話題で持ちきりです。私はシンセ好きなのですが、なにぶんにも自分ではまともなシンセを使ったことがないので、専門的なことは詳しくありません。なので限定的に考えてみましょう。何かというと、日本のアイドル歌謡でどのあたりからシンセが登場したかと。

 調べてみるとミニモーグが製品化されたのが1970年ということですが、その時点では日本では持ってる人がいなかったような。で、アイドル歌謡の歴史を辿るってもあんまり範囲が広すぎて知るわきゃないでしょうということで、私がシングル盤の歴史をじっくり考えずともわかるアーティストのみを例にとってやります。というと、その時代は南沙織さんとキャンディーズだけなのですが(笑)

 南沙織さんはデビューが1971年でデビュー曲はお馴染み「17才」。シングルをずっと思い浮かべてもシンセが使われてる曲がないなぁ…と思ったら、ついに思い当たったのが第15弾シングルの「想い出通り」。これのイントロはシンセではないかと思うのですがどうでしょう? 詳しい人がいたらどっかで探して聞いてみて下さい。

 一方キャンディーズはというと1973年9月デビュー。どのあたりからシンセを使ってるかというと…なんかデビュー曲の「あなたに夢中」のイントロとか間奏とかシンセではないでしょうか? 間奏がわかりやすいですけど。ついでに第二弾シングルの「そよ風の口づけ」でもシンセ使われてるような…。これはどうでしょうか?

 これらがシンセで、なおかつ時代から推察するにミニ・モーグであろうと考えると73年頃からたまに使われだしたと考えられます。で、上記の人たちとは別に思い浮かぶのが桜田淳子さんの「はじめての出来事」。これは1974年12月の発売ですが、私が聞くにシンセのように思います。さらにこの次のシングルの「ひとり歩き」という曲のイントロもシンセではないかと。これも興味のある人はどっかで探して聞いてみて下さい。

 ということで知ってる曲だけでごく限定的にアイドル歌謡におけるシンセサイザーの役割を考えてみました。(って、そんなたいそうな…) 時代を考えると、レコードでシンセを使ったとしても歌番組では再現できず、当時のシンセは単音しか出ないので用途が限られ、なおかつレコーディングでもレンタル代が高かったりしたんじゃないかなぁとか想像しますが、その辺はよくわかりません。

 ただ、国産シンセということではコルグの800DVというのが1974年に出てるんですね。なので上記の曲でもこっちが使われてるものがあるかもしれません。さらに70年代も後半になると普通にコルグのMS-10とか20とかが発売されてるし、オーバーハイムも4ボイスが出たりで一気にメジャーになりますので、考えてみたいのはあくまでも70年代前半までと。

 さて今日のgoogleの画面で皆さん何を弾きましたか? オフコースの「眠れぬ夜」のイントロを弾いたという声もありましたが、私は尾崎亜美師匠の「気紛れ予報」のイントロを弾いてみました。実際はかなりダビングされてるので印象はちょっと違いますが「あ、これがモーグの音か」とか思うと結構嬉しかったりします。「パーフェクトゲーム」の方がそれっぽいかなぁ…。(と、さらに限定的な話)


枕で不倫

2012年05月22日 | ギターと楽器のこと

  いけない恋だとわかっていたわ
  だけど 忘れられないの
  せめて今夜は せめて今夜は
  あなたの代わりに 枕を抱きしめ
  ルルルルル…
  折れるほど抱きしめても
  私の枕はウレタン低反発
  ついでに備長炭入りで臭い無し
  ラララララ~


 ラジオでジョン・マクラフリンの曲を聞きました。なんかいつも「マクラフリン」と聞くと「枕…不倫」と連想してしまい、上記のような歌を考えました。どなたか作曲して売り出しても構いません。ただし儲けは山分けです。

 今日聞いたのは「シャクティ」というバンドの曲でしたが、私の音楽的な理解力を軽く300mほど超えておりました。なんかすごいのはわかるので、何回も聞いてれば好きになるかもしれませんが、これがあればご飯何杯でも食べられるという人とはお友達になれないような気もします。

 ジョン・マクラフリンについては、アル・ディメオラ、パコ・デ・ルシアとのスーパーギタートリオのレコードを持ってました。スチール弦のアコギをピックで弾く(ディメオラ)、ナイロン弦のアコギをピックで弾く(マクラフリン)、クラシックギターを指で弾く(パコ・デ・ルシア)と、それぞれ音色が違うのでどれを誰が弾いてるかはわかりやすいのですが、決してコピーなんぞしようと思わない代物でした。

 久しく聞いてないのでまた聞いてみようかとamazonを覗いたら、なんとライブのCDが新品で991円ですって。輸入盤かな? レコードはスタジオ録音のだったので、今度はライブを聞いてみようとポチっとしてしまいました。なんか枕営業にひっかかったような…って違うか(笑)


石油危機め!

2012年05月21日 | 日記・雑記・ただの戯言

 つのだ☆ひろさんのFMラジオ番組で昭和30年代後半の話をしており、コーヒー60円という時代だったと言ってました。私は昭和38年の生まれですが、親戚が喫茶店をやってててコーヒーが100円しないメニューを見たことがあります。あれは40年代の前半だったでしょうか? それが150円くらいになり、200円というのはあんまり記憶になくて一気に350円くらいになったような…。

 物の値段が一気に上がったのは私の認識では石油危機から。ここでいう石油危機というのは第一次のことで1973年10月に勃発した第四次中東戦争をきっかけに起きた原油価格の高騰によるもの。身近なところでは大学ノートが急に上がったり、少年ジャンプが100円だったのが130円になったとかそういうの。今から考えると大した値段の違いではないような気がしますが、3割増しというと当時は相当なショック。一気に気分が暗くなったものでした。

 が、今になって調べてみると物価高騰は列島改造ブームによるインフレの影響が大きかったようで、それは上記の石油危機の前の話。う~ん、どうだったんだろう。それにしても、昭和40年代後半って結構いろんな出来事がありましたね。当時小学生だったのでよくわかってなかったのですが、給料上がらないのに物価だけ上がるというと両親は大変だったかと。

 なお、石油危機の話をいうとそのときに多分「原油に頼らないように…、すなわち原発だ!」という話も出たでしょうから、当時のこともちょっと勉強したいような気はします。

 ところで、当時あのねのねのオールナイトニッポンで石油危機について国明さんが激怒しだしたことがあります。
国明さん「なにが石油ショックや! 責任者出てこい!」
伸郎さん「うるさいなぁ、ボヤキのおっさんかいな」
国明さん「なにを! お前、黙って俺の説教聞き!」
というオチでした。

 説教聞き!…、せっきゅきき…、石油危機…。バンザーイ バンザーイ バンザーイ! って、今の若い人はオイルショックもあのねのねも知らへんやろなぁ…。