ギターを始めたのが70年代の半ばだったので、当時のヒット曲でもギターのかっこいい曲にまず耳が行ってました。かっこいいと言ってもいろいろありますが、歪んだリードギターがかっこいいというのはキャンディーズの「春一番」を筆頭に、林寛子「素敵なラブリーボーイ」、アンルイス「女はそれを我慢できない」、高田みづえ「ビードロ恋細工」、山口百恵「プレイバックパートⅡ」、榊原郁恵「夏のお嬢さん」、優雅「処女航海」、沢田研二「危険なふたり」など。かっこよさで次点に来るのが荒木由美子「渚でクロス」、池田ひろこ「恋のABC」、安西マリア「涙の太陽」あたり。
全般ではなくイントロだけかっこいいというと中原理恵「東京ララバイ」、木之内みどり「ヨコハマイレブン」、山口百恵「乙女座宮」、石野真子「私の首領」、西村まゆ子「天使の爪」、平尾昌晃&畑中葉子「カナダからの手紙」など。逆にカッティングがかっこいいのがマイナーチューニングバンド「ソウルこれっきりですか」、郷ひろみ&樹木希林「林檎殺人事件」、桜田淳子「リップスティック」など。歪んだ音でなくて全般に妙にかっこいいのが太田裕美「木綿のハンカチーフ」で、これは別格ですね。
最初に挙げた曲では穂口雄右先生の関連の曲が多いです。「春一番」のギターは水谷公生さんだそうですが、今になってよく聞くと林寛子の「素敵なラブリーボーイ」のギターの歪み方とかチョーキングの感じがよく似てます。こちらも作編曲は穂口先生ですからこれももしや水谷さんでしょうか?
以上、完全に主観で挙げてみました。なおかつ私の好みはかなり偏ってるので「もっとかっこいいのを知ってる」という方はお知らせいただければ幸いです。ちなみに今回は70年代限定です。