昨日のこと。中型の雑種犬が散歩中に街路樹の根元の匂いを嗅いだまま動かなくなって、飼い主の人が困ってました。ずっとクンクンしててそのあとに自分のオシッコかけて、ようやく歩き出すかと思ったらまた振り向いて根元に鼻をくっつけるようにしてクンクンと。飼い主の人が引っ張ってようやく歩き出したものの、今度は次の街路樹でまた固まってました。
犬は鼻で物を見るともいいますから、よほど魅力的な匂いがしたのでしょう。杉作J太郎氏は街で可愛い女の子を見かけたら「150円得した」と思うのだそうです。150円というのは昔の雑誌1冊の値段で、グラビアを見たような気分になるのですと。だから、スタッフと一緒に歩いてるときは「可愛い子がいたらすぐ教えて!」と言ってるとか。お金がなくても楽しめる方法ですね。
犬が匂いを嗅ぎまくるのは多分それと同じような感覚で、散歩に行くってのは可愛い子を探しに行くのではなく「さぁ今日も魅力的な匂いを探しに行こう!」と思ってるのでしょう。それを考えると、実家で犬を飼ってたときにもっとこまめに散歩に連れて行ってあげればよかったと思う次第です。できるだけ妙な匂いのするあたりに…。