この宿の素晴らしさのもう1つ、
食事時間を決めない、
夕食(6時から)そして、朝食(8時から10時)、
懐石、モダン和食、の和室、フランス料理のレストラン、
時間内に、いつでもお越しください、
私達が席に着いた時がスタートなのです。

この個室のお部屋、椅子席で楽です。
着物姿の女性と、紺の着物、袴姿の男性が、
お料理をサービスしてくれます。

予約時、懐石料理コースを選びました。

桜の香りの食前酒。

先付
三色水晶寄せ、車海老、スナップえんどう、蛤、こごみ、
いくら、たらの芽、

葉わさびと新じゅんさい、べっこう卵、あなご寿司、
地鶏の南蛮漬け、
切りゴマ芥子浸し、わらび烏賊、そら豆の 旬菜
満開の桜が添えてありました。
ここでです。
このお料理が下げられ、
お椀が運ばれてきました。
その時に運ばれて来たお料理

信州サーモンの昆布締め、馬刺しのたたき、
鯛焼霜ポン酢ゼリー
その時に先程さげられたお料理に付いていた桜の花、
「桜、あらさげられちゃった」小声で言った義妹の一言
それを耳にしたスタッフの女性、

小さな花瓶に入れて、義妹の所に持って来たのです。
何気ない心遣いに皆感激。「ありがとうございます」

その中でも感激の1品、
信州大岩魚と山菜の葛鍋仕立て、蕨、セリ、独活、
みょうが、蓮豆腐、生姜
それぞれの旬の野菜の味を大切にした、葛鍋です。
「どうして、こんな味が出るのかしら、
実に美味しい!」

信州牛の芽焼、ふきのとうみそ焼き、




「春うらら」そうな名付けられたお品書きに、
やはり昨年と同じ板長さんの名前が、
美味しい味は守られていました。
「確か若い板長さんなのですね、
40歳になっていらっしゃらないのですよね」
「はい、39歳です」
「そうですよね、確か昨年38歳でいらしたから](笑)
食事中にスタッフとかわした会話、
食事が終わると、板長さん、あいさつに見えたのです。
スタッフが板場でその話をして、
声をかけたのでしょう。
この美味しい心のこもったお料理に感激したことを
直接伝えられました。
スタッフ全員がお客様に対して神経澄ませている。
気配り、ですね。
そして、お部屋に戻ると、

和のお弁当入れに、
焼き味噌の乗ったおにぎりが
女将のメッセージと共に、
夜食として用意されていました。
温泉につかり、美味しい懐石に満足、
次回は和モダン懐石、それとも、
この美味しいお料理の御宿の
フランス料理も選んでみたいですね。
