家族旅行

　　今回帰国前にマレーシアからの電話で

　　主人がこんな事を言い出した。

　　「人間いつ何が起こるかわからない」

　　本当にそうそう！！

　　「考えたんだけれど・・・」

　　子供たち、孫達をマレーシアに招待しょうと思う、

　　そんな事を言い出した。

　　いつもマレーシアの話を聞かせていた、

　　良い話を山ほど聞かせ、

　　いつかは連れて行くと約束もしていた。

　　「自分にもしもの事があったら、

　　おじいちゃんはマレーシアの事ばかりで、

　　約束破ったと言われそうだからな」

　　その通りね！

　　義妹は「やだマレーシアは！夏休みに九州がいい！」

　　

　　娘達は大騒ぎ、

　　そんな話で、夏まで待てない、春休みに決定して。

　　娘達は即パスポートを取得、

　　年度末、新年度にかけて休暇を取れず、

　　今回はお留守番ですが。


　　更新途中ですが、12日ほど、

　　それでは行ってきます。

　　

　　
　　

準備！

　　１年前、日本中が悲しみにくれました、

　　
　　経験したことのない大きな揺れの後

　　マレーシアから帰国していた主人と、

　　テレビに映し出された押し寄せる津波の様子を、

　　映画のワンシーンを見てる錯覚をおこし、

　　茫然と釘ずけになりました、

　　仙台に住む義娘の安否を、手にした携帯でかけ続け、

　　内陸の高台に住んでいると言え、

　　繋がらぬ電話に苛立ち、

　　交互にかける実娘の電話も繋がらなかったのです、


　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　成田空港に設置してありました。
　　　　　　　　　　　　色々な国のお札や硬貨が。

　　

　　大きなものは「電子レンジが飛びました」、

　　ガス、電気、水道が止まり、

　　ご近所さん達と

　　布団や止まった冷蔵庫から食糧を持ち込み、

　　度々起こる余震に、

　　公民館に泊まり込んでいます、

　　「被災地から比べるとマシです。」

　　メールが届いたのは翌日を過ぎていたと思う、

　　良く見ると少しひびが入ったところがあるほか、

　　土台のコンクリートが剥がれた

　　そんな被害だけのようでした。

　　お婿さんの実家は大きな被害を受けた

　　岩手県の大船渡、

　　やはり住まいは高台、

　　南三陸町の海沿いに勤務している妹さんは、

　　迫る津波を背中に感じながら必死で逃げ

　　難を逃れたものの、一晩家には帰れず、

　　電話で連絡も取れず、

　　家族は眠れない夜を過ごしたようです。

　　

　　大きな地震が来るかもしれない、

　　そう感じる今日この頃、

　　主人と意見が割れた、

　　少しづつでも準備をしておかないとと思う私、

　　そんな事しても無駄だ！そう言う主人、

　　　

　　　　　　　　　　

　　　　一人で着々と準備してます、


　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　うまく張れるでしょうか？

　　　　　　　　　　　　　何も起こらないことを祈りつつ！



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　bonji

　　　　　

　　

はしご

　　　

　　　失明したことで、少しやる気をなくし、

　　　うまく進まぬ仕事に、

　　　「引退」の文字が頭をかすめている様子の主人のお尻を

　　　叱咤激励し、無事送り出しました、

　　　引退してもかまわないわ、

　　　でも・・仕事の始末をしなければならない、

　　　でしょう！！ピシッってね。



　　　



　　　夜間の冷え込みはあるものの、

　　　春がすぐそこまでやってきている、

　　　仏花を４対、そして可愛いスイトピーの花束を抱え、

　　　お墓参りのはしごをして来た。


　　　　　　

　　　　「俺は死んだら、スイトピーの花飾ってよ」

　　　　弟が良く言っていた、

　　　　「男性がスイトピーねぇ・・・・」

　　　　笑い話にしていたのに、本当になってしまうなんて！

　　　　可愛いスイトピーを持ってスタートは弟の所へ

　　　　「順番が違うんじゃないの・・・」

　　　　そんな事話しかけてみた、

　　　　「私は真っ赤なバラね・・」そう言ったじゃない。

　　　　
　　　　その次は我が夫の両親、そして先妻、

　　　　４歳で亡くなった主人の弟の眠るお墓

　　　　隣に並ぶ主人の妹嫁ぎ先のお墓にも。

　　　　そして車で４０分、

　　　　私の祖父母と父の眠る実家のお墓、

　　　　そしてそばにある母方の祖父母のお墓、

　　　　お墓のはしごして来ました。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　bonji