今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

自分を見つめなおす22章 今日からできる魅力づくり 佐藤綾子 1997年6月16日 PHP研究所

2015-08-10 07:43:30 | 心理
自分の話し方や表情、性格やコンプレックス、夢などについて、あなたはどの程度知っていますか。望みどおりの人生を手にするためには、まず「自分」をじっくり見つめることが大切。そこかrア本当にあなたのやるべきことがわかってくるのです。本書は、自分らしく生きたい女性、日頃不安や焦りを感じている女性のための生き方レッスン。愛される自己表現や上手な人間関係をお教えします。
裏表紙より。
元の本は1995年7月。
どう見ても女性向けです本当に馬鹿か/(^o^)\

流石に5分で10冊拾うのは無理があったなー。
ま、こうでもせにゃ読む本が偏るからよしとしようそうしよう。




Lesson4 好かれるために「別のあなた」になるのですか
選んではいけない男性

 素直で優しい女性
『ある会社の若い男性たち六人』に聞きました!
『秋篠宮妃の紀子様』ってどうよ?

「うん、いいね。素直で優しくて理想のお嫁さんタイプだな」
テレビで見ただけの人間について本気で言っているなら全員まとめてアホだけど・・・
そこは置いておこう。

世の男どもがそう評価することに、女性にとっての『大問題がひそんでいる』らしい。
 宮様はもちろん別として、一般には二十代、三十代の若い男性たちが自分の恋人や妻としての女性を求めるときに、必ずと言っていいほどひとつの共通の「夢」を抱いてしまうことなのです。
 もっと正確には、それは「夢」というよりは「理想と期待の入りまじった固定観念」と呼ぶべきもの。つまり、
つまり・・・?


<おとなしくて従順で優しくて、なんでも僕の言うことを聞いてついてきてくれる人がいいな。そういう女性でないとうまくやっていけないに違いない>
 という、半分自分の頭の中で決めこんでしまった女性像です。
(オテンバでナマイキでキャンキャン自己主張する女の子なんてまっぴら。そんな女性は時たまのデートの相手には手頃だとしても、長くステディにつき合うには僕のほうがくたびれてしまうだろう)
 と、彼の心の中には恐怖めいた予感さえ漂うのです。
おとなしくて従順で優しくて僕の言うことを聞いてついてきてくれるカワイイ女の子がいるわけがない
・・・ラノベかっ!

そんな『夢の理想像』に合わせていたら身が持ちませんよ・・・と、そういう話。


男が「幻想」レベルの「理想」を持ってしまうのは、母親が従順というか甲斐甲斐しすぎるからじゃねっスかね。
「(自分にとって)イイ女」とはかくあるべしみたいなのが出来上がっている。

母親という生き物は「女性」ではあるけれど、カテゴリーを「女性」ではなく「母親」として完全に別にすると「幻想」がマシになる・・・かもしれない。

「女性の能力とパワーを恐れる男性はあなたの個性をつぶします」
 率直に申しましょう。それは「自分の能力に自信のない男性」、そして逆に「自分のわずかばかりの能力を過信している男性」です。
で、探すんならそういう男の逆ですってよ奥様!
って、奥様にお知らせしても手遅れやないかーい(ちーん)


 そんな人こそあなたが探す人。そしてもし見つけたら何がなんでも大切にしてしっかりとついてゆかなければならない彼なのです。
『しっかりとついてゆかなければならない彼』・・・
「共に歩いていくべき彼」ではないのねん。

元の文章は『一九八九年末から一年半ほどの間に書かれたもの』だから25年前。
著者は相当バリバリやるタイプの人に思えるけど、それでもまだ控えめというか、「男が主(になるべき)」という価値観から抜け切っていないというか。
古い文章に何言ってんだって話ではあるけれど。



Lesson6 美人の新参者に彼の目がいくのが心配ですか
美しさの基準とは

 あなたは美しいですか?
『東京都内に住む二〇〇〇人の女性』に聞きました!
『〝あなたは自分自身を美しいと思っていますか?″』

 答えは、「イエス」がたったの九パーセントでした!!
そんなもんじゃないっスか、JK(ジャパニーズ的に考えて)

外見にばかり拘っていると、『ジゴク』から抜け出せませんよ・・・と続く。
 いつまでも輝いている女性の秘密

 やりたいことが見つかって、それに打ちこんでいる女性。当然そのことの中で勉強もし、新しい人間関係にも喜んだり悲しんだりして、いつもなんらかの自己発見をくりかえしている女性。そんなあなただったら、年齢なんて関係ないのです。もともと「生き方」は、一〇人いれば一〇人が異なっていてアタリマエです。美しさを生き方の内面から盛りあがってくるパワーだとするならば、一〇人には一〇の美しさがある、と言い切れるわけです。
そういう女性なら『恋人だって不自由しません』だそうですよ奥様!
って、奥様にお知らせしたらトラブルの元やないかーい(ちーん)



Lesson8 「加点法」で人を見る目を持っていますか
愛され上手と愛されベタ

 理想の彼が見つからないのは?
 まず、ある体験をお話しましょう。私が実際に自分の大学の卒業生で経験していることなのですが、卒業して二ヵ月くらいたった頃に、もうあの会社がイヤになったと言ってくる女の子たちの話をよく聞いてみると、いつだって、根底にひとつの問題があるのです。
「私、ちっとも理想の彼が見つからないの。だからあの会社を辞めて、もっと違う男性たちのいる職場に行ってみようかなあ。アヤコ先生、どう思う?」
 と、これが彼女たちの本当に私に向けたい質問なのです。
・・・身も蓋もねぇな!

で、理想の彼を探すなら『減点法』より『加点法』がオススメだそうですよ奥様!
って、奥様にオススメしても手遅れやないかーい(ちーん)
 人の見方で収穫に差がでる
 知らず知らずのうちに減点法で見る人。知らず知らずのうちに相手を加点法で見る人。この二人の女性の間には大きな収穫の差がついてきます。肩やたくさん男性の友達ができ、しかも自分が好意的に接しますから相手にも好かれる。もう一方はいつも減点法で男性を見て、男性に対してケチばっかりつけますから、男性からも嫌われる。
だが少し待ってほしい。
「えらい数だな、こりゃあ・・・が、数だけいたってね!」


 これからいろいろな男性に対する出会いがあるでしょう。まっ白な心で、好意的な目でまわりの男性たちを一網打尽にとりこにできるあなた、ステキですね。
 私には残念ながらもう無理なようですから、読者のあなたにここは一番ハッスルして欲しいところです。
『残念ながらもう無理』
あんた『恋をしたければ恋人だって不自由しません』て言うてたですやん!
これだから大人は!

・・・こういうの(著者のことではない)に引っかかってはいけないのですよー?




Lesson11 女性の価値は持ちもので決まるのですか
むなしい自信

 自然なあなたで勝負を

 モノと人をごっちゃにしてなんでもかんでも囲いこむのはもうおしまい。裸のあなた自身の真の価値を高めるほうが、必ずあなたの姿を美しくします。
うむうむ、「バッグキレー」から卒業しよう!

 自分を磨きながら生きている自信は、必ず顔にも行動にも、出るのですから。ハイ、これは少し先をゆく同性の私からあなたへのとっておきのプレゼント。頑張ってみましょうね。
「馴れ馴れしくないか、こいつ・・・」
全体的にだけど、特にそう感じた部分。
あかん、これよくある詐欺師の手法や・・・。

あー、でも女性同士なら共感を得るために有効なのかもしれない。




Lesson17 セクハラに傷ついたことはありますか
誘惑やイヤ味のかわし方
25年たった今でも働く女性のストレスでありつづけるセクハラ問題。
はたしてパフォーマンス学の権威が語る『かわし方』とは・・・!?

 落とし穴に負けない逆転の発想

<これは神様が私に与えてくれた試練、授業料だわ。相手の本性が早めに見えてかえってよかったわ>
 女は度胸、ええそうですとも。男以上に女にも度胸と思い切りが必要です。そしてイヤな体験のひとつやふたつしない女性には、それはなかなか手に入らないシロモノなのです。
 こう思っていたら、もう何も怖いものはないのです。セクハラどんと来い。それもこれも一人前の女の授業料。悪い男がいることで女性はぐんぐん伸びてゆく。これぞ逆転発想ではありませんか?それがこのところ私の確信するところなのです。
・・・かわせとらんがな(´・ω・`)
『かわし方』『逆転の発想』とか期待させておいて、ただの開き直りじゃあないか。
そりゃ対策が確立されているなら問題になりゃしないんだけどさ。

このガッカリ感は、俺が男故に明確な答えを欲しがるからなんだろうか。
女性は「アヤコ先生ステキ!」ってなるのん・・・?僕にはわからないよ・・・。




題名通り22章で1章につき8~9ページ。
20-30代女性に向けた内容。
「なるほどなー」「ねーよw」という内容の良し悪しとは別の、気持ち悪さを感じる
俺が男だからという面は否めないけど、
これで完全に説得されちゃうのって「アヤコ教信者」みたいなもんな気がね・・・
自分で考える力が足りない人は、読んでそのまま入信しそうな危うさというか。
この女ヤバい的な気配

そういう意味で、落ち込んでいる時にはオススメできない本。
冷静な判断が求められマス。



時間かかったのはアジカンのせい。
消してぇぇぇーーー!リライトしてぇぇぇーーー!!

忘れかけていた大切なこと ほほえみひとつで人生は変わる 渡辺和子 2008年3月19日 PHP研究所

2015-08-09 07:45:17 | 心理
愛する人との別れ、いわれなき中傷、不本意な選択など、人生は「こんなはずではなかった」の連続。日常の困難を乗り越えて、心の凪ぎを取り戻したいときこそ、ほほえみや感謝、譲り合いなど(当たり前のこと)に目を向けましょう。「与えられた人を豊かにしながら、与える人は何も失わない――それが、ほほえみなのです」。シスターの〝心のもち方"〝気づき″に勇気づけられる、珠玉のエッセイ集。
裏表紙より。
ああ、『シスター』て、これ「キリスト教絡み」だと裏表紙に書いてあったのか。
せめて裏表紙は見るべきだったな。



1 ほほえみの力

はきものを揃える自由

 揃える自由があるということは、揃えないで脱ぎっ放しにする自由もあるということなのです。使った椅子をそのままにしておく自由もあれば、元あったように戻してから席を立つ自由もあるということ、同じ仕事を喜んでする自由もあれば、不平不満の心でする自由もあるのです。
 どうぞ、自由人としてお過ごしください。
扇を縦にしたAAが見つからなかった。
・・・いや、あれはパプワくんか。



ほほえみが人を美しくする

「顔の造作は親の責任、顔の表情は本人の責任」という言葉があります。「泥かぶら」の場合も、顔の造形は変わりませんでしたが、表情の美しい子になったのです。彼女を美しくした〝化粧品″の一つは、笑顔でした。
美しい造作と美しい表情を兼ね備え最強に見える・・・
いい話を台無しにしてしまうのはボクの悪い癖。

造作が良いと「美」に対して傲慢な部分が出てしまうから難しいということかナ。
「傲慢が綻びを生むというのか・・・」




2 苦しみでなくなるように

運命は冷たいけれど摂理はあたたかい――講話より
なんでや!
スタンとディムロスの物語は熱いやろ!
そんで摂理の方も「所詮この世は弱肉強食」、
あたたかいどころか冷たい、いやもうむしろこれはこれで逆に熱いやろ!
・・・はい、すみません、しにます。


 祈りは神を変えません。私を変えるのです。私たちが祈りさえすれば神はきいてくださると思うのは、必ずしも正しくありません。私たちの意のままになる神は、「神」ではなくなります。私がどう願おうと、神は、ご自分の御心を行いになるのです。私は「欲しいもの」を願うけれど神は「要るもの」をくださるのです。
助かりたいと願って助からなかった人はつまり・・・
「そうなるべきだったんじゃよ」ってことかい?
・・・我ながら「穿ったちゃん」スなぁ。




3 人を育てるとは

信 頼

 人間にとって最も悲惨なことは、極貧でも、飢えでも、身内の虐殺を目の当たりにしたことでもなく、自分が「不要の存在」としか思えないことなのです。そして、信頼は、そんな思いを抱いている人に、生きる勇気を与える不思議な力を持っているのです。
『不要』ならともかく「有害」は見過ごせない
そのうち自然淘汰されると言い聞かせる。




真の自由とは

真理に従う
 真の自由人とは。俗な言葉でいうと「わかっちゃいるけどやめられない」という人ではなく、「わかったことがやめられる人」なのです。これは易しいことではありません。頭ではあの人に優しくしなくてはならないとわかっていても、その人に冷たくしてしまうことがあります。本当に自由な人というのは、自分が何をしても、それが愛の掟にかなっている人のことなのです。
愛のために歌い、愛のために戦う!
・・・そうだな、イザベラくん!?




4 時間の使い方は、命の使い方

心のぶつかり合い

 どんな時にも忘れてはいけないこと。それは、神さまだけは、いつも私たちのかたわらを離れないでいてくださるということです。
誰~かが~いつも君を見ている~
俺に・・・触れるな!(袈裟斬り)




茶化して茶化して茶化せるくらい真面目な本
茶化して間を置かないと押しつぶされる。
そうする価値も無い自己啓発()の本とは違うのだよ!

シスターが書いているだけに女性向けな感じはする。
美容やら恋愛やらがどうこうという意味ではなく。

キリスト教に限らず宗教()という思考の人間(僕を含む)でも素直に読めるというか、宗教絡みの本にある鬱陶しさは無い。
実践できるか別ですけどネ!

・・・「真の自由人」への道は険しいなぁ。
あっ、ちょっと待て!読みは「ネオニート」じゃないよ!

嘘が見ぬける人、見ぬけない人 頭のいい人ほど騙される 樺旦純 1998年9月16日

2015-07-22 06:22:41 | 心理
詐欺事件のニュースを見て、私ならもっと頭がいいから騙されない、と思っている人はいないだろうか。実はそんな人こそ、一番騙しやすいのだ。――誰にでもある心の隙や弱さをつく、巧妙な嘘の手口の数々。相手に騙されたと気づかせないまま、ついその気にさせるのが詐欺の真髄。本書は実際の事件、一流セールスマンのテクニックをもとに、人を自分の意のままに操る心理法則を紹介する。
裏表紙より。
「嘘だ嘘だ嘘だッ!」
「休みが、夏の連休が1日少なくなったなんてそんなの嘘だッ!」
「裏切ったな・・・僕の気持ちを裏切ったな!」
「ゴールデンウィークと同じに、僕の気持ちを裏切ったんだ!」
※この物語はフィクションです



はじめに

 人の心は本当に騙されやすくできているのです。
 そして、これは決して他人ごとではありません。本書で紹介するように、詐欺師たちは、あらゆるタイプの人に合わせた騙しのテクニックを用意して、手ぐすね引いて待っています。
次に全財産を失うのは、あなたかもしれません・・・タモリか。


 本書によって人間の心理メカニズムの不思議を知ることが、悪質な嘘から身を守ることはもちろん、上手な嘘をついて豊かな人生を送る第一歩となるでしょう。――これは私の本心です。
真面目な本なのにネタに見える序文。



第一章 なぜ人は騙されるのか?
人はなぜ嘘をつくのか?

 嘘とは人間が自分を護るために、あるいは社会を成り立たせるために身につけた偉大な知恵であると言える。
偉大な勇者、グレートウソツキダーが相手だ!
アンサーーーブレイクッ!
・・・語感だけで書いた。反省はしていない。


こんな人が騙されやすい
 誰でも騙されるとはいえ、群を抜いて騙されやすいタイプというのは、やはり存在する。
『お人好し』
『自分は頭がいいと思っている人』
『ケチな人』
『窮地に立たされている人』
『見栄っ張り』
『現状に不満を持っている人』
次に全財産を失うのは、あなたかもしれません・・・タモリか。(2回目)


誰も騙されない社会とは

 詐欺師に学べ! とまでは言わないが、日常生活のちょっとした嘘に少しだけ磨きをかけて、人生の妙薬としての嘘を楽しんでみてはいかがだろうか?
ここまでが序文みたいなもんで、第二章からが本番。



第二章 嘘の法則①【日常に潜む嘘のメカニズム】

「あれか、これか」で迫られると弱い
――迷っていたのに、いつの間にか「買う」ことになっている心理

 このように、あらかじめ方向が決まっているかのような前提で相手に思い込ませてしまうことを、心理学では「語前提暗示」という。
ワインを「飲むか飲まないか」ではなく、「赤にするか白にするか」で売りつける恐怖の策。
「じゃあ赤で・・・」なんて流されて頼むようじゃあ話にならない。
失せろブタ野郎」くらい言えないとネ!


「細かい人」のほうが、騙されやすい?
――好奇心が災いして話に深入りしてしまうと思うつぼ

 なにかにつけても、万全の下調べをしてからでないと気がすまない人がいる。
 こうしたタイプの人は注意深く、詐欺などに簡単にはひっかかりそうにないように一見思えるのだが、さにあらず。
 実は、このような人ほど騙されやすいという。
ナ、ナンダッテー!?


 これに対して、あまり世の最新事情などが気にならず、マイペースで生きている人は、目新しい話そのものにたいして興味を示さないので騙されにくい。
 知的好奇心が災いする場合もあるのである。
好奇心が綻びを生むというのか・・・?

『マイペース』なら『語前提暗示』にもひっかからないに違いない。

妻「御飯にする?お風呂にする?それともワ・タ・・・」
夫「全部済ませてきた」

・・・・・・ね?



第三章 嘘の法則②【こうしてあなたも騙される】

欠点を提示されると信用されてしまう
――プラスの情報ばかりではなく、あらかじめマイナスの情報を与える効果
「正直に申しますが、この商品には一つ欠点があります」
「この利殖法には、実は若干危険性もあります」
 などと言うセールスマンがいるだろうか? いないだろうと思われがちだが、実はこれこそ人間の心理のウラをかいたセールスの誘い文句なのだ。
 自分の売ろうとしているもののマイナス面を、あえて自分に教えてくれる人間だとわかると、相手を信じてしまいがちなものだ。
 うまい話ばかり聞かされて、悪い情報を与えられていないと、いざそれをどこかで聞きつけてしまったとき、「こんな大事なことを教えてくれなかった」と、とたんに信用を失ってしまうものだ。
 一方、あらかじめ悪い情報が与えられていれば、後にその通りの悪い評判を耳にしたとしても、「やはりあの人の言ったとおりだった」となり、心変りはしにくいもの。考えてみれば、その「悪い情報」じたいの存在が消えたわけではないのであるが。
これこそいわゆる『接種理論』でございます・・・
うーん、確かに手放しで褒めるような話は信じないわ。
amazonのレビューで言えば、べた褒めの☆5より少しマイナス面を書いた☆4を信用する



第四章 嘘の法則③【男と女は嘘に支配されている】

質問を切り返してごまかす
――知られたくないことを聞かれたときは・・・・・・
 つかっている相手の態度が最近ちょっとつれないと感じる。なんとかして真実を知りたい。でも「他に男ができたんだろ?」なんて聞いて、もし間違いだったら、二人の仲は間違いなく破綻である。
間違いじゃなかったら既に破綻しているんじゃ・・・?

 そんなときは、
「何か、隠しごとしてない?」
 と聞いて反応を見てみる。
「別に。あなたのほうこそ、何かあるんじゃないの?」
 なんて質問を切り返してきたら、かなりあやしい。
「ねぇ、私に何か隠しごとしてない?」
「えっ・・・なんでわかったの?」
「! やっぱり・・・!」
「カッコつかないなぁ・・・」
(小箱を取り出して)
「結婚しよう」
あまーい!
「萌えがイマイチ」「駄作だぜ」


 質問を切り返すというのは、答えたくないこと、知られたくないことをごまかそうとする心理が生む反応なのだ。こんなとき早口になったりしていたら、いよいよ怪しいのである。
切り返しが続いて話がそれていく様は、傍で見ている分には面白くすらある。



第五章 嘘の事件ファイル
「エリザベス女王の甥」から「本物の裏ビデオ」まで、幅広くm9(^Д^)プギャーwwwwww
これはネタだろ・・・ネタだろ。



「これってもしかして・・・」という情報は増やしておいて損無し。
ま、最強の自衛手段は「無い袖は振れない」だけど。

なぜ、男は「女はバカ」と思ってしまうのか 岩月謙司 2003年1月20日 講談社

2015-07-01 06:49:31 | 心理
まえがき

 女性が素敵な恋愛をしたり、いい結婚生活をおくるためには、まず、自分自身の特性を知ることが重要です。互いに女性の特性、男性の特性を知れば、尊敬し合ったり、尊重し合ったり、協力し合ったりすることができるようになります。これが現実が変わるという効果です。
 もし本書を男性が読めば、「なるほど、女性はそういう思考をしているからそういう発言をするのか」と理解できるので、男性の女性に対するイライラは半減することでしょう。そうしたイライラが減っただけで、ずいぶんと夫婦仲はよくなるものです。これも現実が変わるということです。
・・・「恋愛前提」なのは若干気になるけど、多少なりともイラつき解消になればいい。



序章 セクハラを嫌がるのは女性だけ

なぜカラオケでさわってはいけないのか?

 混同してはいけないのは、社会的に男女が不平等に扱われることと、男女の性差を認識することです。両者はまったく違う次元の話です。男女の違いというのは、厳然たる事実であって、それを認めようが、否定しようが、あるものはあるし、ないものはないのです。
こんなこともわからないから歪んだ△社会なんだお!



悦びを得ると人の心は安定する

「美しい=愛される=悦びが得られる=安心する=心が安定する」という心の法則を女性は経験的に学びとっているのです。物心ついた頃にはすでに愛されるために美しくなろうとするのです。実際、女の子は三歳の頃すでにファッションに興味をいだきます。洋服の色や形にこだわります。これじゃなきゃイヤと、激しく自分の好みを通そうとする女の子も珍しくありません。しかし、男の子の場合は、キャラクターグッズでもない限り、泣いて自分の好みの洋服を欲しがることはほとんどありません。三歳の頃の男の子には、自分をきれいに見せようという衝動はほとんどないからです。
男は洋服にこだわらないならお下がりで困らないワケだね。
つまり男女両方の子供が欲しいなら「一姫ニ太郎」が家計にやさしいんだよ!


 幼児に限らず、女性は、愛されることを最重要と位置づけているからこそ靴や洋服にこだわるのです。そして化粧品にも莫大な投資をするのです。こうしたものに女性が使うお金の額を男性が知ったら、腰を抜かすほどビックリすることでしょう。男性がクルマを買うのに使う額ほど使っているからです。
夫「こんなにたくさん服なんか買ってどうする!」
妻「何よ!人の気も知らないで!」
夫「オレは服じゃなくてお前に惚れてんだよ!」
あまーい!・・・
「萌えがイマイチ」
「駄作だぜ」

さて、「愛されること」を重要視する女性に対して男性は・・・?
 要するに、男性は、女性に愛されただけでは心が安定しないのです。社会の中での自分の位置づけがしっかりしているというもう一つの要因がないと、心が安定しないのです。
 それゆえ、男性にとって、会社での「課長」や「部長」という肩書きは、お金を払ってでもほしいものなのです。そういう男性の不安や心情を女性はなかなか理解しませんが、女性が化粧品に多額の投資をするのと同じ原理です。
 それだけ、男女は、「うれしい」と感じるネタが違うのです。
下っ端として位置づけが安定しているから気にならないのかもしれない。
責任だけで権限が無い「長」を見ているせいもあるかナ。
誰がための「肩書き」なのか・・・中間管理職は気の毒なんやで。



何を不快と感じるかにも男女差がある
ここで「序章」の章題、セクハラ問題につながる。


 さわりたい男に、さわってもらいたい女でこの世は成り立っているのですが、男性は若くてきれいな女性なら誰にでもさわりたいという願望があるのに対し、女性は自分が気に入ったごくごく少数(たいてい一人)の男性にしかさわられたいと思わないのです。このギャップがセクハラ問題をおこすのです。
※ただしイケメンに限る


 では、男性は、女性がさわってほしくない男性からさわられて不快に感じていることがわかっているのでしょうか。
 答は、「わかっていない」です。
 理性ではわかっていても、感覚的にはわかっていないのです。
そう、今やセクハラ問題を知らない男はいないはずなのデス・・・
にも関わらず、セクハラ問題が跡を絶たない理由とは?


 女性の場合は、もしイヤな男性にさわられたら、まるでゴキブリかヘビにでもさわられたようなおぞましさ、身の危険を感じますが、男性は、せいぜいハエが自分の手にとまった程度の不快感しかないのです。だから、セクハラ防止を訴えても、なかなか男性は理解してくれないのです。理性では、不快なんだおるな、とはわかっても、女性の切実さはわからないのです。人は誰でも、自分が経験したことしか理解できないものだからです。そういう意味では仕方ないことです。
「虫ケラの感触などいちいち覚えちゃいない!!」
「お前は今まで触れた蚊の数を覚えているのか?」でも可。
確かに「馴れ馴れしいなこいつ」程度だわ。思い出すことなんて無い。
この辺は、服のゴミも「自分で取ってつかーさい」だから問題無い・・・はず。



第一章 感情を正確に記憶する女性たち

男性の場合は事実を記憶する

 要するに、男性にとって、事実をいい加減に記憶していたのでは、会社をクビになってしまうおそれがあるのです。社会的信用を失うのです。社会とのつながりをもって自分の精神を安定させている男性にとっては、社会の組織(会社などの職場)から放り出されることは深刻な問題なのです。
『事実をいい加減に記憶していたのでは、会社をクビになってしまうおそれがある』
「女だから」に「寄りかかっている馬鹿女」が仕事をすると、真剣に仕事に取り組んでいる女性が1番迷惑を被るわけですネ。
「女性も社会進出できるようにするべき」という主張が、いつの間にか「女性も社会進出しなければならない」になったがために、歪んだ△になっている気がする。



目的があると、女性はよく覚える
 さて男性にとって、脅威に感じる女性の特性の一つに、観察力の細かさと、ものごとをよく覚えている、ということがあります。第一章で、女性は事実をあまり記憶しないと述べましたが、しかし、女性は目的があると、よく観察し、よく記憶します。それ以外のことについては記憶しようともしないのに、目的があると男性以上に記憶するのです。
職場に何しに来てんだksgって話なんスわー。
ただ「8時間いればいいよネー」なんて意識なら帰れ!
・・・ということを、偉い人がバシッと決めてくれりゃあな。
「効率は上げろ」
「だが意識改革はせん」
むーりーだっむーりーだっ無理だ無理だ無理無r



第二章 自分の感情に自信を持っている女性

感情が動かないとものを考えようとしない女性

 女性は、自分自身に支障ない限り(=事故が発生して困ったという感情が発生しない限り)、つまり、自分が目的地に無事に到達できている限り、自分の運転を反省することはありません。「困った」とか「危ない」というように、自分の感情が動かないと、自分の運転を反省しないのです。
「ヒヤリハット」なんて話は右から左なんだろう。
29の事例ですら軽く考えてるからな。
もう「1」が発生していても驚かないよオレは\(^o^)/



第三章 泣くから悲しいのか、悲しいから泣くのか

恐るべし女性の思考

 女性が「それは重要な気がする」と言うことの中に、本当に重要な項目が含まれていることが多いからです。女性の中には、個人的な事情だけで重要だと主張してしまう人もいますが、愛情豊かな世界で生きてきた女性(=人を愛してきた女性)が「重要だ」と言うことには相当の深い意味が込められていると言っていいでしょう。天才的と言っていいほどの蘊蓄があると思って差し支えありません。こうした女性の能力をもっと男性は尊重すべきです。人を愛してきた女性の言葉に、世の政治家たちはもっと耳を傾けるべきでしょう。
でも声がでかいのは攻撃的で『人を愛してきた』とはいいがt



第五章 女性のカンを妨害するもの その②

女性はお見合いをすると疲れる

 女性は感情を記憶するのが得意、ということは、換言すると、女性は過去を引きずりやすい、ということです。女性は、環境への適応力も高く、変わり身も早いのですが、しっかりと過去を引きずるのです。たとえば、過去、出会い系サイトなおで悪い男とセックスをしていると、たとえいい男をつかまえて結婚しても、過去が襲ってきて苦しむことになります。つまり、日常の端々に不信や怒りが顔を出して、必要以上にケンカなどのトラブルが発生して、結婚生活がギクシャクしてくることがあるのです。
一回やらかすと、持ち直しても自滅する率が高いということか・・・
ゴルゴ13でそういう話あったなぁ。「夜から逃げられなかった」云々。




男女の思考の違いについて(基本的に)「そういうもんだ」という諦めを知る本。
逆を理解して消化できるのは、著者が何度も述べる通り確かに「天才」だわ・・・
凡人が正三角形を描くのは無理無駄無謀と思える。
「天才用の可能性を残すだけ」にした方がよっぽど健全じゃないのか、男女共同△社会。

面白い本だけど、拙著推しがちょっとばかりしつこいのが欠点かナ。

偽善入門 浮世をサバイバルする善悪マニュアル 小池龍之介 2008年9月25日 サンガ

2015-05-24 10:41:17 | 心理
<善悪使用上の注意>
◎「悪」は副作用が強いので、お子様は保護者の指導のもと、用量・用法をよく守って服用してください。
欲や怒りの「悪」を一度に多量に服用すると、不眠、頭痛、目まい、胸焼け等を発症する恐れがあります。ないし、長期的な視野で見ると、嫌な人や嫌な出来事を呼び寄せる恐れがあります。
◎「善」は、食前食後を問わず、何錠服用して頂いても結構ですが、偽物にご注意下さい。
近頃は比較的良心的な偽物「偽」から、悪質な偽物「善」まで出回っていますから、僧侶と相談の上、より害の少ない偽物を服用するのが賢明です。
前袖より。
どこかで聞いたことある・・・と思ったら、ちょろちょろテレビ出てた(る?)坊さんなのね。


Ⅰ 道徳の猥褻さ
1 タダ乗り偽善

綺麗な嘘

 このような台詞は世の中に満ち溢れております。どうしてこんなにも道徳を売り物にしたがるのでしょうか。それは、「他人や社会が道徳的に振る舞ってくれたほうが、自分にとって得」という打算がはたらいているからでしょう。これが世間的な生き方であります。
このような台詞→子供に道徳をちゃんと教えなければならない
 従って、他人に対しては「人に親切にしましょう」「見返りを求めぬ愛が大切」などと説く御方に限って、自分自身は心が狭かったり、身近な家族に対して親切でなかったりするものなのです。
ええ、知ってる
 道徳とは一般に「自分が得をするために他人に守らせたいもの」という特徴を帯びるのではないかと推測されます。自分が労力を払うことなく周りの人間に労力を払わせるために、道徳に「タダ乗り」しようとしているのです。結果として、世の中の道徳は「他人に押し付けるもの」「命令的なもの」という特徴を帯びて参ります。
最近有名な道徳の問題というと、「イルカの追い込み漁」の件かな。

そもそも「人間の都合で他の生物を無理矢理生息域から連れて来て管理している水族館(動物園)」そのものがそこにいる生物に「残酷」な施設なのは明らか。
よって「追い込み漁は残酷だから止めるべき」という主張は詭弁でしかない。生物に対して残酷であることを問題であるとするなら、世界中の水族館(動物園)を爆破する方向になるはずなのである。(きりっ)
追い込み漁を批判するなら、「追い込み漁のイルカ」と「他の捕獲法のイルカ」を比較して、「寿命が短い」とか「病気になりやすい」とか、そういう「事実」を持ってくるべき。

ところで、日本はこの先他の方法でイルカを手に入れないとだよねぇ?
でも1番効率良いからこその追い込み漁だったんだろうから、他の方法にしたら当然手に入るイルカの数は減るよねぇ?
そして日本での繁殖が難しいなら、イルカの数を維持するには他国から買うしかないよねぇ?
・・・そういうことなんだろうね、しねばいいのに。



「他人/自分」の優先順位
「他人を変えようとしても無駄である」という定型文はよく耳にされるでしょう。
 これを「タダ乗り欲望に対する怒りの反発」という観点から解釈し直すことができるように思います。
 すなわち、「変えようとしても無駄」と申しますより、「変えようとするとかえって悪化させる」と申したほうがより正確でしょう。
 もしも相手に直してほしいところがありますなら、それを指摘して相手を責めるより、「ここを直してほしくて仕様がない!」と思ってしまう自分の反応パターンが、自らを操っている様子をチェックして、自分の反応パターンを組み替えてみたほうがよろしいのです。
うーん・・・
自身の『イライラしていた不快感』を取り除いたところで、根本的な解決にはなりませんよね?

 自らが穏やかになることができますと、己から発散される心のオーラが気品のある明るいものに変わりますから、相手も今までのようなぞんざいな態度でこちらに接することができなくなるのです。このようにして初めて相手は変わってくれます。
 ただしそれは、こちらが先に心を変化させた後の「おまけ的な副作用」であることを忘れてはなりませんでしょう。
これは親しい人間の「悪い癖を直す」程度の話、だよねぇ・・・。
「気品のある明るい心のオーラ」なんかで「会社の方針」は動かねーからナ。



Ⅱ 偽善を使いこなす
1 偽善グラデーション
偽善果汁パーセント
 第一章では、世の中で知らず知らずのうちにこっそり使われている道徳に関しまして、いかにそれがインチキで悪臭を放ったものであるかということを、さまざまな側面から検討して参りました。
確かに既成概念をぶち壊していくパターンでございました。
 しかしながら、道徳を「インチキなものです」とか「良い子トリックに過ぎない」といったように、「偽善である」と切り捨ててしまうわけには参りません。何故なら、この世の中にはほぼ九九・九九九パーセント、偽善しか存在しないからです。
な、なんd
な・・・ッ、なんだってーッ!
あんたが言うんかいぃぃぃ!!!



「綺麗ごと」は一応綺麗

 なるほど確かに、偽善は「偽」の点にウエイトを置いて「善」と考えてしまいますと、間違ったもの、良くないもの、破壊すべきもの、といったニュアンスを帯びて参ります。しかしながら、ウエイトを置く点を移動させ、偽善の「偽」にアクセントを置くといたしますなら、それはあくまでも善なのです。
※太字は文字の横に点。付け方がわからないので太字で代用。
「一応善だから掲げるだけでも少しは良い影響がある」と続くんだけどさ・・・
偽りありになるくらいなら掲げない方がいいと思ってしまいます・・・ボクの悪い癖。



2 アウトロー気取り

スペシャル感偽造ツール

「自分は社会不適応者だから、皆と上手くやっていくことなんてできない」といったような態度を取りますこと一つ取っても、自ら社会全体とは異なった、適応できない特別な人間として、斜に構えているのです。あるいはもっと積極的に社会や自分が所属してる集団のルールを馬鹿にして、「このかけがえのない僕はルールなんかに縛られないもんね」といったポーズを取るといった方向性もあるでしょう。どちらの方向性であるにせよ、このお手軽な特別感の手に入れ方には人気があります。流行っているのです。そしてまさにそれゆえに、誰もが斜に構えてルールを破る社会になってしまい、ルール破りは残念ながらもはや「特別」ではなくなってしまいました。
/(^o^)\

だがちょっと待ってほしい・・・(参考:小池龍之介-Wikipedia
『破門処分を受け僧籍削除となる』
『自身でお経を唱えず、葬儀・法要にかかわらない異色の僧侶とコメントしている』
あえて言おう、自己紹介乙であると!



脳内ストーリーからのイエデ

 そういった地道な努力を続けて、自分がようやく人並みの真人間になれてきたなあというころに、一人の非常に尊敬すべき仏道の師に出会うことができました。それからようやく生まれて初めて仏道を歩み始めたと申すことができましょう。
 それまで私が抱え、変革しようと自力で悪戦苦闘してきた問題は、仏道の考え方や座禅によってあらかた解決できてしまうことに気づき、大きな感銘を受けたのを覚えています。
「友よ、今こそあのAAを使う時!」
「応ッ!」
( ´_ゝ`)フーン

この本の時点で著者は29歳。『真人間になれてきたなあというころ』って20代ですよね?
ウヌボレンナ、ウヌボレンナ!(ピコピコ)
その後『仏道を歩み始めた』て、当時の嫁に酷いことしてた時期も『ペーパー僧侶でありまして』だし、略歴見る限り仏道に関わる仕事しかしてないですよね?
・・・仏道って、その、楽勝なんスね!

 その道を長らく歩んで参りました結果、昔の自分を知っている人と久しぶりに会いましたなら、「同一人物とはまったく思えない」と皆が驚くほどに穏やかになることができ、味の薄い繊細な幸福感の味わいに満足できる人間になることができました。前に述べましたような最低最悪の状態に陥っておりました私ですら、自分自身のカルマや自分が引き寄せる出来事の流れを完全に変えることができたのですから、こんな最低の人間でも、がんばれば変われるんだという参考資料になるのではないでしょうか。つまり、誰でも、変われます。
・・・
『こんな最低の人間でも』、ね。
『そのような何の役にもたたない振る舞いからはできるだけ早く脱出するのが正しい』って述べた本があったなぁ・・・著者の名前は小池・・・誰だったかなぁ?

『味の薄い繊細な幸福感の味わいに満足できる人間』の主張、なんだか薄くねぇ?
『味の薄い』と『繊細な』を並べるところに違和感を覚えるんだよなー・・・本心では物足りなさを感じてるから『味の薄い』って表現になるんじゃねぇの、これ。



Ⅲ 善悪の威力

1 善/悪/偽善/偽悪の勢力地図を描き直す

フィクションであり実在いたしません

 大きな疑問が生じます。そんな人はこの地球の歴史上、いったいどこに実在したというのでしょう。少なくとも私の二十九年の人生におきましては、そのような「お人好しの鈴木さん」には一度たりとも出会ったためしがありません。もっと申しますなら、四分の一程度にお人好しの鈴木さんにも出会ったことがありません。
「連帯保証人になった挙句殺されても文句を言わない人」は流石に知らないけど、「連帯保証人になったせいで土地を数百坪失い親戚に泣きついて土地を分けてもらった後、こりずにまた連帯保証人になってさらに数百坪失った人」は知ってるよ!

こいつ(土地を失った人のことではない)は何を言ってるんだ状態。
狭い・・・狭すぎる(土地のことではない)。

(著者はフィクションと断じてる)『お人好しのお馬鹿さん』と、『本物の善人』は違うという意見にははげどう。
『揺るがず動じず、品格を伴ってその場その場の事柄に冷静に対処できる人』って素敵やん?
でも『お人好しのお馬鹿さん』はノンフィクションでアリ実在いたします



なるほどなーと思えるところは少なくない、けど・・・
狭い(土地のことではない)。
なんかもう悟っちゃってるぽい雰囲気だけど、早い、早いよ!
その割にブーメランポイントがちらほらだし、ネ。
それから、著者自身が『なんだってー』しすぎ。それは読者がやるんですー!

読んでてイラッとくるのは同族嫌悪かもしれないと読み返しながら思った。
俺がこういうお題で好きなだけ喋る機会があったら、こういう感じで吐き出しそうな気がするんだよな・・・あ、もうここがそうなて・・・
かゆい
うま