ゴブリンスレイヤー3裏表紙より
「ところで、ほら、えと、明後日、収穫祭が、あるじゃないですか――予定、空いてますか?」
「・・・・・・ゴブリン」
「あ、ゴブリン以外です」
秋、辺境の街は収穫祭を間近に控えていた。そんな中、神殿の仕事で忙しそうな女神官、ある出来事で拗ねる妖精弓手、祭の準備に参加する鉱人道士、蜥蜴僧侶と、それぞれの日常を過ごす冒険者たち。そしてゴブリンスレイヤーもまた‶日常〟を過ごしていたのだが・・・・・・。依頼の減るゴブリン退治、現れる三人の来訪者、祭の裏で暗躍する計画とは!?
「素人め、教育してやる」
蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第3弾!
GOORBGOBGGOGOB!!
第1章 『秋に満ちる月』ゴブリンにしてはちょっと上等?
「だが、どうにも気に入らん」
「と言いますと・・・・・・」
「装備が整っている」
どうせ描写すらされないモブ冒険者がやらかしたんでしょ(楽観)
なんにせよ――
ゴブリンスレイヤーが好むのは『夜明け』だが、『真夜中』の有効性は認めている。やることは変わらないんだけどね!
でなくば、なんのための戦術か。
今日はゴブリンスレイヤーと女神官だけみたいですね
――い、今、ほめてくれましたよね!?女神官は褒められて伸びる子
いつもの面子の残り3人は酒場にいました
「そうか。そうか? そうだ。そうだな、ゴブリンゴブリンしか言わないし!」そうだな
他のベテラン冒険者や受付嬢と依頼完了の打ち上げであります
「とまれ小鬼殺し殿には神官殿がついたとなれば・・・・・・まあ、焦る者もおりますかな?」・イケメン
「ライバル、多いもの、ねぇ」
・若い
・銀等級=確かな実力と社会的な信用
・イケメン(大事なことなので
・飲まない打たない買わない
・でも金が無い訳ではない
・他人が避ける仕事を自ら引き受ける
・総じてイケメン
どうなんですかね『焦る者』として数えられている人的には
「ここはじっくり、隙を窺って行きたいかな、と」間に合わなくなってもしらんぞー
「それで、五年・・・・・・でしょ?」
言ってたら奴さんが戻ってきたですぞ
簡単な報告を済ませてまた明日かな?
「ところで、ゴブリンスレイヤーさん」(´・∀・`)ヘー
「なんだ」
「ほら、えと、明後日、収穫祭が、あるじゃないですか」
でっていう
「――――予定、空いてますか?」酒場全体に電撃走る
ざわり、と。空気が変わった。
5年の雌伏を経て
「よ、良ければ、い、一緒に見て回ってもらえません?」言った!
ゴブリンスレイヤーは受付嬢のお誘いを受けました!
なんだおまえまともな人間だったんだな安心し
「お前らはどうする?」ぶんなぐろうぜ
その言葉に頭を抱えたのは、受付嬢ではなかった。
蜥蜴僧侶と鉱人道士フォローgj
牧場へ帰る途中、ゴブリンスレイヤーは牛飼娘と合流しました
「うぇっ!!?」この反応は仕方ないな
収穫祭の日、ゴブリンスレイヤーは午後にお出かけします
「じゃあ、さ。・・・・・・午前、あたしにちょうだいって言っても、良いかな?」予想外の事態でもすぐ立て直し次善の手を放つとはこやつできる
なおゴブリンスレイヤーはこちらのお誘いも受けました!
イケメンは全てを許されるのだGORBGOBGGGOOGBBBB!!!!
間章 「意外と面倒くさかった女の人のお話」面倒くさくない女の人なんてこの世にいるの?
ほら、拗ねないで。
第2章 『前夜祭』牧場主殿は今日もお疲れです
「お前にそんな気がないのは知ってるが・・・・・・。弄ぶような事は、するなよ」
全部ゴブリンが悪いんや
収穫祭は明日、今日は平常運転であります
ゴブリンスレイヤーが諸々の買い出しに武具店へ向かうと、
ある鎧の前で銀等級の女騎士が悩んでいました
「こういう格好をすれば・・・・・・奴の気を引けると、思うか?」貴女疲れてるのよ
「俺にそういう事を聞く時点で、正気を疑われるだろう」
しかしゴブリンスレイヤー
「そもそも奇襲を狙うならば、手を変えるべきだ」まさかのファインプレーでしたとさ
さてお買い物
この小鬼を執拗に狩りたてる若者が好む装備とは、伝説の剣よりこういった類だ。客の好みがわからんようじゃ二流
武具店の次は冒険者ギルドへ
珍しくゴブリン退治は無い模様
――つまりゴブリンどもは、息を潜めているという事だ。今この近隣にはいないという可能性は無いんだなぁ
だってメインMobだもの
その後はギルドの裏手に行って、とある作業
そのうち側で蜥蜴僧侶と鉱人道士が別の作業を始め、
それを見た他の冒険者も集まり――
「ふむ」平和が1番やね
時間が過ぎるのは早いもので暗くなりました
飯も食わずに作業を続けていたとは
「お腹空いてる時に、ゴブリンが来たらどうするの? 戦える?」妖精弓手はゴブリンスレイヤーの操縦が上手くなったようです
「・・・・・・む」
飯食ったあともまだやることがあるらしいゴブリンスレイヤー
外で必要な作業をしていたら『亡者』と間違われて剣を向けられました
「思い込み激しいんだからさ。ボクは止めたよ」剣を向けた奴、止めた奴、事実(キリッ)の3人組
「けれど、怪しかったのは事実」
怪しいと思ったら剣を向けていいとかどこの脳筋ですかと
彼はどっからどう見ても銀等級の戦士ですよ・・・・・・・ですよ?
ゴブリンスレイヤーは大人なので許しますよ
十中八九、他から祭り目当てにきた冒険者であろう。この世には2種類の存在がいる
そしてゴブリンではない。それで十分だ。
ゴブリンと『ゴブリンではない』者だ
楽しいお出かけ(午前編・午後篇)といつものは買って読めGOB
間章 「神さまが新しいお話をつくった時のお話」ま た お ま え か
問題は《真実》の神さまでした。
ちょっとチェーンソーもってこい